硬券入場券ならぬ硬券出場券
まだ切符の知識、制度もよく解っていない学生の頃、入場券ブームもあり、硬券入場券は私にとっては、最初は、自分で旅して買う(もしくは収集仲間の協力も得る)認識で、とにかく通常の切符は残さないのに無地の硬券入場券だけは買うなどという時期がある程度の期間ありました。
趣味の切符を取り扱うお店なども知らなかったぐらいです。
凝り性のためか硬券入場券は結構収集出来ましたが、ある日、旅の途中で「出場券」というものが使われているのを目にしました。
これもレシートの場合が多いものの、乗り越しの精算の窓口では、硬券を備えていた駅も多くあったようです。
私が実際に出会ったのは、この券が最初です。
入手するのには、入場券のように駅で降りて記念に買うというような手軽なものではないですし、他の駅にもあることなどから、これに拘って集めるには至っていないのですが、最初は新鮮だったのは間違いありません。
一応、この記事では2枚ほどにさせていただきますが、
意味合いとしては、出場券、出場証といったものは、精算済の証と同じで、地域によっては、そういう表題の券を備えていました。
例えば北海道は「精算済の証」でした。
この旭川駅のものは何故か赤線引きが。
どうして赤線が引かれたのかは、私には解明出来ていないです。
民鉄の例を、ひとつだけ挙げますと、
これ以上ダラダラ続けますと、キリはありませんし、民鉄では無地ではなく地紋のあるものも結構多かったです。
昨今のこういった券の状況・事情は存じません。
今回は硬券の硬券入場券だけでなく硬券出場券もあったというお話しでした。
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