2023.04.28-05.07 第3回北海道ツーリング【2日目】
帯広市街
朝7時にライダーハウスPitを出発。ここの宿は帯広の定番ライダーハウスとして旅人の間では有名。北海道旅が始まる。
少し走って昨日も走った帯広の中心市街地へ。
藤丸百貨店はガラスが多用された建物。
2023年閉店、もちろんシャッターは閉まっている。
駐車場への渡り廊下が2つもある。鳥取出身なので米子の高島屋に似ていると感じた。
居酒屋秋田👹
帯広市街地を散策。
バーや居酒屋などたくさんある。飲み屋街が大きいのは同じ北海道の釧路などと似ているようにも感じた。
少し怖い招き猫も発見。
ローマの泉という温泉。古くから営業しているような見た目で気になる…。
ヤドカリの家の前を通過。ここも旅人の間では有名。
帯広~十勝川温泉
十勝川を渡る。河川敷が広々としている。
幕別町に入ると建物も減ってきた。前回の北海道ツーリングでの中断地点・浦幌まで43km。
橋を渡って十勝川温泉へ。
道の駅ガーデンスパ十勝川温泉に到着。ここの道の駅は温泉を併設している。
足湯があったのでそこで休憩。ヌルヌルしていて気持ちいい。
中は木のぬくもりを感じられる内装。
十勝川温泉から新千歳空港方面のバスはここで発券できる。
豆ときなこのソフトクリーム。美味しかった。
訪れた際は気温がそこまで低くなく、走りやすい気温だった。
売店前には牛の形をしたベンチもある。
再び走り始めようとすると自転車に乗った人を発見。帯広在住でこの辺りをサイクリングすることが多いのだとか。北海道に50年住んでいても稚内に行ったことがない、函館は修学旅行で行っただけという話が印象的だった。北海道は広すぎて、ずっと住んでいても回りきれないものなのか…
増毛におすすめの宿がある、と聞いたのでメモ✍「ぼちぼちいこか増毛館」という名前らしい。今度、札幌から稚内にオロロンライン経由で走るときにでも行ってみようと思う。
十勝川温泉~利別
普通の一般道に中央分離帯を設置するのは北海道ならではの風景。
桜並木を走る。満開とはいかなかった。
千代田堰堤に立ち寄る。
この辺りは単調な景色が続き、そして向かい風も強かった。
道道73号を走行。浦幌36km、池田7km。
池田町の利別駅。昔は有人駅だったそうで、カーテンで閉じられているだけで窓口が残っていた。
無人駅ではあるが駅前道路は4車線もある。
利別~池田
利別川を渡って池田町の中心部へ。
街中に40高中が残されているのは驚いた。
昼食は豚の天丼。美味しかったがとても脂っこい料理だった。カロリー高そう…
池田駅にて。
池田町観光オープン式というイベントが開催されていた。長い冬が終わり、観光シーズンがやってきた。町の職員の方に「どちらからですか?」と聞かれた。「愛媛県からです」と答えた。
全国の池田町のイラストが駅前にある。平成の大合併前のもので、現存しない「池田町」のものもある。
徳島県池田町のものも発見。
「とうふつ川」
池田~浦幌
再び帯広浦幌線へ。
豊頃町へ。この辺りはアップダウンも激しく、向かい風で速度が出ない。
豊頃駅周辺に到着。
国道38号に合流する。マリオのイラストのラーメン店があった。
古いレビンを使って交通安全を呼びかけている。ナンバーはじ574、事故なし。
しかし、周りの車は猛スピードで追い抜いていく。
ここで浦幌町に入る。1年前にも来た場所で再訪となる。前回来た際は釧路方面の列車の時刻が迫っており、駅近くのセイコーマートで買い物をしただけで観光できなかった。オートバイの神社として知られている浦幌神社に行くことに決めていた。
この先釧路方面に狭いトンネルがある。今回は通行しない区間。
浦幌のセイコーマートはずいぶんと昔からあるような建物。ここでガラナや補給食のパンを買う。
酒コーナーが充実している。
浦幌神社
前回通り過ぎただけの乳神神社へ。14時時点で予定走行距離は60kmも残っており、時間に余裕はないが立ち寄る。
こちらはオートバイの神社。バイクはこの「浦幌神社参拝記念」の看板と並べられるが、使っている自転車はスタンドがないため並べて撮れない。
無事かえる祈願のシールを見ていると北海道内だけではなく、全国から来ているようだ。愛媛もある。
次は乳神神社へ。こぶ状の乳石は、大正時代から信仰されるようになったもの。子守、安産などで知られている。元々は町内の別の場所にあったようだ。
説明の看板もあり。
ここには変わったおみくじがある。「やるなら今じゃがみくじ」という名称で、じゃがいもを模したもののの中に普通のおみくじが挟まれている。
そのじゃがいもを掘り起こしておみくじを取り出す。
神社境内は桜と鯉のぼりが同時に見られる。
浦幌の市街地より高い位置に神社があり、市街地を見渡せる。昨年も来たのでまるで帰ってきたかのような気分だった。
神社を出発。
JR浦幌駅
JR浦幌駅へ。
浦幌駅に到着。昨年も同じ位置で写真を撮影したが、今年はたまたま地元の人がいたので撮ってもらえた。ここから北海道一周浦幌〜函館編をスタート!
北海道一周、完結はいつになるのだろうか。
浦幌~大樹町晩成
ここから宿のある大樹町までは概ね追い風が続く。
少しだけ国道38号を走って帯広方面へ向かい、途中から道道に分岐する。
道道1038号直別共栄線へ。いきなり4桁の道道が現れ、北海道に来たという実感。
民家もなく、周りは農地や森林ばかり。似たような景色がしばらく続く。
十勝太遺跡展望台で休憩。前回もここには立ち寄っている。
ボウリングのピンが1つだけ置かれている。ここが海に一番近い道路となる。国道336号浦幌道路という名称だが、バイパスというわけではなく、この道路は支線である。
国道336号を西へ西へ進んでいく。周りには何もないのだが自転車のマークがあり、なぜだろうと調べてみた。「トカプチ400」という一周400kmのモデルコースの一部のようだ。
ラッコ橋🦦
十勝河口橋は1992年開通なのだが、この橋ができるまでは渡船で向こう側に渡っていた。その当時の様子が気になり、当時の渡船場は残っていないかと調べたがここから4kmも離れているとのことだったので立ち寄るのは断念。
ここで豊頃町へ。
景色があまり変わらないがアップダウンが激しくなってきた。浦河108km広尾53km。
国道から分岐するのは豊頃駅方面の道。何もない場所に2車線の道路が延々と続く風景にも慣れてきた。
国道336号のシールが貼ってあった。
本日宿泊予定の宿がある大樹町へ。ロケットの町として知られている。
小さな集落が見えてきた。ここは「生花」という名前の地区。
ここから道道881号で宿へ。18時を過ぎて少し暗くなってきたような…。
早速道を間違えて未舗装路に突っ込んでしまった。引き返して道道へ。
晩成まで5km。
牛横断注意、の標識が出てきた。
牧場のある地区を抜け、草原の中を走っていく。少し視界が悪くなってきた。
宿に向かって右折。晩成温泉も行きたかったのだが、時間の関係から宿に真っ直ぐ向かう。
とほ宿「セキレイ舘」
宿についてすぐ、19時に夕食。とても美味しい食事だった。他に宿泊している人が1人いた。神奈川県からロードスターで走ってきたようだ。話していて楽しかった。
食後の飲み会では愛媛から持ってきたお土産を配った。みかんの形をした餅。ヘタも砂糖でできていて、食べることができる。好評だった。
旅の話でとても盛り上がった。
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