自腹を切るのがイヤだった理由

義姉の羽子板を人形供養に出したら
なんだか気持ちがスッキリしたわたし。

な~んだ、最初からこうすればよかったんだ、と
思いました。

自腹を払うがイヤだ、と思った理由も、
考えてみれば、義父が亡くなった時にも
同じようなことがあったからだ、と気づきました。

義父の不用品を片づける時、
義母はいっさい何もしませんでした。
わたしが粗大ごみ料金を払って、処分しました。

中には、壊れた扇風機もあったのですが、これは、
義父が他所からもらってきたもの。

なんで、使えんもんをもらってくるんやろ、
こっちがお金を出して処分せなあかんのに、
と思ったものです。

それに、義父が亡くなったとき、大量の鉄くずが
あったんですよね。
これも、我が家から出たゴミもあるのですが、
大半は、義父が他所からもらってきたもの。

畑を処分した、と聞いては、そこで使っていた
鉄の棒をもらってきたり、また、ある時は、
建築現場からいらなくなったモノを、何かに使えるかもと
思って持って帰ってきたりしていました。

大量の鉄くずは、あっても邪魔になるだけだったので、
わたしと長男で、軽トラに乗せ、売りに行ったのですが、
その売り上げ金を、何もしていない義母は、半分取っていきました。


私たちが頑張って処分したお金を、なぜ、義母は取っていくのか。
当時はなんで?と思ったものです。

まあ、そんな経緯があったので、
わたしはお金を出すことに抵抗があったのです。







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