見出し画像

硬券0112 頸鉄バス

頸鉄バス

頸鉄バスは会社名ではなく、単に当時の頸城鉄道自動車㈱からの略称だったようです。

大正2年に頸城鉄道が設立され、大正13年には鉄道でのピークを迎え、
国鉄線、バスの影響を受けて下降していきました。
昭和4年に自社バスの事業を開始しました。
昭和19年に統合により頸城鉄道自動車に改称。
昭和46年に鉄道を廃止し、社名が頸城自動車に変更されています。

平成初期頃から、新井営業所を頸南バスに移管されるなど、地域により分社されたところがあります。

 

昭和44年 B型硬券 緑TTD地紋 金額式

鉄道が国鉄に接続しなくなっていた時代のものですが、バスは直江津駅前に通じていたのですね。

 

昭和34年 B型硬券 緑JPRしてつ地紋 金額式

上下の切符は地紋こそ違うものですが、様式はほぼ同じですね。

 

昭和40年前後? B型硬券 緑TTD地紋 金額式 小児

小児5円なら昭和40年頃でしょうね。

 

昭和43年頃 B型硬券 緑TTD地紋 2等 両矢印式 汽車バス共通券

鉄道が国鉄から分断され孤立した直後ぐらいに用意されたものだったのでしょうか。
鉄道からのもので、バスに乗り継いで市街への便宜を図ったものと言われています。
厳密にはバス券ではなく、鉄道からの券だと思いますので、これは参考の切符です。


いいなと思ったら応援しよう!

バス船舶硬券切符研究会
もしも有難くサポート頂けたときは、私著者のクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!