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硬券0008 岩手急行バス

岩手急行バスという会社は、岩手中央バス・花巻電鉄・岩手県南バス・花巻バス(後に岩手県交通)が共同出資して昭和39年7月23日に設立され、8月1日から盛岡~一ノ関間の路線バスの運行を開始しています。
こういう「急行バス」というのは大概、既存会社の共同出資で設立されているのですね。

昭和51年に岩手中央バス・岩手県南バス・花巻バスが岩手県交通への合併を機に路線廃止し、岩手急行バスは一旦は貸切専業となりました。

022岩手急行1
昭和45年 A型硬券 黄緑TTD地紋 一般式 赤線1条 急行料金共

岩手急行専用の硬券でありまして、赤線1条は急行料金含むの意味で入っているのでしょうね。
最盛期がこのあたりまでで、徐々に出資元会社の合併への動きで、貸し切り専業へ向かわせたのでしょう。

月日は流れ平成15年晩秋になって、 東日本急行が単独で運行していた 仙台 - 一ノ関線に一ノ関側拠点事業者として参入。
平成20年8月1日に、仙台 - 平泉線(平泉中尊寺号)に参入していまして、平成21年以降も季節の一時期など「運行協力」という形で関わっています。

現在は東日本急行が仙台 - 一ノ関線の一部便を中尊寺まで季節延長の形で運行します。
その「東日本急行バス」は次回・・・

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バス船舶硬券切符研究会
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