大阪の駅ガイド〜大阪メトロ編(①梅田地区)
久しぶりに大阪の電車ネタ、書きましょうかね。まぁ東京に比べれば碁盤の目状の路線網なので乗りやすい大阪メトロですけど、乗り慣れないと、きっと右往左往すると思います。
そこで、地下鉄の大阪市内中心部の駅について、豆知識的な所から理論武装して、迷わないガイドを書きますね。
▪️梅田・東梅田・西梅田
梅田駅は御堂筋線、
東梅田駅は谷町線、
西梅田駅は四つ橋線の駅です。
別駅名ですが、この三線は改札を出ての乗換が可能で30分以内なら1枚の切符で再び改札から入る事が出来ます。
まず梅田駅。
昭和8年(1933)大阪最初の地下鉄として開通した御堂筋線(ラインカラーは赤)の駅。開業当初は現・曽根崎警察前辺りの仮駅だったのが、2年後に移動したのが現在の駅。立派なドーム状の広いホームは大阪メトロならではの光景です。このドーム状のホームは、御堂筋線開業当初の駅(梅田・淀屋橋・本町・心斎橋)4駅共通のスタイルとなっています。
元々はドーム状ホームを挟んで上下線の線路が有りましたが、混雑解消の為改修され、南向きは東側のホームに移行、ドーム状ホームは北行きのみとなりました。とは言え、上下ホームは短い連絡通路で行き来出来るので、間違えたとしても階段を上下する心配は有りません。
取り敢えず、なんば方面へ行くなら天井の低いホーム、新大阪方面へ行くならドーム状ホームと覚えましょう。
この梅田駅は南北方向に配されていて、地上でいえば南側は阪急百貨店の南の端辺り、北側はJRの高架の北の端辺りとなります。なので、阪急に乗り換えるなら北側、阪神に乗り換えるなら南側の階段を上がるのが便利です。JRはどっちでも同じくらいw
梅田駅の直上はJRと阪急の間の道ですから、北改札を出た場合、JRは左、阪急は右へ向かえば当たり。
南改札を出たら阪神は斜め右に駅の看板が見えます。JRは、ぐるりと右後ろへ回り込んだ所の階段を上がります。
因みに梅田駅のホームはB2、改札、出た所の地下街はB1です。この後出てくる東梅田駅、西梅田駅共にホームはB2です。つまり。。。地下鉄どうしの乗り換えはB1の地下街を介していて、階段の上り下りは1回ずつなので意外とラクです。
ラインカラーが紫の谷町線:東梅田駅は、位置的には梅田駅の斜め南東にあります。地上を見ると、阪急百貨店とJR大阪駅に挟まれた南北の道はS字状に緩く曲がり阪急百貨店の真南に真っ直ぐ伸びています。この真下に御堂筋線が南へ通っています。実は、東梅田駅はこの同じ広い道、御堂筋線のすぐ東側に南北に配されているのです。谷町線は元々この東梅田が北の終点で、駅すぐ南側、梅新交差点地下を東へ直角に曲がり国道1号線地下を南森町駅へ向かいます。後から建設された谷町線の北側ルートは、ナビオ阪急の南側の斜めの道地下を北上、中崎町、天六へと向かいます。
位置関係は以上です。
御堂筋線の南改札を出たら地下街:ホワイティうめだを左側へ少し向かうとすぐに右へ伸びる通路が見えます。この通路自体が東梅田駅w
さっきも書いたようにホームはB2、この地下街がB1であり、改札も直接地下街に置かれているのです。
東梅田駅のホームは相対式ですから上下分かれています。改札も上下別。しっかり天井の表示を見て、乗り間違わないように。梅田駅方向から向かう場合だと、谷四方面は左側、守口方面は右側の改札へ。心配なら地下街突き当たりの改札から入れば上下どっちにも下りる事が出来ます。
問題は西梅田駅(四つ橋線:ラインカラーは青)。この駅だけ、梅田駅、東梅田駅と離れています。地上を見ると、阪急百貨店からJR大阪駅を挟んだ西側、ヒルトンホテルの西側の南北の道が四ツ橋筋です。普通に歩いても6、7分掛かります。混雑した地下街歩きはもう少し時間に余裕をみた方が良いですね。
因みに阪神電車の大阪梅田駅は、阪神百貨店の真下を東西に配されていますが、さっき見た東側(阪急百貨店側)だけでなく西側にも改札が有るので、阪神から西梅田駅へ乗り換えるならそちらの方が便利です。
いずれにしても、御堂筋線梅田駅から向かうなら、南改札を出て、阪神百貨店とJR大阪駅の間の東西の通路を真っ直ぐ西へ歩きます。途中、JR大阪駅中央口からディアモール(地下街)へ南下する人波を横切りさらに西へ。JR大阪駅「桜橋口」へ上がる通路を右に見たら左へ。阪神電車の改札を左目に見ながら数段階段を降りたら右手にほら!西梅田駅です。手前の改札は出口専用なので、もう少し南へ進むと改札が見えてきます。東梅田駅同様、ホームがB2なので、この地下街のB1に改札が有る訳です。
さて、東梅田駅から西梅田駅へも上記のルートで向かえますが、おススメは駅前ビル地下街ルート。梅田地区の南寄りにある「大阪駅前第一ビル、第二ビル、第三ビル、第四ビル」は、昭和の当時、旧闇市だったエリアを大規模再開発
したものです。そんな事も有るのか?ビル群のB1、B2には、下町風情溢れる居酒屋や飲食店、パチンコ屋、チケット店などがたくさん並びます。時間があるなら、こういったお店に立ち寄ったり、眺めながら歩いて楽しめます。
東梅田駅の所で「突き当たりの改札」と書きましたが、そのすぐ手前、(梅田駅側から見ると)右手(西側)へ向かう階段が有ります。コレも東梅田駅の所で書きましたが、東梅田駅のすぐ横は御堂筋線が走っています。コレを跨ぐ階段です。その先、通路は左折し真っ直ぐ南下します。駅前ビルは手前から第四、第三。右折(西へ)して第二、第一と続きます。そのままだとB1ですがB2も有り、飲食店はB2の方が多めですのでご参考まで。
梅田地区は昭和の頃の地盤沈下もあった為、あちこちで地下街の高さがズレています。大阪駅前第一ビルの西の出口、西梅田駅前の南北地下街も丁度フロア半分くらいズレています。から、フロア半分サイズの階段を使うとB2、B1フロア共に目の前が西梅田駅の改札となります!
最後になりますが、JRの「離れの間」のようなJR東西線「北新地」駅は、この第一ビルのすぐ南側、国道2号線真下に東西に配されています。JR大阪駅から乗り換えるなら、中央口からは南側の階段で地下へ下りたらディアモール(地下街)を真っ直ぐ南下、突き当たり。桜橋口からは四つ橋線西梅田駅横を通過した先、左手に駅の案内が見えます。
さぁ詳しく書いてると、アホみたいに長くなったので今日はココまで!他の地下鉄駅のことは改めてにしますね。
梅田の地下街については、別の記事もありますので、ご覧下さい。