1/1イングラムが立ったと聞いて、ジュラシック・パークに思いを馳せる連想ゲーム

※おぼろげな記憶で書いております。正確な情報でない可能性に留意ください。

なんか町田で1/1イングラムが立ったらしい

で、見てみると運搬車両がベンツだった。おそらくダイムラー・ベンツかなにかだと思われる。車には暗いのでなんとなく
ベンツのトラック等の「働くクルマ」系で言うと筆者はいつも「ジュラシック・パーク」を思い出す。
作中何度も登場し、数々の名シーンに登場する。特にバックが2速あるのが印象的だ
 93年に放映された「ジュラシックパーク」は恐竜がフルCGで描かれた画期的な映画で「ジュラシックパーク以前」と「以後」と語られるほどにVFXに革命を起こしたが、実際にはアニマトロニクスをかなり多用しており、有名なトリケラトプスのシーンなどは、言われて見ればロボットであることが分かる
 そもそも、当時のCG技術では1秒描くにも相当な費用と時間を要し全てをCGで描くことがかなり無理があったのは事実なようだ。
 特に明るい日の下で生物を描く事は近年まで難しかったらしく、「夜」や「雨」のような生物がはっきり見えない状況でしか使えなかったらしい
 しかしそこはスピルバーグ「夜の雨」というVFXに必須な環境を見事に「迫りくる恐竜の恐怖」の演出にうまく織り込んでしまっている。
 未だに一見の価値が「ジュラシックパーク」にはあると思うが、そのジュラシックパークに真正面から挑戦している作品が庵野秀明監督の「シン・ゴジラ」である。日中の河川敷に巨大生物がドドーン!圧巻である。
 ちなみに当時スピルバーグは本来別の作品のオファーを受けるはずだった、しかもそこそこ乗り気だったらしいのだが、話を持ちかけた作者が「実はこんな恐竜の話も書いてる」と話題に出してしまったが最後、そっちの方に興味が移ってしまい本来受けるはずだった作品から降りてしまったと言うエピソードがある。その本来受けるはずだった作品というのが、実に15シーズンも続くことになり現代医療ドラマの金字塔とも言える「ER緊急救命室」である。そして同時期に制作されていたのがいつも主人公が疲れていることで有名な「Xファイル」である。これらの作品が日本でも人気になったお陰で、のちに「24 -トゥエンティーフォー-」や「LOST」などの所謂海外ドラマブームのきっかけになったのではないか?と思われる。
 パソコンというものが一般的になったのは2年後の1995年発売のWindows'95の登場まで待たないと行けないので、ジュラシックパークのCGはやっぱ半端ないなぁと思ったりするわけだが、95年に「CG」と「映画」で忘れていけないのが「攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL」この作品はのちの「マトリックス」などにも多大な影響を与えているが、時期を考えれば間違えなくフルセル画作品のはずである。
 え?あの映像がCGじゃなくて全部手書きなんですか?ウソでしょ?と毎回思うが、奇しくも同じ年のしかも「攻殻機動隊」公開の4日後に世界初のフルCG長編アニメーションが公開されるのも数奇なものを感じる。その作品のタイトルは「トイ・ストーリー」である


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