2022.10.08-11 九州一周福岡〜大分編【3日目】
行程
福岡
↓<R495>
北九州
↓<R10>
宇佐
↓<R213>
別府
↓<R10>
大分
↓<R197>
佐賀関
↓<R217>
臼杵
3日目:宇佐~国東
宇佐神宮へ
朝6時過ぎに宿をチェックアウトして宇佐神宮方面へ。
ガソリンスタンドの居抜き物件までも唐揚げ専門店。
宇佐神宮に到着。自転車は駐車場ではなく、鳥居の中に駐輪場があるのでそちらへ。
境内も広々としている。歩いてまずは下宮本殿へ。
大分県内各地の酒が奉納されていた。
あちこちで修理中。
下宮本殿。お参りする場所が3か所あり、左から順にお参り。
上宮本殿へ。改修中で仮囲いに完成イメージ図がある。
上宮本殿にお参り。
木々が多く、自然豊かな神社だった。1時間ほど滞在した。
国東市~豊後高田市
国道10号で東へ。少し走ると国道213号との分岐がある。
豊後高田市の看板。
「豊後高田昭和の町」の入口。
ガソリン46円の時代。今だと4倍近い。
ドラえもんのジャイアンリサイタルが開催されていそうな空き地。
昭和の頃のままの商店街を走っていく。
川も波が立っている。この日は風が強かった。
豊後高田~姫島行きフェリー乗り場
トンネル連続区間の始まり。姫島行きフェリー乗り場までは30km。
海のすぐ近くを進む。
細かいアップダウンを繰り返す。
縁結びの神社も気になったが、船に遅れそうだったのでパス。
「トンネルあり」の標識は初めて見かけた。
ここで一旦旧道へ。旧道とは言っても少しトンネルの高さが低いだけで、狭めの2車線幅は確保されている。
現道に戻る。横には素掘りトンネルがあった。
再び旧道へ。
トンネル内部は一部素掘り。
国東市国見町へ。
坂を下って竹田津へ。ここは山口県・徳山へのフェリーがある。
ここは右へ。少し時間に余裕があるので姫島行きフェリーに乗船前に旧道を見に行く。
国道213号、80m先。
姫島
姫島行きフェリー乗り場に到着。11時の便に乗船するのだが、旅行会社の団体旅行客がちょうど運賃の支払いをしていて、乗船できたのは出発ギリギリだった。
いよいよフェリー内へ。
出発してすぐ揺れがひどく、船酔いしそうだったので外に出てみる。強風注意報が出ていて風も強く、荷物が飛ばされそう。199トンの小さな船で激しく揺れる。
姫島が見えてきた。
11時22分に到着。
姫島では小さな島というのもあり、軽自動車のEVレンタカーがある。ゴルフカートと、2人乗りの超小型モビリティが選べる。今回は自転車があるので、それで島を回る。
姫島の北側へ。風がとても強い。
細い道も県道に指定されていた。
姫島村は「ITアイランド」としてIT企業と人材を呼び込むのに力を入れている。IT企業の拠点もある。
姫島北西部の観音崎。ここで道は行き止まりで、昼食休憩。
波が防波堤を乗り越えている。海は大荒れ。
昔は学校があったかのような場所。
離島とは思えない立派な2車線道路。「姫島村 金」という地名。
山口県側がうっすら見える。
島の西側から東側へ走り姫島灯台へ。ここにも観光客が運転する超小型EVが来ていた。やや高い丘の上に灯台があるため眺めがよい。
灯台横にある建物には、灯台の装置が展示されていた。
灯台から港に向かう。稲積姫島港線「ここから」
ここは左に曲がり「ひめしまブルーライン」へ。
クルマエビの養殖場。プロペラで水をかき混ぜている。
大海漁港近くにある「大海のコンボリュートラミナ」。地震の揺れにより変形してできた、と考えられる地層。大分県天然記念物に指定されている。(参考:姫島村HP)
大海漁港にて。
爆風の中進む。10m/sほどの向かい風で平坦でも15km/h以上出ない。
姫島海水浴場にて。
姫島港へ。少し早めについてしまった。
少し時間があったので標識を撮りに行った。小さな離島とは思えないような立派な交差点。交通量は少なく、車はあまり通らない。
姫島を出て九州本土へ。
20分の乗船時間でも船酔いしてしまった。小さい船なので大きく揺れていた。
伊美~国東
再び国道213号を進む。
この辺りは廃トンネルが多い。現道のトンネルの隣にはだいたい残っている。
よく見るとセンターラインも残っている。
素掘りの廃隧道もある。 「浜ノ上隧道」という。閉鎖されており中には入れない。
「藤ノ木トンネル」旧道。入口近くだけレンガで覆われていて、奥は素掘り。似たような作りのトンネルが数か所ある。国東半島の国道213号の廃トンネルめぐりもおすすめ。
国道からは時折海が見える。
トンネルはここで最後。
国東町へ。2006年に国見町、国東町、武蔵町、安岐町の4町が合併し、今は国東市になった。
来浦海水浴場周辺にて。海のすぐ近くを通る。広い歩道は自転車も通れるようになっていて、サイクリングロードになっていた。
富来(とみく)漁港の手前でサイクリングロードは国道から離れる。石川県にも「富来」という地名はあるが、こちらは「とぎ」と読むため読み方が違う。
とてもサイクリングロードとは思えない道幅。これはひどい…
富来漁港にて。夕暮れが近づいてきた。
「マネーき猫公園」小判を持った招き猫の像がある。腹の穴の中に石を入れ、どこに出てくるかで占える。結果は「吉」だった。
旧国東町の中心部へ。
「道の駅くにさき」へ寄り道。ギリギリ開館時間に間に合い、スタンプを押印できた。バイクでツーリング中だという東京から来た夫婦と話をした。
17時55分、もう少しで暗くなる。今日も宿に到着するのに明るいうちに間に合わなかった。
大分空港の前を通過。大分市や別府市からも結構な距離があると実感。一般道だが車間確認の標識があった。
暗い中、海の近くを走るのは少し怖い。波の音が聞こえる。
この日の宿のある地区、国東市安岐(あき)町に到着。
18時40分にチェックイン。宿に到着するまで知らなかったが、2022年10月~2023年2月の国東市宿泊キャンペーンで宿泊料金が割引になり、さらに旅行から帰ってから自宅にお土産を届けてもらえる、というお得な期間だった。
昼頃、姫島にいるときに電話で予約すると、「自転車で旅している最中」ということを話したら宿の人にとても驚かれた。
この日の宿はアパートをそのまま使った宿で、バストイレ別の一般的なワンルームの部屋に宿泊。なぜこのような「アパートをそのまま使った宿」が国東市にあるのか、この時は知らなかった…
近くに喫茶店で夕食。なかなか量が多いが、自転車旅の途中だとちょうどいい。
宿の周りを少し散歩。「軽」の右側だけ。
走行記録
走行距離:103.75km
獲得標高:800m