中森明菜のインパクト
NHKオンデマンドで、たまたま、中森明菜のEAST LIVEを観て、衝撃を受けた。まさに、心技体が最高潮の1989年の4月のステージで、その感情移入とキレのある振り、バックバンドの演奏と全てが一つになっている。この年齢(23歳)で歌える歌ばかりではない。
それまで中森明菜に全く興味がなかった、むしろ、ツッパリイメージがあって嫌いだったが、見方が一変した。
「松田聖子と中森明菜」という文庫本が出ていたので、それを読み始めたのだが、「山口百恵・赤と青とイミテーションゴールドと」という前著があることを知り、まず、それから読むことにした。
併せて、中森明菜、松田聖子、山口百恵のアルバムも揃えて聴いたことは言うまでもない。
おそらく、これまでの歌手の中で、一曲一曲、感情の入れ方を変えて歌うことができたのは、中森明菜だけではないだろうか。
おかげで昭和のアイドル歌手と芸能、音楽業界にかなり詳しくなった。
人生どう転ぶかわからない。
※画像は、中森明菜イーストライブ・インデックス23(DVD)より撮影