五竜岳で覚醒した
8月はずっと体調が悪く山にも行けず、そうすると気分も落ちるものでかなりしんどかったです。
9月になり体調は戻ってきたのですがいっこうにモチベーションがあがらず無気力でした。
そんな時Podcastを聴いていると大好きな山道具メーカーのリッジマウンテンギアのチームが五竜岳へ行った話をしていました。
するとたちまち五竜岳へ行きたいという気持ちがめばえてきたのです。
とゆーわけで久々のソロは1泊2日で五竜岳へ行くことに決めました。
五竜岳を含む山域は後立山と呼ばれタフなイメージがあったので病み上がりの不安はありました。
なので最初五竜岳のピストンで計画し2日目のコンディション次第で唐松岳へ縦走しようと考えました。
①DAY1
a.アルプス平~五竜山荘
梓川SAで前泊し五竜スキー場からゴンドラでアルプス平へワープ、そこから遠見尾根をひたすらのぼります。
ガスっていましたが、おかげで暑さはかなり軽減されました。
1ヶ月ぶりのハイキングで出だしはやはり体が重く呼吸も浅かったのですが登るにつれ体が覚醒していくのを感じました。
五竜山荘に着くころにはガスが晴れだしパノラマの景観が広がっていました。
ですがそれもひとときで、再びガスにおおわれた五竜岳を登る気にはなれず、結局1日目は小屋でダラダラし夕食後19時には就寝しました。
②DAY2
a.五竜山荘~唐松岳頂上山荘
2日目は朝4時ごろ起床してご来光を待ちます。
昨日より雲は少なく幻想的な雲海をみることができました。
コンディションは万全だったので唐松岳へ縦走する事にしました。
6時すぎに出発しひさしぶりの北アルプスの稜線を満喫。
難所と呼ばれる「牛首の鎖場」も難なくクリア。※ネーミングこわすぎ
ですが、唐松岳頂上山荘に到着するも唐松岳はガスにおおわれまったく姿がみえません。
過去唐松岳は2回登っていますが全て悪天候なのでどうやら相性が悪いようです。
気をとりなおして八方尾根を下ります。
b.唐松岳頂上山荘~八方尾根スキー場
丸山ケルンあたりから少しガスが晴れだし八方池を目前にしたところで白馬連峰が姿をあらわします。
ガスも相まって幻想的な風景なのでこれはこれでよかった、と言いたいところですが3回目なのでやはり快晴がよかったです。
八方池をこえ多くのハイカーさんとすれ違いながら八方池山荘へ到着。
ゴンドラを乗りつぎ八方スキー場へと無事下山しました。
c.八方尾根スキー場~五竜スキー場
さて、下山したはいいものの車は五竜スキー場です。
急きょピストンから縦走に切り替えたので戻る手段は考えていません。
ですがコンディションは万全、かつ時間もたっぷりあるのでとりあえず白馬駅へ歩きながら調べる事にしました。
すると、どうやら白馬駅からふた駅の神城駅が五竜スキー場まで歩いていけそうでした。
下界は完全に晴れており灼熱の中わりとたくさん歩きましたが不思議と気分は晴れやかでした。
③まとめ
体調不良で心も体も落ちている中、今回の山行で完全に復活することができました。
なにごとも再現性が大事だと思っているので覚醒にいたった理由を言語化してみました。
簡潔に書きますとズバリ、汗をかくこと、日光をあびること、負荷をかけること。
この3つだと思います。
そんなこと?と思われるかもしれませんが汗は新陳代謝、日光はビタミンD、負荷は筋力増加と明確なメリットがあり何より一番いいのはそれによって思考が活性化することです。
つまり、生きるとは活動すること、活動するとは体を動かし思考すること。
停滞は最も死に近い行為だと感じました。
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