夢の日記

多分1年前くらいの夢日記です。

草木も眠る丑三つ時という表現がある。つまり、草木は普段起きているのだ。なぜ草木に意識があるのかは私もわからない。毎日まいにち、丑三つ時には天地創造が行われている。日々この世界は更新されているのだ。これは私だけが知っている。草木にそう教えられたのだ。丑三つ時は寒い。寒いけれど死は感じられない。しかし、天地創造の瞬間はすべての色が白と黒になる。全ての物体が白くなって、無作為に黒で面取りが行われている。いつものように私は天地創造へ立ち会う。しかし天地創造が今日、失敗した。全てが腐ってしまったのだ。すべてがみるみるうちにふにゃふにゃに、崩壊を起こしていく。まずい、まずい、まずい。空間が、白で溶けて混ざって鈍くなっていく。

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