謝罪の言葉って。②
こんにちは。
藤朱里です。
前回「謝罪の言葉って。①」の続き、後半の記事を書いていきますね。
①をまだ読まれていない方は、先にこちらからお読み下さい。
「謝罪の言葉って。①」:https://note.com/fuji_akari/n/n0122cb8393a3
過去の謝り癖が染み付いていた私。
そんなある日、ふと思ったのです。
軽度のケースで最上級の「大変申し訳ございません」を使ってしまっていいものか?って。例えばですよ、①軽度のケースと②重度のケースがあったとします。
①軽度のケース(今回の若手社員さんのような)
普段のやり取りの中で、ちょっとした言葉遣いを少し間違えてしまった。
②重度のケース
超大型案件で責任重大な仕事を任されている中、トラブルがあり顧客データが漏れてしまった。
極端ですが、この2つのケースがあったらどうでしょう?
①でも②でも同じ「大変申し訳ございません」を使いますか?(まぁ、②の場合はもはや大変申し訳ございませんどころじゃありませんが、極端な例です!笑)
謝罪の言葉を使い分けるのであれば、①は「すみません」や「申し訳ございません」にして、②は「大変申し訳ございません」にしようと思ったのです。その方がきちんと使い分けできていて適していると思いませんか?
だって、普段から大したことないことに「大変申し訳ございません」を何度も使っていたらオオカミ少年みたいなものですからね。いざ大きな問題が起きた時「いつも使ってる言葉じゃん!本当に思ってるの!?」って。
こんなこと思う方はそういないかとは思いますが、謝り癖が付いていた時の私はこじれていて人に悪く思われるだろうって思ってしまっていたので、こう思ってしまうわけですよね。。。
しかしながら、この考えのお陰ですごく謝ることが減ったのと、普段から思い悩んでいたのに思い悩むことが減ったので、とても軽やかになり、社内でも社外でもプライベートでも物事や人間関係が上手く行きやすくなったんです。
謝ることが減ると、こんなに軽やかで生きやすいんだ!って。
ただ、問題は謝罪の言葉が「ごめんなさい」「すみません」「申し訳ございません」「大変申し訳ございません」の4つしかないということです。(ビジネスの場合は「ごめんなさい」を除く3つ。)
そこで、私が日常的に使っている具体例を少しご紹介しますね。
「もう使ってるよ!」という方もいらっしゃるかと思いますが、使っていない方のためにご紹介させて下さいね。
まず、今回このテーマを思い出させてくれた若手社員の子へ参考例として送ったメール文章例と解説です。
※正解はありません。あくまで私の個人的意見と参考例として。
・・・「『大変申し訳ございません』使ってるじゃん!!」って思いました?笑
ここも大事なポイントです。
なんでもかんでも謝らなくていい、使い分けるのがいいのではなくて、それぞれの状況があると思うので、その時々のケースを考慮して使い分けましょう。
Point.1
今回は若手社員さんは社長の目もあり、立場的に若手で尚且つ相手から少し「この人軽く思っていない?」と感じられやすい子というのもあったので、あえて「大変」を付けていますが、私が同じ状況であれば「大変」は入れません。または「失礼致しました」にします。※下記詳細あり
Point.2
軽度のケースなので長々した謝罪文にはしない。短くてあっさりしていますよね?謝罪の言葉だけではなく、文章量や表現も使い分けるといいと思います。
Point.3
謝罪はしているが、自分のミスに対しては気持ち的には軽度謝罪。少しわかりにくいかもしれませんが、↑例の謝罪の的は「お相手に不快な思いをさせたことに対して」に向けており、自分のタイプミスに対しては「申し訳ないと思っているが軽度の謝罪」という気持ちが隠れています。
ここが自分に対して与える気負わない影響が大きいポイントです。
なんか、ひねくれている様に見えるかもしれませんが笑、きちんと相手に対しての謝罪の気持ちがあれば伝わりますので、失礼がない程度に思いを込めつつ、自分にも優しく、言葉選びができるといいですね!
あとは、私がよく使うのは「失礼しました」です。
これは結構使えます!つい「すみません」「申し訳ございません」って言ってしまいがちなケースの半分以上がこれで代用できるかと思います。「本当に謝る必要ある?」って質問を自分に投げかけてみて下さい。「重度のこと考えたら…重度のこと考えなくても、謝るほどじゃないか?!」って意外とあります。そんな時はすべて「失礼しました」「失礼致しました」に置き換えちゃいましょう!
「失礼しました」の他に、近いニュアンスで、しかもやんわり気を外らせる感じの表現は「恐れ入ります」です。謝っていないけど、気持ちは伝わりますよね?なのでOK!OK!笑
※世の中には「大変申し訳ございません」を求めるパワハラっぽい方もいたり、色々な方がいらっしゃるので、ご自身のケースに適している使い方を是非模索してみて下さい。
会話だと気を付けていてもつい「申し訳ございません」って言ってしまうかと思います。メールであれば考える時間もあると思うのでメールから使い慣れていくのもおすすめです。
「本当にこんなので気持ちが軽くなるの〜?」と思うかもしれませんが、普段から謝ってばかりいる人程、できたときの効果は絶大です!
是非、使い慣れてみなさんにも体感してもらいたいです。
ここまで読んで下さり、ありがとうございます。
本日はこの辺りで。
また次回お愛しましょう、ごきげんよう。
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