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2024/10/28 初心者の『さくらえみ』に対する考察
最初に
自分が『さくらえみ』という人を知ったのは、
我闘雲舞というプロレス団体を紹介されて見てみてからです。
2024年7月~2024年10月
なので、4か月に満たない期間しか知りません。
その短い期間で感じたことを書いておきたいと思い、書いてみます。
最初の印象
最初に『さくらえみ』さんを知ったのは、7月のChocoProの試合動画かなにかで、
高梨さんが読み上げている手紙だったと思う。
突然、アメリカから手紙が来ていろいろと偉そうに指示している!
と思って、割とネガティブなイメージを持ったのを覚えている。
その後、
7/31 新木場大会の動画で動いている『さくらえみ』を初めて見た気がする。
この試合は、全然わかっていないで見たこともあり、
メインがタイトルマッチなのもわからなかったし、
なんならベルトがシングル、タッグで二種類ある事も知らなかったし、
100均もウサポポも知らなかったし、
ChocoProが楽しいのか?もわかっていなかった。
そんな中、印象に残ったのはSAKIさんだっただけに、
『さくらえみ』さんは太くて動きが…という印象だった気がする。
特に、『さくらえみ』式渦飴?は、何をしているのかわからなかったが、
自分の中では鈍重な印象を決定づけてしまったように思う。
代表としての『さくらえみ』
その後、しばらく見ていると、『さくらえみ』のレスラーではなく、人間の部分が見えてくるようになった。
良く言えば、
様々なアイディアが浮かんできて、それを実行に移す行動力を持った起業家。
悪く言えば、
思い付きで行動を起こして、周りを振り回すワンマン社長。
他の記事でも書いたかもしれないが、
我闘雲舞の後楽園大会を見に行こうか悩んでいた時、
8年ぶりの後楽園大会という大会を、記念大会として実行するのか?
毎年、なんなら毎月開催する団体にするのか?というのが引っ掛かっていた。
今いる既存顧客向けの小さい興行団体としてやっていくのであれば、新規で入っていく意味がないなぁ?と感じていた。
そんなタイミングで、『さくらえみ』さんの記事を目にしたら、毎年開催を目指していくと書いてあった気がする。
他にも何かあったのだが忘れてしまったw
ダタ、今、知りたい!をすっと提供してくれるのが、すごく助かった。
おそらく、『さくらえみ』の意識では、既存顧客向けのビジネスをやっていないのだから、常に新規顧客に目を向けているのだ。
何かの折に、既存コアファンは新規ファンに気を遣えと言っていた気もするし。
当然と言えば当然なのだが、
団体の成長を一番考えているんだよなぁ。
アメリカ
前述の記事内でも語っていたと思うが、
『さくらえみ』というレスラーは今まで名前を売るという事をやってこなかった。
それをするためにアメリカでレスラーをする。と。
それらの発言を目にするたびに、
レスラー人生を重視しているのかなぁ?と感じていた。
団体運営や新人育成に費やしてしまったせいで出来なかったレスラー人生の悔いを回収したいのかなぁ?と。
ただ、なんかそれは杞憂だったように今は感じている。
ChocoProがあくまでベースなんだなぁ…と。
ChocoProのための名声なのかなぁ?と400回大会後辺りで考え方を改めました。
技パクリについて
『さくらえみ』選手の試合を見ていると、
対戦相手の技をパクるのが目についた。
(前述の『さくらえみ』式渦飴も最近まで、回転式『さくらえみ』70キロだと思っていたが、パクリだったw)
これが場を盛り上げる効果がある事もわかっているし、
『さくらえみ』というキャラクターともあっている事もわかっている。
が、最初は、やだなぁ。という印象が強かった。
特に感じたのが、谷綿ひより選手の『キャンバス』をパクった時だった。
その時は、新人唯一のオリジナル技ぐらいパクるなよ…と思ったからである。
しかし、だ。
回転式『さくらえみ』70キロが『さくらえみ』式渦飴だと知ったあたりで、違う視点で見れるようになってきた。
というのも、そもそも『さくらえみ』は技が豊富であるとおもっているからである。
基本となる技もしっかりしており、バリエーションもある。
そして、たまにしか出さない技も多彩にあるし、そのバリエーションもある。
無限に技の選択肢がある気がする。
ここで、話を少し脱線させて『ダレジョ』の話をするが、
『ダレジョ』とは『誰でも女子プロレス』という女性限定のプロレス教室だが、
たまに?youtubeで公開練習をしている。
そこで行われるプロレス練習を見ていると、
プロレスというのは、決まった技があって、こう来たらこう返す!の繰り返しなのかなぁ?と思った。
そういう手順を覚えて行って、そのバリエーションを増やすことで魅せる競技なんだと思う。
トーナメント表のような?あるいは、進化の系統樹のような技展開図を頑張れば作れるのかもしれないw
首を持ったロックアップ?から背中を取るという動きを習った選手はそれしかできないが、
首を持ったロックアップ?から首を取って投げるという動きを知っている選手はバリエーションが増えるし、
相手選手も選択を迫られる。
相手の流れを切って自分の流れに持っていく技を知らない選手は一方的に相手の攻撃を受け続けてしまう。
そういう競技なんだと、『ダレジョ』を見ていて思った。
で、話を戻すと、『さくらえみ』の技系統樹は無限にあるように見えるわけだ。
では、なぜそんな『さくらえみ』がパクリをするのか?
それは、実践の中で知らない技をやるという行動が、無限の技系統樹につながっているんじゃないか?
という逆転の発想というか、逆転の見方である。
どんな技でも練習しているだけの状態では、実践で使う前に緊張するし、躊躇してしまうと思う。
特にスタミナが切れてきた段階でそれをやるのは勇気がいることだと思う。
でも、それを実践で一度でもやったという経験はいざというときの踏ん切りや思い切りにつながるのではないだろうか?
そう思うと、『さくらえみ』のパクリも許せるような気もしてくる。
そう思わせるキャラクター性も唯一無二なのかもしれない。
でも、『キャンバス』パクリは許せないw
まとめ
というわけで、技パクリについて書きたかったけど、記事にするために無理やり前半部分を追加したし、
技パクリについてかけてすっきりしたのでここで終わりたいんだが、
『さくらえみ』さんがアメリカへ行ってから思ったのは、
『さくらえみ』がいるChocoProと、いないChocoProはやはり、なんか違う。という事だ。
最初、戻ってくるという手紙を聞いたときに、なんだこいつ?と思ったけど、
今は早く戻ってきてほしいと思っているw
さくらさん、怪我せずに無事に日本に戻ってきてください!