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[読書記録 vol.9]1日10分で自分を浄化する方法~マインドフルネス瞑想入門
友達にどんな本か簡単に伝えるとしたら
瞑想とかマインドフルネスが良いってよく聞くでしょ?
瞑想って言うとちょっとスピリチュアルに感じる部分もあるかもしれないけど、そこから現代のスタイルとして、メソッドだけをうまくまとめたものがマインドフルネス瞑想らしいんだ。
現代人って、不安とか悩み事とかで疲れきってるじゃん。瞑想をやると、ネガティブ思考の渦に飲み込まれそうな時に、落ち着いて対処することができるようになるって言われてるんだよね。
瞑想の種類や、やり方、呼吸法、雑念との向き合い方とかが優しく分かりやすいし、スピリチュアル的な怪しさ全くなくて、シンプルにメソッドを教えてくれるから、入門という言葉にふさわしい本だ思うよ。
書籍概要
1日10分で自分を浄化する方法~マインドフルネス瞑想入門
著者:吉田昌生
初版発行日:2015/1/19
出版社:WAVE出版
kindle unlimited:あり(投稿時)
kindle:1,584(投稿時)
マーカー引いた箇所、メモ、気付き
[瞑想のメリット]
・集中力が上がる
・揺るぎない自信が生まれる
・ストレスが解消され心が穏やかになる
・感情的になることが減る
・思いやりの感情が芽生える
・睡眠の質が上がる
・マインドフルネスとは「過去や未来ではなく、今・ここで起こっているものごとを体験し、ただ目の前のことに集中する状態」のこと
・マインドフルネス瞑想とは、マインドフルネスを得るためのひとつの手段。他にはマインドフルネス・イーティングやマインドフルネス・ウォーキングなどがあるらしい。
・瞑想続けると気づく力が養われて、集中力が上がっていることが実感できる
・気づく力で、客観的に自分を見る力を養える
・現代人は頭の中で考えすぎて疲れている → 無我の境地(無思考状態)になるとそれから解放された状態になる
・快い感覚も、不快な感覚も、やがて過ぎ去っていく=いつまでもとらわれる必要はない、と体験できる
・以前だったら感情的になっていたことも冷静に対処できる
・あなたは考えてもいいし、考えなくてもいい。世界樹の迷宮マインド
・「ラベリング」=音が気になったら「音」と唱える、雑念が湧いたら「雑念」
・自己受容「今何を感じている?」→「○○に気づいたよ」→「いていいよ」
ex.僕的には最後を「すごいね!」に変えてもいいと思う
・雑念が湧いたら、木の葉が川の上流から下流に「さ〜」と流れていくイメージ
・あまりにも湧きすぎてコントロールできなくなったら「ストップ!」or 逆に「徹底的に向き合う」
・呼吸の意識
吸う→静寂→吐くがブランコのようにゆっくりと繰り返されるイメージ
・「本当の自分」とは、考えていること、感じていることを、少し離れたところから観察している「意識」
・今やっていることだけに集中すると「今ここ」とつながる
・自分の身体感覚、感情に意識を向けて気づく
・理屈ではなく感情で選択すること →メンタルに気持ちいいことは身体にも気持ちいい
・「怒り」は2次的な感情。その前の1次的な感情である「恐れ」「がっかり」「不安」「惨めさ」などを観察する
・自己需要と他者需要は比例する
感想
読み終わった後、自己流でやってきた瞑想に、ちゃんとした土台みたいなものができた気がした。
書いてあることはどれも難しいことはなくすぐに試せるものばかり。
あとこれとても大きいんだけど、瞑想を導入するための音楽もダウンロードできるのが最高。