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硬券0011 東京湾フェリー

現事業としての東京湾フェリー㈱は、昭和37年に設立され、昭和38年に東京汽船㈱から出資を請け(旅客部門の譲渡を受ける)、
東京汽船㈱が親会社となります。
昭和39年3月28日に浦賀港への航路が廃止され、久里浜港に集約されることになります。

昭和41年 横浜-木更津港間の航路も(再?)就航されますが、
昭和47年にはそれは廃止になっています。

現在は、東京アクアラインの通行料値下げなどを受けて、久里浜-金谷を以前の3隻航行から2隻に減らして運航されています。

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昭和52年 A型硬券 青JPRてつどう地紋 相互矢印式 京浜急行連絡

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昭和54年 A型硬券 青JPRてつどう地紋 相互矢印式 京浜急行連絡

上記の硬券は定番ですが、浦賀同様久里浜も港と駅は京浜急行のバスで移動するもので、
船~バス~鉄道の三線連絡ともいえる券であります。

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昭和55年 A型硬券 青JPRてつどう地紋 相互矢印式 小児用 京浜急行連絡

この手の硬券は、平成7年頃?まであったと聞きます。

何故か40年代のものをあまり見かけず、少し新鮮なのは

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昭和41年 A型硬券 青JPRてつどう地紋 2等 矢印式 東急連絡 

算定金額式というのでしょうか。

時刻表では横浜港は「横浜高島」と書かれ、高島町で接続して東京急行電鉄へも連絡運輸していました。
東京湾フェリー名義の実券では、今や貴重な資料と思います。

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