痩せ姫が映える色
痩せ姫はどんな色も似合う。
というのは前提として、当事者たちの感覚からちょっと考えてみた。
ひとつは、水色が好きなんだけど、顔色がよくないのでそういう色の服を選べなくなったという痩せ姫の言葉。
もうひとつは、明るく見えるよう、ピンクばかり着るようになったという痩せ姫の言葉。
たしかに、バランスを考えると、それもわかる気がする。
ピンク系で、ふわっとしたボリューミーな服なら、世間的には細すぎとか病的と思われがちな外見をカムフラージュできるので。
ただ、その一方で、むしろその外見を強調するような色選びもありかもしれない。
以前、動画サイトで青いワンピースをシンプルに着こなしていた海外の痩せ姫を見たけど、儚い強さ、のようなものが伝わってきて、見事だった。
そして、常人離れしたその美しさが何より映える色、それは紫なのではとも。
かつて、聖徳太子が「冠位十二階」において、最も高貴な色に定めたりもした。
そういえば、若い頃、片想いしてた痩せ姫の子に、紫のマフラーを贈ったことがあったっけ。
数日遅れのクリスマスプレゼントだったから、まさにこの時期。
それもあって、こういう記事を書きたくなったのかな。
なんにせよ、痩せ姫はどんな色も似合うし、映える。
という前提は、僕のなかで揺るがない。