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硬券0061 真珠湾交運 自動車線

真珠湾交運 (自動車線)

真珠湾交運は、資料などでは真珠湾交通などと書かれたりしますが、
切符に真珠湾交運とあるので、この名称が正式なのでしょう。真珠湾交運㈱

まず英虞湾の入り組んだ地形に昭和2年に真珠湾交運は設立され、自動車事業開始されました。昭和4年頃には、鳥羽・英虞湾の遊覧事業にも進出、巡航船事業開始しています。

バス事業は、後々には戦時合併で三重交通の一部路線になったはずです。
遊覧事業の方は、後の志摩観光汽船→志摩マリンレジャーになったようです。

 さて乗合自動車事業のあった開業初期の時代に硬券での乗車券が発売されていまして、

昭和8年 A型硬券 無地紋 一般式


 鵜方を中心に入り組んだ半島、入江に向かいバスを走らせました。立神口は、鵜方から東側の半島の付け根付近の地名です。
社名と自動車線で昭和一桁、沿革を裏付ける証人ですね。

 

さて、こんな硬券をゴロゴロもっているはずもなく、
次回は船舶(遊覧事業)の方の硬券切符をご紹介します。

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バス船舶硬券切符研究会
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