デッキ紹介【ヤルダバオト】
みなさんこんにちは。
自分が入社した時の面接資料を見ていたら「教養がなさそう」と書かれていて泣きたくなりました。ふぐぽです。
泣きたい心にデッキ紹介が効きます。見ていけ。
デッキレシピ【ヤルダバオト】
今回の主役は《古代の進軍》です。
着目したのは②の効果。
任意のモンスターをリリースし、ドローに変換できます。
リリースで思い浮かんだのが《輝神鳥ヴェーヌ》でした。
ヴェーヌの横にモンスターを展開し、進軍でリリースすることで、1ドロー+任意のモンスターをサルベージができます。
また、リリースをトリガーにするカードとして《招来の対価》も相性が良いと考えました。
リリースの数はぴったりでなければいけませんが、
進軍の②の効果は名称1がないので、進軍を複数枚貼ればリリース枚数を調整でき、招来の対価の狙った効果を適用しやすくなります。
こうして、古代の進軍+ヴェーヌ、招来の対価といったリリースをトリガーとするカードを軸にデッキを組みました。
デッキの動かし方
〇初動
必要パーツのうち、進軍はテーマ内サポート、
特に、新規カードである《古代の機械暗黒巨人》で簡単にサーチできます。
なので、初動では儀式周りをサーチしにいきます。
リリース用のモンスターを展開しつつ、儀式周りに触る手段として魔神儀を採用しました。
魔神儀は共通効果として
①儀式パーツを見せ、デッキの魔神儀と共に特殊召喚する
②デッキから特殊召喚された時、儀式パーツを加える
を持っていますが、
①の効果で見せるカードがそれぞれ決まっているため、適当に積んでも安定させるのが結構難しいんですよね。
そんな中、今回目を付けたのは《魔神儀-キャンドール》です。
炎族なので《ヘルフレイムバンシー》でサーチできます。
そして、儀式をサーチできる《虹光の宣告者》は☆4モンスターのため、虹光の宣告者を素材にしたヘルフレイムバンシーのX召喚を行うことで、
手札に
・キャンドール(バンシーでサーチ)
・キャンドールで見せる儀式魔法(虹光でサーチ)
→キャンドールでタリスマンドラをデッキから特殊召喚してヴェーヌをサーチ
これで儀式セットを揃えることができます。
アンティーク・ギアから虹光の宣告者に繋ぐために、《ブンボーグ001》を絡めた《幻獣機アウローラドン》初動を使うことにしました。
① ブンボーグ003を召喚し、001を特殊召喚。
2体で《古代の機械弩士》をL召喚し、
《歯車街》サーチ。
弩士の効果の都合上、後攻をとります。
② 弩士で歯車街を破壊して、相手の打点を0にして、破壊された歯車街で暗黒巨人を特殊召喚。
暗黒巨人の効果で進軍(と他1枚)をサーチ。
③ 弩士と暗黒巨人でアウローラドンL召喚。
トークン3体湧き、墓地の001が蘇生。
④ 001とトークンで虹光の宣告者をS召喚。
⑤ ラドン効果でトークン2体リリースし、《幻獣機テザーウルフ》を特殊召喚。
テザーウルフは後々拾うとおいしい。
⑥ 2体でヘルフレイムバンシーX召喚。
バンシーと虹光で、キャンドールと儀式魔法サーチ。
アンティーク・ギアから入った場合は、《古代の機械箱》でブンボーグをサーチできるので、最終的な盤面は同じになり、
緊急ダイヤ、歯車街、射出機などを持っていて、
《古代の機械戦車兵》が絡む場合は展開が伸びて
テザーウルフを出さずともランク4が組め、アウローラドンの効果を破壊に回すことができます。
今回はアンティーク・ギアを初動に絡めていますが、要はラドン+001の動きさえできればいいので、虹光素材のヘルフレイムバンシーは他の儀式デッキでも使える汎用性の高い初動だと思います。パクっていいですよ。
◯中盤
パーツが揃ったら、進軍ヴェーヌを達成しつつ、盤面を固めていきます。
アンティーク・ギアでは常にセットできないデメリットがついて回るため、伏せで守れません。
なので、モンスター側で圧をかけていきます。
エースとして選んだのは《六花聖ティアドロップ》
リリースに関する効果のため、招来の対価(と一応ヴェーヌ)のトリガーとして機能します。
普通にランク8を組んだり、《六花聖ストレナエ》をリリースして特殊召喚もできますが、このデッキで気に入っている出し方がこれです。
ゲニウスでタリスマンドラのデメリットを消し、ヴェーヌで☆8に変更します。
キャンドールは進軍でリリースしてエクストラ縛りを回避します。
植物族を素材にⅩ召喚するので、ティアドロップのリリース効果がフリーチェーンになるほか、《クリフォート・ゲニウス》のリンク先に魔神儀を同時に特殊召喚すれば、ゲニウスのサーチ効果も使うことができます。
ゲニウス+魔神儀は友人のリックさんに吹き込まれました。
・ヴェーヌのサルベージ先について
ヴェーヌで一番サルベージしたいのは《古代の機械巨人》。
進軍の効果でリリース1ドローした後、「このターン中、古代の機械巨人及びその名前が記されたモンスターのリリースが必要なくなる」が適用され、拾った古代の機械巨人をそのまま召喚できるためです。
巨人自体が☆8なので、ヴェーヌの儀式素材に使いやすいのも相性バッチリです。
古代の機械巨人以外では、ゲニウスからサーチできる《星遺物-『星槍』》も強力なサルベージ候補です。
伏せで守れない分、手札で戦闘補助していきます。
〇終盤
《古代の機械融合》で《古代の機械混沌巨人》を融合召喚し、フィニッシュを狙います。
融合素材は、ヴェーヌや招来の対価のサルベージで稼げるほか、古代の機械巨人が場にいれば《無限起動スクレイパー》でアンティーク・ギアを戻してデッキから賄います。
以上がこのデッキの戦い方になります。
アンティーク・ギアの使用感
新規のアンティーク・ギアの使用感としては、
・戦車兵が出るだけで釣り上げ、出てきた暗黒巨人で歯車街をサーチ
→戦車兵の②で歯車街を割ってさらに展開
・進軍で射出機をサーチして召喚権を使わず展開
といったように、かなり横並びが楽に感じました。
また、進軍が増産工場のような感覚でドローソースになるため、なかなか便利です。
ただし、セットできないデメリットがついて回るので、そこをどう解決するかでデッキの色が出るような気もします。
特に、サーチが多いのにセットできないので、手札枚数の超過には注意が必要です。
他の新規では、《古代の機械司令》というカードもいまして
初見強そうに感じましたが、実際はかなり古代の機械巨人に寄せないと①②が使えませんでした。
③の効果で《古代の機械競闘》(これも新規)を置いてワンショットというのがコンセプトっぽいのですが
ワンショットを狙う分、リソースを除外してしまうので、少数採用では決めきれなかった時に厳しいなと思い、競闘は不採用にしています。
代わりに、同じく永続罠の《古代の機械蘇生》で戦車兵を蘇生することでゲニウスをL召喚し、残った召喚権を巨人に回すことにしました。
おわりに
一見関連性のないアンティーク・ギアと儀式の2つを上手いことまとめられたなと思います。
特に、ヴェーヌといえば儀式の下準備はもちろん、チャーチや弁天でサーチされることが多いですが、その周辺を採用せずに別角度でサーチできるようにした点が、個性を出せていて気に入っています。
新規はどれも良い効果をしていて、中でも古代の進軍というカードはかなり面白い効果です。
デメリットも相まってビルダーの個性が出るカードだなと思います。
みなさんもぜひアンティーク・ギアに触ってみてください。
その際、この記事の使用感などが参考になれば嬉しいです。
以上、読んでくれてありがとう。
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