2022.08.28 東洋町生見〜南国市後免
※2022年9月にTwitterに投稿した内容を加筆修正
東洋町生見〜室戸岬
この日は東洋町から後免駅までの予定。単調な海岸線沿いの国道55号を進む。野根川には旧道の橋もあり、そちらを選択。
このあたりの海沿いは北海道を思い出すくらい集落間の距離も長く、何もない道が続く。早めの補給が重要。
少しだけ旧道(車両通行不可)へ寄り道もしながら、室戸市佐喜浜へ。
佐喜浜〜むろと廃校水族館
変わった形の岩があった。国道55号の室戸市のキロポストイラストは「くじら」だった。
廃校水族館は建物の形が学校そのまま。今回は外観の写真だけ撮り、再び走り始める。また機会があれば来てみたい。
むろと廃校水族館を出たところには駅名標のようなイラストがある。隣の水族館(桂浜水族館は約100km先)が案内されている。
室戸市街への近道は国道55号ではなく、室戸岬を横断する県道。
しばらく走ると大仏があった。「室戸青年大師像」という。
御厨人窟・神明窟
洞窟の中に鳥居がある。海側には遊歩道があり、変わった形の岩の中を歩いていける。室戸岬まではもう少し。
室戸岬周辺。ずっと来てみたかった場所の1つ。大きく突き出した岬とは言っても、宗谷岬のように近くまで主要道路もあり、そこまで最果てに来たとは思えなかった。展望台から景色を眺める。
室戸岬の碑は「大阪旅行クラブ」
上から室戸岬を眺めてみようと、高知県道203号室戸公園線(室戸スカイライン)へ。急斜面に無理やり建設されたような急カーブ・急勾配の連続で自転車で登るのにはかなり厳しい道のり。
室戸岬の丘の上にあった室戸岬灯台と、最御崎寺へ立ち寄る。灯台は恋人の聖地だが、この日はもちろん1人。海がきれいだった。
室戸〜後免
室戸スカイラインのヘアピンカーブを下り国道55号へ。下から見てもなかなか険しい場所に道路がある。
ウミガメが有名なのかバス停もその形。
室戸の海沿いの風景。高知市はまだまだ遠い。海沿いは涼しいのを期待していたが、8月末なので暑さは厳しい。
行こうと思っていたレストランはコロナの臨時休業で行けず、昼から道の駅で買ったうなぎ寿司という豪華な食事になった。「ひがしこうちでGO!GO!!おでかけクーポン」を利用。
吉良川の町並み。台風に備え、石垣に囲まれた家が多い。以前テレビで観てそれから気になっていた地域。
羽根岬周辺。鳥居があった。
あまり突き出ておらず、道路を走っている分には「岬」には見えなかった。
少し寄り道し、国道493号北川奈半利道路の入口を見に行く。ここも「四国8の字ネットワーク」の高速道路には含まれるが、全線開通はいつになるのか。
横に見える橋は土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線のもの。日本国内の地方の在来線にしては珍しく21世紀になってからの開業(2002年)で、高架区間の割合が高い高規格な路線。
「道の駅田野駅屋」で休憩し水を補充。駅舎と道の駅が併設されていて、横にはコンビニもある。
大山岬は国道55号の旧道を走る。旧道とはいえ2車線幅が確保されており、今でも自転車・歩行者は旧道利用が推奨されていた。
旧道沿いに道の駅もあるのだが、2022年8月現在は改装中。四国一周スタンプラリーは別の箇所で押印できる。
伊尾木浪切不動尊
国道の中央に鳥居があり、参道は道路をまたぐ形。珍しい。
高知県安芸市の市街地を進む。観光情報センターで現在閉鎖中の「道の駅大山」のスタンプを押印。安芸市役所は学校のような見た目。
安芸市内にて。台風と津波を防ぐためか、海面から16mの日本一高い防波堤がある。現在、南国安芸道路を建設中。完成予想図もある。
海沿いには自転車道も整備されていて、リカンベントが走っていった。
芸西村を通り香南市へ。並走する自動車専用道路があるため、国道55号は交通量が減る。芸西村までしか使えないクーポンもちょうど村境にあるコンビニで、しっかり使い切ることができた。
「道の駅やす」で休憩。ここで遠くに直角の道路が見えた。可動橋?と思い見に行くことに。
手結港可動橋
直角の道路がちょうど通行可能になる時間に行くことができた。道路に踏切がある。
徐々に暗くなってきた。涼しくなって油断し、水分補給を忘れていて最後の方は脱水症状になりかけていた。気をつけよう…。18時半に後免駅に到着できるよう少し急ぐ。路面電車の線路が見えてきて高知に近づいていることを実感。
後免駅〜松山駅:輪行
後免駅にて今回の旅は終了。2泊3日で香川、徳島、高知を走った。総走行距離は250kmほど。
本来は高知〜松山の移動に鉄道は適していないが、今回使っている切符がJR四国の乗り放題切符だったため特急南風→しおかぜと乗り継いだ。
帰りの特急南風の自由席はほぼ満席。もう暗くなっており、景色は楽しめず。
多度津でわずか3分間のしおかぜへの乗り換えに成功し、22時半松山到着。