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【開催レポート】LINE公式アカウント最前線-基礎から応用まで、1時間で徹底解説-

2024年12月10日(火)、FUGU Lab主催初めてのイベント「LINE公式アカウント最前線-基礎から応用まで、1時間で徹底解説-」を開催しましたので、レポートいたします!


開催概要

山口初のマーケティングサロンFUGU Labは、12月10日(火)、企業のマーケティング担当者および経営者など、マーケティングに関わるビジネスパーソンを対象に、ビジネスにおけるLINE活用セミナーを開催しました。開催場所は徳山駅すぐの場所にあるコワーキングスペース「Shunan Innovators Hub Aratana」です。当日は、山口県内企業の担当者はもちろん、お隣の広島県からご参加の方もおられ、多種多様な業種・業界のマーケティングに関わる約20名にお集まりいただきました。

FUGU Labサロンマネージャー稲田から

FUGU Lab稲田みのりよりご挨拶


FUGU Lab初めてのイベントということで、最初にFUGU Lab発起人であり、サロンマネージャーの稲田からFUGU Lab設立の背景を紹介しました。

FUGU Labは、山口県内のマーケティングにかかわる業務に携わっている人たちがマーケティングスキルを磨き、山口県の経済成長に貢献することを目的としたビジネスコミュニティです。

山口県内のマーケターの市場価値向上を目指し、
1)勉強会やワークショップの開催
2)マーケティングのトレンド共有
3)メンバー同士の交流
4)外部講師をお招きしたセミナーの開催
など、さまざまな活動をやっていきたい、というお話をいたしました。

今回のセミナーは、4つ目の<外部講師をお招きしたセミナーの開催>にあたります。

「山口県内のマーケターたちが、自らのスキルアップとビジネス成長を加速させるために、今回のようなイベントを活用していただくことができたなら幸いです。」とご挨拶させていただきました。

ゲスト講師青木様の講演

サンドディー・アイ・ジーの青木様による講演

本日のゲスト講師は、エイベックスでの音楽業界勤務を経て、現在はLINEを活用したシステム開発会社を経営しているサンドディー・アイ・ジー株式会社 代表取締役の青木様です。エイベックス時代はアーティスト担当やCD制作に携わりながらも、当時、CDの売上が低迷する中、音楽配信サービスやオンラインショップ展開、動画配信サービス立ち上げなど、新たなビジネスモデルの構築にチャレンジされておりました。

本セミナーのLINE公式アカウント運用については、多くの企業が陥りがちな誤った運用方法と、それを改善するための「サービス思考」に基づいた効果的な運用方法を解説していただきました。また今回、すでにLINEをお客様とのコミュニケーションに活用されている参加者の方もいれば、これから活用を検討しようとしている方もいるため、フェーズに合わせた活用事例をご紹介いただきました。

よくある誤ったLINE公式アカウントのコミュニケーション

  • メルマガの延長線上として、企業が一方的に情報を発信するだけのツールになっている。

  • ユーザーをセグメント分けせずに一斉配信を行い、ブロックされる原因となっている。

  • クーポンやキャンペーン告知を乱発し、ユーザーを追いかけるような施策に終始している。

これらの施策は一時的な効果は得られるものの、持続性がなく、最終的にはユーザー離れにつながってしまいます。

サービス思考に基づいた効果的な運用方法

LINE公式アカウントを運用する上で重要なのは「サービス思考」であり、ユーザーにとって何が「便利」で、かつ「意外性」のある体験を提供できるかを常に意識することが重要。以上の前提の考え方をベースに、例えば以下のようなLINEの活用は避けた方がベターであるとのことでした。

具体的な施策例

飲食店のモバイルオーダー事例
飲食店などで導入が増えているモバイルオーダーは、店舗側の業務効率化には有効ですが、ユーザーにとってのメリットを考慮せずに導入すると、かえって不満につながる可能性があります。例えば、注文時にメールアドレスの入力を必須にするなど、ユーザーにとっての手間が増えるような設計は控えたほうがよいでしょう。

LINEでのポイントカードを活用した事例
ポイントを貯めるだけではユーザーの継続的な利用を促すことはできません。ポイントと連動したコンテンツや特典などを提供することで、ユーザーのモチベーションを高める必要があります。例えば、ポイントに応じて特別な商品やサービスを提供する、ポイントカード会員限定のイベントを開催するなどです。

上記のようなNG事例をご紹介いただいたうえで、LINEをどのように活用していくべきか具体的施策案や、機能などについて詳しくご紹介いただきました。

最後に、「LINE公式アカウントは様々な機能と可能性を秘めているため、企業は”LINEではできない”と決めつけずに、積極的に活用方法を検討することをおすすめします」と青木様のメッセージで締めくくられました。

青木様の講演のあとは、参加者からのLINE活用における質問に青木様が答えるQ&Aコーナーです。「LINEの友達登録をどうやって増やせばよいか」「LINEに関する情報収集はどうしたらいいか」など、たくさんの質問があがり、それに対して真摯に回答いただきました。

また、本イベント後の感想として、参加者の方からは「LINEの機能だけでなく、「サービス思考」や「THANK YOUを引き出す」といった考え方が勉強になりました。」「具体的な内容で分かりやすかった。」「マーケティングに基づく知らない知識を得る機会になったか」などの声をいただき、大変満足度の高いイベントとなりました。

交流会参加の皆様と一緒に

最後に

イベントレポートはいかがでしたか?FUGU Labでは今後も、マーケティングにかかわる皆さんに役立つ情報発信や、イベント開催を予定しております。FUGU Labへの参加にご興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、fugulab.marketing@gmail.com までご連絡くださいませ。

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