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[読書記録 vol.13]ロングゲーム 今、自分にとっていちばん意味のあることをするために


友達にどんな本か簡単に伝えるとしたら

10年後どうなってたい?自分はどんな人間になりたいのか?
ことあるごとにこんなことを自分に問い直す癖があるんだけど、なかなか答えるのも難しいよね。
中長期の計画を立てた方がいいとわかってはいても、人ってとりあえず目先の今月はどう生活しようとか考えがちだよね。
頭ではわかってはいるんだよね皆んな。
でもそんな先のことわかるはずがない、コントロールできるはずがないと思ってしまって、考えるのを諦めちゃったりするじゃない。

人間って意思が弱い生き物だから、今やっていることが本当に正しいことなのか、望む方向に進んでいるのか不安になってすぐ諦めてしまう。
長期計画を立てたとしても、もそれを長期にわたって遂行していくことって、かなりメンタルが強くないとできないよね。

それに挑戦する考え方だったり、方法を順序立てて教えてくれる。
例えば、そもそも「考える時間の作り方」だったり、長い期間メンタルを保つ心構えだったり、そういうことをアドバイスしてくる本だよ。

今に満足いってないからと言って、未来を諦める理由にはならない。って言葉が響いたんだ。

書籍概要

ロングゲーム 今、自分にとっていちばん意味のあることをするために
著者:ドリー・クラーク
初版発行日:2022/7/22
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
kindle unlimited:なし(投稿時)
kindle:1,980円(投稿時)

マーカー引いた箇所、メモ、気付き

1、思考的、時間的「余白」をつくる
・忙しい人は仕事ができる人ではない、むしろ自分のスケジュールをコントロールできない人だ
・「すごい!最高!絶対やる!」と感じないなら「ノー」と言う
・これをしなかったら1年後に後悔するだろうか?
・何かを頼まれたらざっくりでいいのでかかる時間を計算する。表には出てこない物も含めた時間を想像すると受ける気がなくなる。

2、目標を決めて成し遂げることに「集中」する
・「お金」に最適化するのではなく、「自分の興味」に最適化する
・「今のここからどうやってあそこまでいけばいいのだろう?」と考えると、今の時点で手に入りそうなものしか目指さない。極端な目標を選ばなければならない。
・新しい挑戦やリスクの高い行動に20%の時間を使う
・何かを達成したいのならば必要なのは「時間」ではなく「期限」だ
・新しいことの挑戦するベストタイミングは「今やっていることがうまく行っているとき」だ
・自分の行動のうちどの20%が80%の結果を生み出しているのか?
・1回の行動で十回の行動と同じ成果を出すにはどうしたらいいか?
・自分が今持っている資産(お金、時間、人脈、SNS、、、)にレバレッジを効かせるにはどうしたらいいか?
・特定の目的を持たず、ただ相手を助けること。面白い人たちと意義深い関係を気づくことだけを考えて無期限のネットワーク作りを行うこと

3、最後までやり抜く「信念」を持つ
・すぐには成功しない、指数関数的に成功することを肝に念じよ
・不安になったら、それをやろうとした最初の目的を思い出せ
・打率10割は不可能
・うまくいかなかった計画を他の計画に活かす
・自分がかつて達成してきたことに自信を持つ

ロングゲームのコツ
①小さく始めること
②達成するまでに必要な時間を知ること(他の人の成功体験などを調べる)
③仕事に使う時間を制限する、20%新しいことに使う
④他の人よりも長い時間軸で計画する

ロングゲームに必要な資質は結局強いメンタル
・独立心
他からどうみられようと関係ない
・好奇心
自分にとっての正しい道を探すチャンスを増やす
・立ち直る力
これはダメだったけど他の方法を試してみよう、と言える強さ=打席に立つ回数

感想

ずっと逃げ続けてきた人生の課題に向き合った気持ち(笑)
世の中の成功者も同じ不安と対峙してきたのかと思うと勇気が出る。
あとはやるだけ。
俺はやる。

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