2024/11/2 新木場1stRing ChocoPro405 Rising Tension 観戦記
初めに
新木場到着前に「観戦前に」という記事をアップさせていただきました。
そっちを事前に読んでもらった方が心の準備ができるのではないかと思います。
今回の大会名は「Rising Tension」
さくらえみさんの説明を自分が理解したところによると、
紐を両脇から引っ張って、はじける直前の張り詰めたヒリヒリした緊張感とのこと。
ライジングなテンションを期待して、スタート!
今回は試合動画が後日配信なので、リンクは無しです。
また、今回、赤コーナー辺りにいた都合、試合の全体像がまだよくわかっていないので、
相変わらず自分から見えたことだけを書いていきます。
記憶違いとか会ったらすみません。
・りりりんGO!
駿河メイさんが事前にXにて告知していたように、ハロウィン衣装で登場!
が、メイさん以外は今年のハロウィンじゃない?
駿河メイ=魔法使い
小石川チエ=シスター
四ツ葉ミヤ=巫女
うーん?RPGでこのパーティーだったら前衛がいない偏った編成だなぁ…
いや、でも全員サブジョブで格闘家持ちってことで良いのかなぁ?
等、どうでも良いことを考える。
他の人はそんなこと考えていないと思うが、何となく会場のテンションが低い気がした。
第一試合 広海カホ vs 夏実モチ
カホちゃんがシングルはこなれてきたのかなぁ?と思っていたのですが、
モチさんに物販で聞いたところ、今日は少し緊張していたとの事でした。
そうなだったのか?と思い、写真を見返してみると、
確かに少し緊張していそうな写真があった。
チョコプローと叫びながらする体当たりは、
立っている状態で横に飛んでいると思っていたが、
体は結構斜めになって飛んで行っていた。
結構体重かかっている技なんだなぁ。
そして、またギロチンドロップで終了。
かほちゃんと言えばの逆伝統芸になってきた?
かほちゃん以外の小学生レスラーを見たことがないので、
どう語っていいのかいまだに困っているw
第二試合 高梨将司 & 瀬戸ノノカ & 奏衣エリー vs 趙雲子龍 & 鈴木心 & 谷綿ヒヨリ
この試合は事前記事でも書いた通り、どうしてもひよりさん視点で見てしまう。
最初、ヒヨリ vs ノノカのドウキーズ対決だが、腕の取り合いが、切り返し早くてテンポよく、
あれ?なんかすごい巧くなってる?と感じました。
ただ、当然と言えば当然なんですが、高梨さんが全体をうまくリードしており、
そこにシン・ドラゴンがうまく連携などを見せているように思いました。
その流れの中でヒヨリちゃんは少し入っていくタイミングを戸惑ったり、
心さんがリング外に行ってしまって焦ったりと、
ここどうすればいいのか?みたいな、経験不足の部分にも目が行ってしまった。
ノノカ、エリーさんに関しては見せ場はあったんですが、コーナーが逆のため、そのほかの細かい詳細はわかりませんでした。
全体的な印象としては、高梨さんのコントロール内で試合が終わってしまった感じがするので、「なにか」が起きてほしかったかなぁ?
ここでは、ドウキーズの関係性も試合前後であまり変化が見られず、Not Rising Tensionな印象でした。
第三試合 バリアン・アッキ vs ガイア・ホックス
入場時、アッキは復帰戦のためか非常にうれしそう。
ガイアさんは、下調べしていなかったのですが、コーンバーを持ちながらの入場だったので、
おラフなお試合をされる方なのかなぁ?と思っていたら、そんなことは全くなかったw
そして、ガイアさん、髪濡れすぎw
開場では少女の「アッキ!」の声が飛ぶなか、ガイアさんの執拗な膝責めでアッキがそうそうにがたが来てしまう。
相手の流れのある攻撃をパワーで跳ね返すシーンが何度も見られ、気持ちは伝わってくるが、
いかんせん防衛一方で決定打を打てない。
結局空を飛べないまま、押されきって試合終了。
悔しさをあらわにするアッキを見ていて心が痛む。
第四試合 小石川チエ & 帯広さやか & 新納刃 vs 桐原季子 & アントーニオホンダ & サワディー仮面
4649コマネチーズ最後の試合という事だが、サワディーも七色のアフロ仕様でコマネチーズに寄せていくw
しかし、ポップコーンタルトが入場すると、チエさんが刃さんの周りをぴょんぴょん飛び跳ねて気持ちを表現する。
それを見ているだけでこっちもうれしくなってきてしまい、小石川チエという人の人間力、表現力に太刀打ちできないw
刃さんは、もっとクールで怖い人なのかと思っていたが、復帰がうれしいのか、うれしそうに見える。
試合開始時、刃さんとサワディー仮面がロックアップした瞬間、
刃さんが一瞬だけ笑顔を見せたのが、すごく胸に来るものがあった。
刃さんは試合中もチエさんの「ハッハッハッハッ!」の時もコーナーポスト叩いて盛り上げてたし、
怖い人じゃないのかも?と思えてきた。
プロレスをする喜び。タッグパートナーが復帰する喜び。一緒に戦える喜び。
それが試合全体から伝わってきて、すごく幸せな試合だった。
この試合、大会前のチエさんからのクイズで、
衣装の新パーツ投入するけど、どこでしょう!?というのがあったのだが、
自分的には、肩、腕、腰、足に、濃紺のパーツが4つあると思っていたが、
正解は腕と足だけでした。
肩と腰はもともとあったやつらしい…
初心者には難しかった…
第五試合 セミファイナル 沙也加 vs 真琴
ChocoPro404 ハロウィンランブルでポトレを書いてもらっているとき、
昔から真琴さんのファンで、オタクという共通事項もあり、チケットを真琴さんから買うほどのファンだった。
沙也加さんは普段緊張することはないが、真琴さんとの試合だけは緊張した。
本当はタッグを組んでみたい…
との話を聞いていたので、最初から沙也加さん緊張してるのかな?という目で見てしまう。
自分、真琴姫さんのご親戚の方は初見でしたので、
そのプレイスタイルの優雅さに目を奪われましたw
動作の一つ一つに気を配っていて、
駿河メイがすべての動きを大きく見せる!ことを常に意識しているのと同じ、
すべての動作が美しくなるように気を配っているのが凄くてビビる。
こういう事をするのって、パッシブスキルのように見えるけど、常にMP消費するみたいな動作だと思うので、
本当にすごいと思う。
そして、やりすぎない程度にヒールでもあって、すごくバランスが良いレスラーだと思いました。
やはり経験値というのはすごく大事だなぁ。と思いました。
中盤ぐらいまでは真琴さん有利に見えていたけれど、終盤、沙也加さんの踏ん張りがすごくて、
真琴さんもうれしそうな表情を見せる。
再びのロールケーキ二回転も惜しかった。
真琴さんも顔面へのキック連発していて、ヒリヒリする。
はっ!
Rising Tension!
ここまであんまりヒリヒリする感じにならなかったので、忘れていた大会名を思い出す。
真琴さんのフォールも1で返す。
気持ちあふれる沙也加さん。
何度もフォールを返す姿に頑張れ!頑張れ!と応援する。
結局タップしたが、プロレスって勝ち負けだけじゃないという事がよーくわかる試合だった。
出し切った!と思える良い試合で泣きそうになる。
動画で見ていた後楽園前の沙也加さんと、実際に見る後楽園以降の沙也加さんは明らかに違う気がする。
何かが変わったのかとも思うが、以前の沙也加さんを知らないのでわからない。
体重が減ったのだけは知っている…
第六試合 メインイベント 駿河メイ & 四ツ葉ミヤ "ラッキーメイカーズ" vs 瑞希 & SAKI"2人はウサポポ Maxheart♡"
大会前の記事で詳しく書いたので、そっちを見てほしいが、
この試合は、大会前のメイさんのXへのポストに対して、SAKIさんが返したことで、因縁めいていた。
正直、自分はメイさんのポストの意味もよくわからなかったし、SAKIさんが何に切れているのか?もよくわからなかった。
何となくすれ違いな気もしていた。
入場から、明らかにぶっきらぼうなSAKIさん。
いつもニコニコして愛嬌を振る舞うのに、わざと感情を押し殺しているように見える。
試合中もSAKIさんの表情ばかりに目が行く。
ミヤvs瑞希の間もずっと、冷めた目で見ている。
その表情から、
「そんなもんで瑞希に勝てるのか?」
「チョコプロのエースはそんなもんなのか?」
怒られそうだが、勝手に心の中を想像する。
そして、かなり序盤で、
「ハートが見えた♡」を阻止する駿河メイ。
そこで、SAKIさんの気持ちは完全に固まった気がする。
我闘雲舞という団体が今までやってきて、
たくさんのファンが支えてきたのだろう。
入ってくるファンも、出ていくファンもたくさんいたことだろう。
そのファンが愛した、ウサポポ。
そのウサポポの代表技。
それを阻止するというのは、確かに今までの歴史の否定に見えた。
我闘雲舞の、ウサポポの歴史を全く知らない自分だが、
この三か月でウサポポがどれだけ愛されているのかは伝わってきた。
一番高い、正面席を買って、ハートを見ようとしていたファンがいるだろう。
お金がない中、節約して大会に来て、ハートが見たかったファンもいるだろう。
その人たちの思いをつぶして、この試合で代わりに何か新しい希望を見せられたのだろうか?
疑問しか残らない。
自分のような素人には試合運びの良し悪しはわからない。
ただ、誰も楽しくなさそうな、そんな試合に見えた。
試合終了後もさっさとリングを後にするSAKIさんと、それを追っていく瑞希さん。
退場前にウサポポを見せて最低限の仕事をした。
Rising Tension?
もう、切れてしまっている気がした。
いち好き
しばらく、リング上で倒れるミヤさんと、コーナーに寄りかかるメイさん。
そして、リング脇のノノカさん。
誰も何も動かない。
なんの展開もなくジリジリとした時間が少し続く。
その空気を打ち破るいち好き。
試合後にはさくらさんのよく言う、「チョコプロは残酷よー」という言葉が頭をよぎったが、
こうして文章にしてみると、いち好きがかからなかったら、何の展開もなかったようにも思うので、
今回はいち好きに助けられたのかもしれない。
メインイベント直後の空気感からか、会場もいち好きに乗り切れない。
リング上にみんなが乗っても、会場の空気が少し重苦しく感じる。
そんな中、高梨さんから次回のリング大会の日程発表。
11/30 新木場。
そこでマイクを握る沙也加さん。
一年前の試合終了後「頑張ったね」と言われ、
今日の試合終了後「強くなったね」と言われたという良い話。
かと思いきや、
「嘘言わないでください!」
で、会場に笑いがこぼれる。
メイン終了後続いていた重苦しい雰囲気がここでやっと断ち切れた気がした。
そして、11/30に真琴さんとタッグを組んでの「アジアドリームタッグ」ベルトへの挑戦決定!
事前に真琴さんと組みたいんだと聞いていた自分は、一人だけテンション上がっていたかもしれないw
ただ、そんなやり取りの裏で、
リング上に全員集まってからずっと、
ミヤさんがSAKIさんをにらみつけるというか、
何かを言ってほしそうなというか、
そんな目線をSAKIさんに送っていた。
それをガン無視するSAKIさんを見て、
あぁ、心がヒリヒリするぅ!
と思って、目線をそらすと、
新納さんと嬉しそうに話し続けるチエさんが目に入り、
あぁ、癒されるぅ!
と思って、視線を戻すと、
というのを何回か繰り返して、
サウナ水風呂サウナ水風呂サウナ水風呂
のような感じで、
ミヤチエミヤチエミヤチエ
で、心を整えようとしたけれど、全然整わず。
で、ミヤさんがその後マイクを取ったが、何が言いたいのかよくわからなかったが、
SAKIさんが、言葉を慎重に選びながら、言い聞かせるように一か月後の再戦を承諾。
思えば、ミヤさんは誰とでも再戦再戦と言っていた気がする。
それを期限を切って受けたSAKIさんの意図は何だろうか?
一か月で肉体的に強くなることなんかできない。
じゃぁ、心必殺技でも覚えるか?
SAKIさんは何を求めて再戦を受けたのだろう?
その答えをミヤさんは出せるのか?
これは、紐が切れてしまったと思っていたけど、一本だけまだ残ってRising Tensionを保っていたのだろうか?
この心もとない一本のテンションが切れてしまわないことを願っている。
最後に、駿河メイのマイクパフォーマンス。
桐原さんへのベルト挑戦逆指名。
11/4にスーパーアジア選手権が決定。
今日のメイさんの試合はチャンピオンの戦いだっただろうか?
この試合の後にタイトル戦をやることに不安しかない。
言い方が悪いかもしれないが、格下の相手を逆指名しての。
これからどうなる?
そんな不安の残る大会でした。