勝手に応援団


昨日、私は自転車でゆるい坂道をえっこらえっこら登っていました。

私は左端を走行していて、少し先に横断歩道が見えて
その横断歩道を横断して右手に見えている道に入ろうと思っていました。

と、複数台のバイクのエンジンをふかす音が
大きく聞こえて、私の後ろからだんだん近づいてきました。

ブォンブォンブォンブォン
怖いお兄さん達かなとなんとなく思って、なるべく左端に寄って追い越してもらいやすいように自転車を漕いでいましたが、
なかなか追い越してくれません。

自転車よりゆっくりのバイク?

少しして私が横断歩道に差し掛かった頃、その横断歩道を右から、犬を連れた年配の男性が渡りはじめようとしました。
と、そこへ2台のバイクが私を追い抜いて、
横断歩道をブォンブォンと通り過ぎました。
犬と男性は立ち止まって。。

と、同じグループと思われる残りの3台のバイクのうちの一人のお兄さんが、ブォンブォンとエンジンふかしたままで「おい、こら〜」
と、仲間の二人のバイクの人たちに対して、
犬と年配の男性が渡るのを待たなかったことを怒って叫んでいます。それも、しょうがないやつらだなあっていう、愛がいっぱいの感じで。

へえ。
意外でした。

年配の男性と犬が、右から左へ、横断歩道を渡り終えるまで、
3人のバイクのお兄さんは待っていて、
私も横断歩道を、私は左から右へ渡りました。
それも待っていてくれました。

それから、3人のバイクのお兄さんたちは、
またゆっくりブォンブォンと走り去っていきました。

安全運転の3人のお兄さんたちの後ろ姿。
背中から優しいオーラが出てて

なんでか嬉しくなり、
ありがとうって心の中で声をかけました。

そのあと、お花屋さんに行きました。
お花屋さんのお姉さんもお母さんも
いつもお花が大好き。

昨日は寒かったですね!とかお話ししてると
ポツポツ雨が降り出してきて
お店のお姉さんは、さっき自宅の洗濯物を取り込みに戻ってきたからよかったーって。
ほんと、よかったね。

イキイキしている金魚草を買って

お店のお母さんも自転車でお家に帰るところ、
気をつけてくださいね、と声をかけて

私もポツポツ雨の中を
えっちらおっちら

自転車を漕いで帰りました。

みんなのことが大好き。

勝手にいつも応援団。

なんだか嬉しい土曜日でした。

ありがとうございました。

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