コロナ禍でもできる!メーカ開発職から戦略コンサルタントへの転職活動記

どうもこんばんはフガシティーです。

という訳で今回はタイトル通り、新卒で設計開発職として入社したメーカから戦略コンサルタントへの2ヶ月間の転職活動について書いてみようと思います。

取り急ぎ、御託はおいておいてバックグラウンドから各種の対策内容までを網羅的にざざっと書いていこうと思います。

情報の少ない理数系職種からコンサルへの転職を志向する方にとって有益な情報となれば幸いです。


1.私自身のバックグラウンド

大学卒業後、新卒で入社したメーカで設計開発職に従事しています。

設計開発職としてはかなり幅の広い仕事を任されており、仕様検討から製造・生産技術、ひいてはセールスまでの面倒を見ていました。

ここ数年は最近の流行りに乗っかって社内におけるDX推進なんかにも関与していました。


2.スケジュール

8月中旬、盆明けから転職活動を開始、およそ2ヶ月後に内定取得、転職活動を終了しました。

やや細かく言うと、転職活動すると決めてから1週間後には1社目の1次面接を受験、その後は週1~2回の面接を繰り返していった形です。

面接と並行してwebテスト、SPI、ケース面接の対策を随時進めました。

かなり急ピッチなスケジュール感でしたが後から振り返ってみれば短期集中的に対策すべき点を対策できたので余分に時間を割くよりは集中力・メンタル面ともに良かったのではと思います。


3.受験した企業

エントリーした企業は8社(うち外資2社)。すべて戦略コンサルティングファーム、または総合コンサルティングファームの戦コン部門です。

戦コンを受験して落ちた場合は総合系に切り替えて受験する予定でした。

書類選考・webテストを通過して面接に進んだ企業は6社、最終面接まで進んだ企業は3社でした。

第一志望だった企業からの内定が最も早く出たため、内定が出た時点で転職活動を終了しました。

時期が時期だったこともあり、外資2社はどちらも中途採用はコンサル経験者しか採用していなかったようで書類選考・webテストで選考落ちしました。


4.webテスト対策

基本的にはweb-GAB対策のみでOKと思います。

web-GABの中でも出題される範囲はかなり限定されます。

計数においては図表問題しか出題されませんでした。

理数系職種の方であれば、計算の勘所を掴み直すだけで十分と思います。

したがって参考書を一冊買って、電卓を使いながら出題傾向と回答パターンを学習すれば良いのではないでしょうか。

一部コンサルティングファームではSPIがあります(1社だけでした)が、基本的にはGABへの対策ができていれば問題なく回答できるはずです。

私は問題傾向を知るために1冊だけ参考図書を買ってちょろっと解きました。


5.面接全般について

コロナ禍ということもあり、ほぼすべてweb面接でした。(対面での面接は1社の最終面接1回だけ)

あらゆる物事には良い面と悪い面がありますが、コロナ禍における私にとって唯一の良い面はここでしたね。

私の現在の居住地は東京都内から車でしか交通手段がなく、2時間以上かかる地域にありますので面接における有給取得や交通費という面ではBeforeコロナと比較して圧倒的に有利でした。


5.1.ケース面接対策

まずケース面接について。

~東大生が書いた~シリーズなど、著名な対策本はいくつかあります。

が、この手の「猿でもわかる!!」系の対策本はマジで役に立ちませんでした。最初の取っ掛かりとしてはいいんですが、結局フレームワークに当てはめるだけの対策しか書いていなくて多様な問題に対応できないんですよね。

結果として最も役に立ったのは「仮設思考」「論点思考」の2冊でした。

私が受験したケース面接に関しては常に回答・打ち手の筋の良さよりも「構造化が正しくできるか」が評価されていました。

というか、構造化さえ正しく出来ていれば打ち手が理想的でなくても回答後のディスカッションで全然フォローできます。

したがって無闇にフレームワークに当てはめて考えるよりも、提示された課題と結論を正しく見極めて構造化し、論点・仮設を設定して打ち手を立案する、愚直にこの流れを繰り返すことの方が重要と思います。


5.2.通常の面接対策

続いてケース面接以外について。

ケース面接でない通常の面接については基本的に転職エージェントから提供された情報を元に対策しました。(ちなみに利用したエージェントはこちら

今回利用させていただいたエージェントはコンサル専門のエージェントだったこともあり各ファームの頻出質問について潤沢な情報を持っており、基本的には事前に提示された過去の質問に対して適切な回答を準備、エージェントの方に評価してもらいました。

また面接の回数を重ねる中で当然上手く答えられなかった質問や結果的に落ちてしまった企業もあるわけですが、そういった状況からも逃げずにネガティブフィードバックを受け取り次に活かす、という姿勢を取り続けました。

またネガティブフィードバックを真正面から受け取ることと同様に重要だと自分で思っていたのは、「あまり選考企業に対して自分をアジャストしすぎない」という事でした。

エージェントの方から選考企業の社風や志向についての情報も当然得られるわけですが私自身はあまりその情報を入手しないようにしていました。

どんなに面接で上手に答えられても、結局入社後にその企業の社風・カルチャーに自分の考えがフィットできなければ早々に退職してしまったり病んでしまったりという双方にとって不幸な結果を生みます。

その様な結果を避ける為には入社する以前からこちらも自分を変に会社に対してアジャストしないほうが良いと思っていたからです。

結果的に私自身、非常に腑に落ちる結果を得られました。


6.まとめ

という訳でなんだか全体的にとりとめもない話になったような気もしますが備忘録的に転職活動全体の経過と内容について書いてみました。

しっかしメシの話書いたりプラモの話書いたりえらく散漫なブログですね…

転職を考え始めたキッカケとかは現時点ではあまり書けないですがいずれ書けると良いなーと思っています。

ではまた!



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