ラジオ制作講座12「リスナーサービスについて考えてみる」
ラジオっぽい画像ですね。
アメリカのFM局のDJ の写真を見るとよく使われています。エレクトロボイス社のRE20という奴。元々、バスドラ集音用なので重低音、大きな音、吹かれに強いので…声の低い、時々声を大きく張る男性DJに好まれています。特に英語は破裂音(パピプペポ)が多く、それに負けないのでミクシングの際の取り扱いが楽なんですね。日本のスタジオでは殆ど見ませんが…(苦笑)。でもラジオっぽいw ちなみに販売価格は8万円前後。個人配信している人もお一つ如何?(笑)。さて…では本題。
■リスナーへの「サービス」
昨夜、半沢直樹を見てると…壊れかけの航空会社について視察して、「お客様へのサービスが丁寧で現場のプロ意識が高いから再建できる」なんて会話しているシーンが出てきました。プロ意識が高い人はサービス精神も行き届く。なるほど。放送業界もそうでありたいですね。
さあそこで。ラジオにおいて、リスナーへの「サービス」とは何だろう?と。
新しい情報(や音楽)
詳しい情報(や知識)
身近な情報
メールを紹介してあげる
リクエスト(曲や素朴な疑問)に応える
癒しの時間…
応援メッセージ
有名ゲストを迎える
豪華プレゼントを出す
つらつらと考えただけでも、色々出てきました。
作り手の皆さん、どうですか?出来てますか?
なかなか出来ない事も多いですよね。地方局だと有名ゲストは迎えにくい。今のご時勢、豪華プレゼントもかなかな稟議は通らない(苦笑)。
実際、最終期のポートでは、ゲスト出演や商品ご紹介でのバーターとしてリスナープレゼント用にアイテムを頂く事は時々ありましたけど、制作費から購入して…というのは、余程でない限り無かったですね。
なので、物的なサービスを網羅する事、恵まれたキー局は別にして難しいです。そんな中でもモーゲーのように、あれから49日(!)経った今でも、まだツイッターにタグを付けて呟くファン、引き継いで出演している次番組へ移ったファンが多い…という事も有ります。
だから「物的」というより、どういう「意識」でサービスするか?の方がリスナーには響く…ということなんでしょうね。
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