仙骨と私 その12
もう、この部分の話には仙骨も出てこないし、長ったらしいから飛ばして先に進みたいんだけど、ここの説明をしないと次に繋がらないから仕方なく書くよ!みんなも仕方なく読んでね!w
さて、ヒーラーさんの指導に従ってハートの感覚を取り戻し始めた私は、自分の人生のカラクリに気付いてしまった。
心身を病み、どんどん不幸に陥り、もう死ぬしかないところまで行ったのは何故か?
愛されたかったから、だった。
全ての人間は幼い頃に保護者からの愛と注目を必要とするけど、それが思うように得られなかった場合に取る作戦は2通りに分かれる。
1.もっと頑張って、優秀な人間になることで気を引こうとする
2.怪我をしたり病気をしたり、不幸になって心配させることで気を引こうとする
私が選んだのはどうやら2だった。そしてそれはいわゆる潜在意識という領域に入り、もはや保護者からのケアを必要としない年齢になっても水面下で自動運転が続いてしまうのだ。
私がもう死ぬしかないところまで行ったのは、その成れの果てだった。どんなに表面の意識が幸福になろうともがいても、幼い頃に学習した「愛されるためには不幸にならなくてはいけない」の方が強力に働いているから、何故かどんどん不幸になってしまう。
しまいには、死んだら愛してくれる?に辿り着いてしまうわけだ。
その自動運転の根源にあって巧妙に隠されていた「愛されたい」を、そのまま、ただそのまんま感じることができるようになって初めて、私は自動運転を止めることができた。
愛されるために自ら無意識に問題を作り出し、そしてその問題に苦しみ、苦しみから逃れるために大変な努力をして解決策を模索する、、
27年間、そんな自作自演の大騒動を繰り広げていただけで、私の人生は実質ずっと空虚だったわけだ。なんにも、したいことなんかしていなかった。
やっと自分のしてきたことのカラクリを見破って、さあゼロ地点に立って私は何がしたいの?と考えた時、困ったことに何も出てこない人になっていた。
何せ今まで幻だけに突き動かされてきたわけだからね。
やりたいことって、何だろう、、?
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