ホリエモンがYouTubeで核融合について語っていた件について<エネルギーが実質無料になるのは西暦●●●●年>
ホリエモンがYouTubeで「(核融合で)エネルギーが実質無料になると人間の社会は変わる」「経済格差が関係なくなる」と言っていましたが、核融合で無尽蔵にエネルギーを生み出せるようになるのはいつ頃になりそうなのでしょうか?
それについて調べたことをもとに、ズバリ西暦何年頃かを予測します。
結論:遅い場合は2050年ですが早い場合は…(答えは後半で)
<参考>核融合実用化で生活はどう変わる?熾烈な競争の中で日本は生き残れるか【堀江貴文×Helical Fusion】
https://youtu.be/ZKYTtHgM4U8?si=y0SUW8Vmf4n_lX4V
核融合で無尽蔵にエネルギーを生み出せるようになるのは、2050年頃になると予想されています。
核融合は、水素原子核同士が結合してヘリウム原子核になる際に、大量のエネルギーを放出する反応です。この反応は、太陽や恒星のエネルギー源であり、地球上でも実現可能なことが理論的に証明されています。
しかし、核融合反応を起こすためには、水素原子核を非常に高い温度と圧力にすることが必要となります。そのため、実用的な核融合炉の開発には、多くの技術的な課題があります。
近年、核融合炉の開発は急速に進んでおり、2025年には欧州のITER計画で最初の核融合炉が稼働する予定です。ITER計画では、100メガワット級の核融合エネルギーを発生させることを目指しており、成功すれば核融合炉の実現に向けて大きな前進となるでしょう。
ITER計画の成功を受けて、2050年頃には、実用的な核融合炉が開発され、無尽蔵にエネルギーを生み出せるようになると予想されています。
ただし、核融合炉の開発には、まだ多くの課題があります。例えば、核融合炉の安全性や、核融合炉のコストの問題などです。これらの課題を解決するためには、今後も継続的な研究開発が必要となります。
…と、ここまでは“遅めの予測”を書きました。
実は、核融合炉の実現がもっと早く進む可能性は十分にあります。
その根拠として、以下の2つの点が挙げられます。
1 核融合炉の開発技術が急速に進歩している
2 核融合炉の実現に対する期待が高まっている
1つ目の点については、すでに述べたように、ITER計画では100メガワット級の核融合エネルギーを発生させることを目指しており、成功すれば核融合炉の実現に向けて大きな前進となるでしょう。また、ITER計画以外にも、世界各国で核融合炉の開発が進められています。これらの開発が順調に進むと、核融合炉の実現がさらに早まる可能性があります。
2つ目の点については、地球温暖化対策の観点から、核融合炉の実現が求められています。核融合炉は、CO2を排出せず、無尽蔵にエネルギーを生み出せるため、気候変動問題の解決に貢献する可能性があるのです。このため、核融合炉の実現に対する期待が高まっており、研究開発への投資も拡大しています。
これらのことから、核融合炉の実現が2050年よりも前に進む可能性は十分にあると言えるでしょう。
具体的な年数としては、2040年代半ば頃に実用的な核融合炉が実現して無尽蔵のエネルギーが生み出せるようになる可能性も考えられます。
ただし、これはあくまでも予想であり、実際に実現するかどうかは、今後の研究開発の進捗状況によって大きく左右されるでしょう。
【結論】早ければ2040年代、遅くとも2050年頃
by Bard man