展示会で「自分が本当は何を視ているのか」知ってますか?
先日、シリアルキラー展に行ってきました。
自己紹介遅れてすみません。
初めまして、はにさぼです。
まさかの初投稿がこんな危ないテーマになるなんて(笑)
「殺人鬼に憧れてます!」ってわけではありません!
安心してください!
ただなんとなく、こういう不穏でサイコなものには触れたくなる質です。
「友人も気になるって言ってたし、せっかくの機会だから誘って行ってみよー🙌」
と、引きこもりの私が珍しく重い腰を上げたらですね……。
“なんとなく興味がある”
この、自分でも曖昧だった感覚が整理できた気がしたので、綴ってみます。
【環境は人を善人にも悪人にもする】
環境は人の心に影響を与える。
何を当たり前のことを!?
私もそう思います。
ただ、これまでの学びを通して自分なりに腹落ちしたんです。
シリアルキラーたちの中には、家庭内暴力とともに育ってきた人が少なくありません。
‘’親はアルコール依存症‘’との説明書きも、何度見たことか……。
子は親を選べない。
その事実が、後の人格形成に影響を与えているのだと、生い立ちから収監までを読めば推測できます。
なんというか、明らかに幸せな人生を歩めるようなスタートではない。
今風に例えるなら“親ガチャ失敗”。
彼らは、自分の力では抗えない劣悪な環境で育った。
かつ、年代的に戦前戦後のアメリカに生まれた人も多い。
負の空気をまとった社会の中、殺人を犯す人生を迎える。
生まれた家庭が違っていたら、
生まれた時代が違っていたら、
善人として歩む道もあったのかもしれない。
想像せずにはいられません。
と、ここまで思いを馳せて気づきました。
「私は展示会の何を観に来たんだ?」
グロテスクな殺人描写?
彼らの描いたアート作品?
いや違うな。
「私は、彼らの生きた背景に興味があったんだ」
【抗えない事象に人々はどう生きるのか】
先述しましたが、私は不穏でサイコなものに惹かれる質です。
他にも、戦争関係のものやディストピア作品なども好んで調べます。
これまでは漠然と『不穏なものや暗いものに興味がある』と思っていました。
それも間違いではないのでしょうが、本質はそこではない。
これが、より正確な自己分析だと。
きっかけはシリアルキラー展でしたが、思い返してみて納得しました。
例えば戦争関係。
戦争ものといえば戦闘機や戦艦、地上戦での血肉飛び散るアクションなどを想像しがちですが、私は強制収容所での暮らしを描いた『夜と霧』や『風立ちぬ』に心を打たれたタイプです。
資料館では、実際に使われた爆弾や被害の惨状よりも、配給生活や統治下での暮らしなどを読み込むタイプ。
家族に宛てた手紙なんてものは、かなり心にきます。
『個人では抗えない暗い社会的事象』にはいろいろあるはずで、その最たる例が『戦争』なのかもしれません。
他にも
これらの作品も好きです。
その他アニメもいろいろ好きなのですが、割愛。またの機会にお話します!
【自分が本当は何を視ているのか】
つい夢中になって好きなものたちを語ってしまいましたが。
そう、思い返してみても「なるほど……」と察したんです。
何気なく足を運んだシリアルキラー展で、まさかここまで自己分析が捗るとはビックリ。
自分の好きなものたちの点と点が繋がった感覚に、ちょっと感動したくらいです(笑)
展示会では、
「自分が本当は何に注目してそれを視ているのか」
向き合ってみると、これからも面白い気付きがあるかもなぁと。
内向タイプの私なりの楽しみ方を発見しました。
noteの使い方不慣れですみません、
ここまで読んでくださりありがとうございます!
では、またね👋
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