夢の日記

多分1年前くらいの夢日記です。

徹夜をしたのである。午前五時二十六分頃、私の台所は爆発をした。台所とは、キッチンのことである。私はこれを全て夢の中での出来事だと思うことにした。夢は全て私の頭の中で作られた物語なので、全て私の想像力で補える範囲のものであるし、つね日頃無意識に考えている事がらに基づく。確かにこれは夢の中での出来事であった。しかし、つまり現実の出来事が踏襲された夢なのであった。私は夢の中で神ににたにたと笑われていた。頭の天辺から爪先まで見定められている。この世の崩壊がはじまっていることがわかっている。ところでこの神は全てを司っているくせに、ひとのかたちをしていた。私の脳の補完能力はこの程度なのかと辟易する。神は私のことを乞食かなにかだと思っているようであった。やかんで湯を沸かして、カップ麺を作ってくださった。カップ麺のなかには劇薬が仕込まれてしまっている。しかし私は大変に嬉しくて、火傷のことなど気にせずに、嬉しい嬉しいと連呼しながら容器に口をつけ中身を全てひと飲みした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?