見出し画像

京都ライター塾(第2回)

書くことは考えること、書くようになると、考える習慣がつく。ひいては、人生が豊かになる、らしい。
実際、ブログを始め、書いているうちに、頭の中が整理されたり、心の中のモヤモヤがなくなったりなど、自分にとってよい影響しかないなぁ、と感じています。

自分は何を書きたいか?

好きなことは何か?
やりたいこと、伝えたいことは何か?
どんな記事を書いてみたいか?
自分が好きな雑誌やweb媒体を見て、どんな記事を何ページくらい書いてみたいか、具体的にイメージしてみる。
私の好きな雑誌は、FIGAROやELLE、webは、ほぼ日刊イトイ新聞、mi-mollet、AMARCなど。
他の受講者の方が、日経WOMANと言われてて、あ、それも好きな雑誌だな、と思いました。
でも、そこに自分がどんな記事が書けるか、なんて、全くイメージしたことがなかったので、問われた時にすぐに答えられなくて。
望みを叶えるためには、細かくイメージしていかないと、ってわかっていたつもりだけれど、まだライターになる、ということを現実のものとして捉えられていないな、ということがわかった瞬間でもあります。

今回のテーマは、「インタビューのやり方」について。

インタビュー・取材とは

端的に言えば、人に話を聞いて、「素材集め」をする作業のこと。
その素材が大切で、いい「素材」が手に入れば、おのずといい記事が書ける!(確かに)

取材で集めるべき素材とは

  • 取材対象者に聞いた話

  • 5W1H

  • 具体的な数字 (→50種類のパン、創業100年など)

  • 現場で見たこと (→周りのインテリアなども)

  • 現場で自分が感じたこと (→パン屋さんの匂い)

取材をするまでの準備

  1. 取材対象者となる人やお店を決める

  2. 企画書を作成

  3. アポ入れ(取材依頼)をする

企画書に書く内容として、取材目的やどういう媒体に掲載予定かは、あたりまえとしても、撮影したいものがある場合は、事前にその撮影許諾を依頼しておく、取材対象者(お店のオーナーなど)の写真撮影、掲載が可能かどうかを明確にしておく、など、当日の取材がよりスムーズに進むように、盛り込んでおくのは、とても勉強になりました。

取材に持っていくもの

  • 音声レコーダー

  • ペン

  • ノート

  • カメラ 

  • 名刺

話の引き出し方10のコツ

  1. 笑顔でいること

  2. 相手を名前で呼ぶ

  3. 相手の答えをさえぎらない

  4. 相手が聞き取れるスピードでゆっくり話す

  5. オーバーなくらいに相づちを打つ

  6. 質問を細かく分ける

  7. 聞いた話の中から、次の質問を考える

  8. わからなかったことは、その場で聞き直す

  9. いいと思ったことは伝える、自分の感想を伝える

  10. 相手のファンになること

10のコツの中で、一番共感したのは、10の「相手のファンになること」です。
普段の会話でもそうですが、まず取材対象者やコト自体に興味がなければ、会話は続きませんよね。
気をつけないといけないな、と思ったのが、3の「相手の答えをさえぎらない」こと。
お喋りな私は、普段の会話でつい悪気なくやりがちで、話をどんどん重ねてしまいます。
そして、思い切り脱線していくのです。笑

最後に、受講生同士でペアになり、実際に、インタビューし合ったのですが、インタビュアーとして、一番感じたのが時間配分の難しさです。
限られた時間の中で、いかに聞きたい内容を聞けるか、脱線したら話を戻せるか、でもそこばかり気にしていると、相手の答えを遮ってしまう可能性もあり、、、練習が必要だな、と感じました。

相手が全然話してくれないときは、質問の角度を変えてみる。
次の質問が出てこないときは、メモを見返してみたり、焦らず、待つ姿勢が大切。取材対象者が沈黙しても、答えを考えてくれているかもしれず、待つこと。
社長インタビューで緊張するときは、緊張するのはあたりまえ。大物ほど優しく、器が大きいので大丈夫。(これも納得)
相手の機嫌が悪いときは、気にしない。場の雰囲気に飲み込まれず、淡々とおこなう。取材としておこなっているのだから、向こう側には答える義務がある。

最後に感じたこと

企画書もインタビューも、どうやってやるんだろう?と思っていたけれど、社会人経験があるので、仕事でやっていたことだな、と思いました。
そういえば、過去に、広報紙や啓発冊子、マニュアルなども、作ってましたわ。笑
その頃と違うのは、自分でテーマが選べるということですね。
今の強みは、経験値の多さ。
そう考えたら、ライターになることって、全く難しい話じゃないよな、と思いました。
前回、江角さんが、ライターって、名乗ればライターです、と言われていたし、勝手に難しく考えていたのか、という自分の思い込みにも気づかされました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?