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脳梗塞5 流動食

入院して、最初は点滴でした。SCUを出て一般病棟に入っても、しゃっくりと眩暈は止まらず、その中でも「仕事の重要部分を会社に伝える手持ち物件の経過のまとめ」を書き(病巣では思考の部分には影響なしでした)ました。

ここから大変なのがベッドからせめて45度身体を起こすこと。これを一週間以内に出来なければ流動食を流せず、胃ろう(喉の下に穴を開けて管を通す)になってしまいます。こうなると復活にかなり要すのです。

何とかギリギリで45度起きることは一週間ぐらいで出来、口から胃まで管を通して流動食が開始されました。尿も管で取っていました。

ベッドの下に落ちた物を拾う、なんてことは全く出来ません。
段々マシになるとは聞いていたものの眩暈、そして目線が合わない(複視)に悩まされていた時期でした。まだ急性期治療の段階の身でした。

何日か経つと、一応支えてもらうと立てるようにはなり、歩行と喉のちょっとしたリハビリの時間も与えられました。リハビリは少しでも早くからした方がいいのです。

喉は当初全く「ゴクン」と飲み込む行為が出来ず、一日にティッシュを複数箱使っていましたが、最初に「ゴクン」と出来たときは嬉しかったですね。

また次回です。

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