脳梗塞４　二人の息子

４月に入っても妻は毎日、子供二人も連れて来られるときは来てくれます。
二人の息子も今では成人で働いていますが、当時は７歳と５歳でした。

結構、絵を描いてきてくれて、言葉も添えてあり元気づけてくれるのです。しんどい身体でも「天使」に救われた気持ちでした。
（息子も大人になり、今は私との衝突もあるので絵の公開は控えますが）
最初にもって来てくれたのは「釣り」の絵でした。

私は交通趣味もありましたが、釣りやギターなど結構長くやっている趣味がありました。「釣り」の絵は、いつも私がターゲットにしていた黒鯛（関西ではチヌといいます）で55cmを釣った私が笑顔で喜んでいる絵でした。
当時は52cmまでしか釣ったことがなく、55cm以上を狙っていて、「惜しいところで逃がしてしまった」話などをしていましたので、描いてくれたのでしょう。

倒れる２ヶ月前に釣った５２cmのチヌ

これも何年かの釣り自体のブランクの後、復帰し、記録は実寸56cmまで伸びました。息子の絵を超えるという目標は達成出来たことになります。

話は戻り、長い闘病生活は本格的に始まります。

また次回。