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硬券0023 広島バスセンター
広島市内の各方面(路線バス・長距離)から来て散在・乱立するバス。
一ヶ所に整理すべく、昭和30年に日本初の一般バスターミナルが開業しました。
それでも狭く、紆余曲折し、昭和49年に「そごう」と共に建てられたセンター街として、バスターミナルビルの3階部分に設けられました。
多種の事業者のバスを一ヶ所のターミナルに集める発想は、他では、盛岡バスセンター、名鉄バスセンター、天満屋バスステーションなども思い浮かびますが、取りまとめて運営したはかりでなく、ターミナル会社自社の硬券(共同使用路線バス用)まで作ってしまうところは少なく思います。
しかし10社をも扱い、切符の表記も面白いものとなっておりました。
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施設そのものが会社として成立し、地紋も自社HBとなっています。
しかし、10社表記と発行の自社表記はお見事な切符です。
古くはA型硬券で、郊外バス(広島郊外バス)の表記だった時期のものと思われます。昭和39年に郊外バスが広島交通に改称される時期からの見立てです。
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昭和40年代はB型硬券になっています。広島郊外バスが広島交通(広交)になってからのものでした。
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少し厚さが微妙に減っているもので、こういうものが硬券といえるのかは
微妙で、半硬券に分類されるのかも知れません。これも郊外バスの表記がありますので、昭和30年代後期のA型硬券時代に出ていたものか、その前の様式なのか、ですね。
通称は「広島センター」で通っていたのですかね。
広島センター街にある「広島バスセンター」ですね。
後年になり「改札」というものがなくなっています。
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