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【EDH】10代目ドクター&サラ・ジェーン・スミス 


はじめに

ごちそうさまです🍽️(IGO職員の挨拶)
どんちきだいぶと申します。
普段は身内環境でEDHをプレイしております。
最近はあまりオープンな環境でプレイすることがないのですが、
現在の構築の見直しと備忘録として書き物をしようと思いこの記事を残します。

デッキレシピ

ドクターフーの統率者デッキ発売直後くらいから組んでおりますので構築は流動的ですが、現在の構築をご紹介します。

デッキコンセプトとコンパニオン選定

ユニバースビヨンドがなければほとんどタイトルも知らなかったというプレイヤーも多いドラマ、ドクター・フーですが、実は日本でもNHKで放送している時期がありました。当時幼いながらもその世界観やSF設定、クリーチャーデザイン、そしてなんといってもドクターのキャラクターに惹かれ、今でもドクターフーの大ファンでございます。(昨年末のクリスマススペシャルも最高でした、Disneyプラスで配信中。10代目ドクターの登場するシリーズはHuluで配信中。)
そのため幼いころにテレビで見ていた10代目ドクターを統率者に据えたいと思い構築を開始しました。

一つ目の能力名になっている「出発だ!」は原語版だと「Allons-y!」
度々10代目ドクターが口にするセリフです。

5マナと少し重めの統率者ですが能力は強力。
一つ目の能力「出発だ!」はデッキトップから土地以外がめくれるまで追放し、捲れた呪文を待機3するという能力。もちろん大型呪文を狙いたいところです。
二つ目の能力「時間的ななにか」は7マナかつソーサリータイミングの起動となり重めではありますが、タイムトラベルを3回行うという、前述の「出発だ!」とも繋がる能力。3ターン後を待たずして捲れたカードを踏み倒すことができます。

この統率者のコンセプト、もといこの統率者を運用するにあたり必要なタスクは三つあります。
①デッキトップを操作し、強力な呪文を仕込む。
②攻撃をする。(アタック誘発なので最悪通らなくてもOK)
③7マナを捻出し、待機呪文を踏み倒す。

以上のタスクを達成するための構築を考える必要がありました。
とは言え①ができなくても強い呪文がめくれる可能性もある、
②も最悪自爆覚悟のアタックで誘発させることは可能
マナ不足や除去などで③ができなくても、3ターン後にはタダで呪文を唱えることはできます。
と、チャートを外れても器用に立ち回れるというのが10代目ドクターの強みです。

しかし、せっかくドクターを統率者にするのですから、先に考えなければならないことがあります。
そう、「ドクターのコンパニオン」です。

「ドクターのコンパニオン」は平たく言えばドクターとの共闘能力です。
ドラマ内でもドクターは旅の仲間を連れております。ただ、トリコに対する小松のように固定の相棒、というわけではなくドクターが代替わりするようにコンパニオンも代替わりしていきました。(中には死別やそれに近い別れも多かったりもするのですが)
まあそのおかげでドクターを統率者にするときは様々な選択肢の中から共闘先のカードを選ぶことが出来ますね。

Well,that`s all right then!(じゃあいいか!)

相性の良いコンパニオン、せっかくですから色を足す方向で考えたいと思いところです。自身が5マナと重めなので緑を足してマナ加速をするのも良いかと思います。

昨年の新シリーズで名前だけ再登場しました。次元デッキやめてね

ただ、タイムトラベル能力のための7マナを捻出するためにはアーティファクトの爆発的なマナ加速が必要と思い、今回は白を足すことに決めました。
マナファクトを置くことで失う手札を補充でき、なおかつ軽い相性抜群のコンパニオンがサラ・ジェーン・スミスでした。


旧シリーズのキャラクターですが、
10代目ドクターの代にゲスト出演をすることもありフレーバー面でも加点

ファクトでも、10代ドクターのキャストでも誘発させることができ、
手がかりを割るのにマナがかかってはしまいますが、手札を維持しながら展開することができます。
ウルザや前兆の時計などファクトの頭数が重要になるカードとの相性も良く、ぜひ2ターン目に着地させたいサブ統率者です。土地が止まりそうなハンドの時などはマナ加速よりも早期にこちらをキャストさせることを優先させるのもありです。

タスク①デッキトップ操作で当たり呪文を仕込む

教示者などで強力なカードをサーチしてトップに持ってくる!というのはもちろん理想的な動きではありますが、せっかくのアタック誘発ですから、使い切りのサーチがなくてもある程度強力な札を捲れるようにはしておきたいものです。

とは言え教示者は親身の教示者まで採用。
エルドラージ覚醒や召し上げなどゲームエンド級のスペルにつなぐことができます。


そのため、師範の占い独楽、巻物棚、渦まく知識といった小回りの利くトップ操作カードは積極的に採用しております。
それなりに当たりとなるカードは入っておりますが、ただのマナファクトや打消しなどの妨害スペルがめくれてしまうこともあるため、準備ができるまではドクターを唱えないという選択肢もアリです。

そして当たり呪文としては、エルドラージ三柱を(世代こそバラバラですが)1体ずつ採用しております。

滅殺の値がやばすぎるしコンボデッキ潰せたりもするので採用
これ一枚で勝つこともあるので採用
滅殺持ちなのと、ドローがうれしいので採用。
墓地回収カードあまりないのでデッキリフレッシュも嬉しかったり。

待機明けの生物は速攻を得るという、待機の隠された能力により、滅殺持ちが出たターンに殴ってくるという悪夢を見せることが出来ます。

三人一緒の集合写真ももちろん強いので入れております。

タスク②攻撃誘発のためのアタック要員

現在の構築では、実はこの部分については手を抜いております。
理由としては前述のとおり、最悪サラ・ジェーンスミスでどこかに殴りに行けば誘発はするためです。
卓のブロッカー意識が高まればここは調整する必要があるかもしれません。
かつて採用していた生物も含めてオススメアタッカーを紹介します。

マナクリプトが禁止になったため不採用に、
相手の太陽の指輪を分捕ると「なんなんだテメェはマジでよ・・・」
という顔をされます。
窃盗犯という名前のわりに上のヤツほど盗みはしません
護法もあってなかなか固いですし、能力も無力化系と強力。
凶悪なパーマネントに対して使い、うまく政治すれば除去から守ってもらえることも。
ブルームバロウのイチオシ軽量生物。アタックに行きやすいのはもちろん、
統率者などに打てると強力な無力化能力を持ちタフネス3も優秀なハイスペッククリーチャー。

生物薄くてめっちゃ殴られたりするようでしたら、セラの高位僧などもおすすめです。環境によって種類もこの枠の枚数も変えてかなり流動的ですね。

タスク③タイムトラベル

タイムトラベル能力のコスト、7マナ捻出のため厳かなモノリス、魔力の櫃などのデメリットつきマナファクトと通電式キー、ディスプレイサーの仔猫などの起こすヤツの組み合わせで加速を狙います。ファクト起こす系は一つの指輪でドロー加速させたりもでき、かなりお気に入りの加速手段です。
また、ソニックドライバーはドクターのアイテムということもあり高相性です。

ドクターのメインアイテム、小松にとってのメルク包丁のような
相棒ともいうべき必需品です。

ただ、タイムトラベル能力はやはりコストも重く、ソーサリータイミングでしか使えないので除去などで妨害されることも多いです。
攻撃誘発は通しても、ヤバいのが捲れたら除去しよう、という対応も取られがちです。
しかし、あるソリューションを思いつきました。
タイムトラベルすればいいんだ・・・と

だって時間操作ってタイムトラベルじゃん!!

ドクターで捲る当たりとしてもおいしく、「時間的な何か」より軽く打て
時間カウンターを進めることのできる手段として、追加ターンを各種採用しております。エルドラージ降臨まであと・・・2ターン!!
と思っていたら当然追加ターン2連打ちからの4連滅殺パンチなんてことも可能です。

コンボについて

ブライトモノリス、逆転棒などの無限マナコンボを採用しております。
無色無限マナ出ればとりあえずエルドラージ素唱えもできますし、ウルザなどで勝ちに行くことも可能です。
黎明起こし、ザーダは後述のタイムトラベルコンボとも相性がよく、10代目に白を足す理由の一つにもなっております。

モノリス2種どちらとでも無限マナが可能。
手がかり、時間的な何かのコストも減らせるので相性抜群

10代目ドクター固有のコンボもあります。
ドクターが着地しており、相手の手札が7枚以上ある状態で熱狂のリフレインを唱えると7マナ捻出、捻出したマナで「時間的な何か」を起動し熱狂のリフレインを再度唱える、の繰り返しで無限タイムトラベルができます。

あのAI曲のサムネに似てる

またザーダや訓練場があれば相手の手札が5枚でも成り立つようになりますし、6枚以上なら無限赤マナにもなります。
とは言え相手依存になってしまいますので、無限マナコンボを別で用意しているわけです。無限マナと熱狂のリフレインがあれば相手の手札に関係なく無限タイムトラベルができますので。

無限タイムトラベルでも逆転棒でも、無限キャストが成立すれば思考の旋風から無限ドローにつなぐこともできますし、バサルトブライトの場合は独楽で無限ドロ-も可能です。運命のきずながあるので概ね勝ちになります。

マナファクト連打するときにおいておけると非常に強力。

その他採用カード


5マナの追加ターン捲れたら最高
サラ・ジェーンからでた手がかりもコストにでき強力。
前述の通り起こす系のファクトは今後の
大マナファクト時代を担っていきます。
主にサラ・ジェーンの調査で誘発させる用。お互いターン1なので悪くないかな?と思っておりましたが、3マナという重さとこいつではサラ・ジェーンが誘発しないのが気になっております。
抜くかも

終わりに

初めてのnote投稿でした。拙い文章にお付き合いいただきありがとうございました。
やはり思い立ったが吉日ならその日以降はすべて凶日ということで、書こうと思ったその晩に書き上げてしまいました。
組んでから1年以上たつデッキについての投稿となりましたが、あまりこの組み合わせの統率者に関する読み物が無かったことと、自分の普段の考えを文章に残してみる、ということをしてみたかったので
また他のデッキにつても書いてみようと思います。


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