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国鉄2等初乗り区間赤刷地図券小ネタ

国鉄時代ですが、昭和35年7月1日より3等級から2等級になり、首都圏では昭和36年夏から昭和41年春頃まで使われた赤刷の券がありました。

昭和40年 B型硬券 赤JNR国鉄地紋 10円2等 地図式 赤刷

赤JNRこくてつ地紋と言いましても、地紋は非常に薄くしてあるものであり、初乗り区間をより印象付けて見えるようにしていたように思います。
細かく言えば、赤色をもっと濃くしたバージョンもみられます。

タイトル画面の方を見れば、地紋が薄くあったことは判ります。

昭和36年 B型硬券 青JNR国鉄地紋 10円2等 地図式

こちらは赤刷が出る前の普通の様式で、黒い印刷の同じ区間のものです。

むしろ、こちらの方が発行期間が短く、少ないように思いますが、実際は昭和36年9月頃までは頻繁に使われていた模様です。

今回は、小ネタになりました。


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