アイスティーの魔法
最近はまっている食べ物にシナモンロールがあります。
シナモンパウダーとお砂糖を生地でくるくると巻いたうずまき模様のかわいらしいパンです。
表面には白くてつやつやのグレーズがかかっていたり、小さな四角いお砂糖がまぶしてあったり。
そんなシナモンロールに近頃はまっているのです。
きっかけはYouTubeでChokiさんがシナモンロールを作っているのを見たことでした。
焼きたてにたっぷりのグレーズを塗ったシナモンロールたちがそれはそれはおいしそうで、翌日からシナモンロールを探し求める日々がはじまりました。
本当は作ってみたかったのですが、パン作り初心者の私にはどうも難しそう...。
ということで行きついたのがお店のシナモンロールだったのでした。
探してみると、シナモンロールはどこにでも置いてあるわけではありません。
けれど、あるところにはちゃんと並んでいます。
その絶妙な距離感がまた、シナモンロールに出会えたときの嬉しさ、特別感を増してくれているようでした。
シナモンロールに出会える場所は、身近なところだとパン屋さんやスーパー。
少し街中に出るとカフェや輸入食品店でも、さらにはシナモンロール専門店もあったりして、その形や味、見た目もさまざま。
平たくクロワッサンのようにサクサクしていたり、ふっくらマフィンのようにふんわりしていたり。
グレーズにチーズクリームが使われているものもあるし、シナモンの量もお店によって違うみたい。
それがまた楽しくて、6月はいろんなシナモンロールを食べ歩いていました。
私がはじめて食べたシナモンロールは、Cinnabon(シナボン)さんのシナボンクラシック。
Cinnabon(シナボン)さんは、シアトル発のシナモンロール専門店で、現在日本の店舗はシアトルズベストコーヒーが手がけているのだそう。
ぱっと目を引くティファニーブルーのBOXが並ぶそのお店は、シナモンの香りでいっぱいです。
私が頼んだのはシナボンクラシックとドリンクのセット。
コーヒーが苦手な私はアイスティーを選びました。
出てきたのはマフィン型のふっくらしたシナモンロール。
上には白いつやつやのグレーズがかかっていて、一緒にナイフとフォークが添えられています。
シナモンロールってたっぷりのグレーズや練りこまれているお砂糖で少しベタベタしているんです。
後で知ることになるのですが、上品に手でちぎって食べようとすると食べ終わるころには手が大変なことになります。
なので、ナイフとフォークでシナモンロールを食べるというのは、手もベタベタにならず、贅沢な気持ちになれる、賢くて素晴らしい方法なのです。
ナイフを入れて一口。
シナモンの香りがふんわりと口の中に広がります。
少しあたためてあるシナモンロールはふわふわ。
そこにストレートのアイスティーを一口飲むと、シナモンとアイスティーの香りが鼻からすっと抜けて、とってもさわやか。
これがびっくりするくらいおいしいのです。
たっぷりのグレーズや中に練りこまれているお砂糖の甘さも不思議とさわやかな風味に変身します。
一口ずつゆっくり口に運んで、その日はシナモンとアイスティーの香りを存分に楽しみました。
このはじめて食べたシナモンロールがさらなるきっかけとなり、私はシナモンロールに夢中になりました。
シナモンロールがあれば思わず買ってしまうし、ある日のお昼ご飯が別々のパン屋さんで買ったシナモンロール2個だったことも。
もちろんアイスティーをお供にして、何度もシナモンとアイスティーの香りを楽しみました。
ここまでシナモンロールのことを話しているのですが、実は私シナモンがあまり得意ではありませんでした。
アップルパイもシナモンなしだと嬉しいと思っていたほど。
ですが、シナモンロールとアイスティーに出会ってから少し変わりました。
苦手だったシナモンが、アイスティーの魔法でこんなにも夢中になるなんて。
苦手だったものも、ちょっとした巡り合わせやきっかけで、好きになったり、夢中になったり、人も同じだなあなんて思いました。
シナモンロールとアイスティー、ぜひ一度試してみてください。
下に私が出会ったシナモンロールたちを書いてみました。
なかなかパン屋さんで巡り合えなかったので、今回は身近にあるチェーン店のお店が多いです。
今のところグレーズタイプのシナモンロールしか出会えていないので、四角いお砂糖がまぶしてあるタイプのシナモンロールを探し中です。
まだまだ私のシナモンロール探しの旅は続きそうですね!
★私が出会ったシナモンロールたち(2021.7.18現在)
※店名にシナモンロールのページのリンクを貼りました!
阪急ベーカリーさんのみ、シナモンロールのページが見つけきれませんでした。一部店舗のみの販売なのかもしれません。。。
・Cinnabon(シナボン)
ご褒美におすすめのシナモンロール。
ふんわりマフィン型。たっぷりのグレーズタイプ。
イートインだとナイフとフォークで贅沢に食べられる。
ドリンクも頼めるので、アイスティーの魔法をかけることができる。
休み明けの月曜日、出勤前の朝ごはんにすると幸せになれる。
・Starbucks Coffee
カフェでも気軽に食べられるシナモンロール。
少し小ぶりのマフィン型。グレーズタイプ。
テイクアウトでも付けてくれたので、イートインでもナイフとフォークを付けてくれるのかも。
店舗数が多いので、シナモンロール探しに困ったときはスタバがおすすめ。
・KALDI
冷凍タイプなので、大量にお家にストックできる。
マフィン型。グレーズタイプ。
レンジで温めるだけで気軽にいつでもシナモンロールが食べられる。(もちろん常温に戻して食べてもOK)
ふんばりどころの水曜日、朝ごはんにすると時短もできて心も満たされる。
ナイフとフォーク、アイスティーを準備してプチ贅沢な朝ごはんにぴったり。
・VIE DE FRANCE
チェーン店のパン屋さんで食べられるシナモンロール。
マフィン型。グレーズタイプ。
シナモン強め。(シナモン苦手な方は注意)
ドリンクメニューもあるので、アイスティーの魔法を使える。
パンと同じ要領で、手でちぎって食べると手がベトベトになり大変なことになる。
イートインするなら思い切ってかぶりつくのがおすすめ。
できればテイクアウトして翌朝のお楽しみにしたい。
もちろんナイフとフォークで!
・阪急ベーカリー
チェーン点の100円パン屋さん。
店舗によりシナモンロールがないところもある。
平たいペタンコ型なので、かぶりつきやすい。
網状のグレーズタイプ。
他でアイスティーを買って、ランチにするのもよさそう。
この中で最も食べたのがKALDIさんのシナモンロール。
6月だけで5個食べてしまいました。
大量に買ってお家でいつでも食べられるようにしておくと、朝ごはんがとっても楽しみになります。
その次に食べたのが、Cinnabonさんで、3個でした。
私は今のところふわふわのマフィン型が好みのようです。
今日の本
「考えごとしたい旅 フィンランドとシナモンロール」
こちらは太宰府にあるBOOKS ARENAという本屋さんで見つけた本です。
レジ前にあったトランクの中に入っていて、タイトルを見た瞬間、私のための本では...!と即購入を決めたほど。
本屋さんに行くと、そのときの自分にぴったりの本が見つかることありませんか?
そんな出会いが楽しみで、ついふらっと本屋さんに立ち寄ってしまいます。
本を購入すると付けてくださるオリジナルブックカバーがとってもかわいいです。
私はこのブックカバーを見るとモロッコでラクダに乗った時のことを思い出します。
店主さんのnoteもあるみたいですよ!
ぜひ福岡に来られるときは太宰府のBOOKS ARENAにも行ってみてください!
素敵な本に出会えます!
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