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日本人の親切のルーツ

桜の花も満開に 風景が美しい!

食べ物がおいしい!

と、外国の方々が訪れる日本

今迄のように いえ もっと観光客が増える中

日本人は親切だ!との言葉が聞かれる

私たちの「当たり前の習慣」が 

外国の人にとって珍しいとのこと

そのルーツは どこから来ているのか?


今日 NHKの「新日本紀行」で四国八十八カ所巡りの「お接待」を見た

皆さんはもうお分かりかも知れませんが

空海が真言密教を開いた根本道場として高野山金剛峰寺を創建し

そこへお参りに来る人を「お遍路さん」と言う

その人達を あらゆる角度から助けあたたかく「おもてなし」をする

そのことを「お接待」という

それは素朴でありながら「ようお参りくださいました」という

「労い」の気持ちが込められあたたかいもの


「労う人」も地元の人達ばかりでなく、遠くからやって来る人もいるという

「お大師(空海)様の恩恵」を受けた方々の感謝の気持ちが

延々と受け継がれ、今現在に至っているといわれている

「恩を忘れない日本人」その「恩を他の人にも…!」という

日本人独特の気持ちが「仏教」という信仰の素と一致して

根本的に染み込んでいるのではないのか?

私は これこそが「日本人の親切の源」ではないか?と思った

こうした感謝に基づく行動が 末永く続くことを願わずにはいられない

敗戦後 長きにわたって「平和」が続いていることも

私たちは忘れてはならない

一方で 世界情勢は緊迫してきている

世界で唯一「被爆国」としての日本は

たとえ 押し付けられた「憲法」としても

「戦争をしない」という「基本の心根」のもと

この世に生かされている感謝の気持ちを

今も続く「お接待」のように 

続けていける日本人でありたい!と 強く思った今日だった。






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