chap69:産後セックスレスで老化してきたように感じます。レス改善をして若々しくなりたい
恋人・夫婦仲相談 http://fufunaka.com/ の所長をしています。
相談やりとりを匿名・背景をぼかして紹介することで、類似の悩みを持つ
方々の指針になればと考えています。
相談所は、ご本人と特定されぬよう匿名で時期をずらして
公開了承を得る仕組みです。メルマガ連動で
noteにもコラムとして掲載してゆきます。
ぜひnoteコメント欄に、おとなりさんへの感想や
ご助言を入れてくださいね!
□今回のおとなりの主婦 カナリアさん (31歳)より
◯産後、見た目が老化してきたのはセックスレスのせい??
ただいま、セックスレス改善中です。夫と話し合おうといつも思いますが、
普段は仲が良いので、波風を立てたくなくて、なかなかその話題には
触れられません。
最近、ちょっと気になることがあるので相談させてください。
というのも、体の変化、急激な老化のようなものを感じています。
セックスレスになって約3年、出産してから約2年半、生理が再開して1年、
深刻にセックスレスについて悩みはじめて6ヶ月くらいになります。
31歳という年齢や産後まだ2年半しかたっていないこと、精神的ストレスだけが
原因でしょうか。
セックスしないとホルモンが分泌されなくて早く老けたりしますか?
気になることは、
1 生理が止まらないことがたびたびあること
産婦人科を受診したところ、ホルモンバランスの崩れだそうです。
前にも増して生理不順になったんです。
2 急激な肌の衰え。くっきりとしたシワ、たるみ
3 白髪が急に増えて髪の毛が乾燥してふくらむこと
最近、女として終わりが見えてきた?ひょっとして更年期?
と
落ち込んでいるので、なんだかさらに悪循環な気がして。
若さや美しさは気持ちの落ち込みに左右されますか
それとも これはセックスレスが原因ですか。
□ 真由美所長よりアドバイス
◯老化はセックスレスだけのせいじゃない!でもそこに
目をつむると 乾いた夫婦関係になります
カナリアさん、産後のセックスレスから、ご自身で「女としてイケてない?」と不安が積み重なったということですね。
生理不順は、すでに産婦人科に行かれたので、ドクターの助言に
従ってください。
原因は患者さんによって様々なので、病院の受診・検診がマストです!
そして31歳のご年齢で「老化した」と落ち込まれるのは、心配しすぎです。
女性ホルモンが減少する閉経前後世代(更年期世代、ゆらぎ世代)の
女性の方々なら
「そうよねえ、Z世代のふっくら肌がうらやましいわねえ」と
女性同士のお茶飲みトークで出てもおかしくないセリフですが。
「セックスレスだとホルモンが分泌されない」ということはありません。
ホルモンといっても、女性ホルモンだけではなく、多種多様なのです。
医学的な論文や産婦人科、泌尿器科の専門医師の先生方の意見など
いろいろ調べてみるとよいでしょう。
以前、会見でご一緒した産婦人科の池下育子先生もセロトニンや
ドパミンなどの幸せホルモン、オキシトシンという愛情ホルモンの分泌が
増えることで自律神経が活発になり、血流がよくなる。お肌のターン
オーバーも活性化すると言われています。
セックスはアグレッシブとリラックスが切り替わる行為。
リラックスすると、唾液が増えるそうです。新陳代謝があがり、
お肌にもよい。唾液と一緒に体液も増えそうではないですか。
つまり濡れるボディ!!健康的でしょ。
また、NHK「あさイチ!」のセックスレス特集でご一緒して以来、
大の仲良し泌尿器科医、関口由紀先生も
「性機能を維持している人のほうが、エストラジオール数値が20~50程度
と、閉経後の一般の数値より高めの女性ホルモンが分泌されているケースが多い」
とおっしゃっています。
多数回、セックスをしても女性ホルモンの量が増えるわけではありません(論文あり)。
しかし、女性ホルモン以外の伝達物質は確実に分泌して、お肌やメンタルにいい影響を与えることは、
わたしも過去の相談事例を通じて実感しています。
カナリアさんのお悩みの本質は ホルモン云々より
「産後、旦那さんに、女性として見られなくなったから淋しい」だと
思います。
産後と言っても、3年経過しているので重症。
セックスレスの原因は、旦那さんの胸の内にあります。
一般的なレスの男性がたの声を聞くと
◯産後、妻が母親の顔しか見せないので、エロスを感じない
◯産後、妻の体型がふくよかになって、前と変わってしまい燃えない
◯産後、子供に(自分の)愛情が偏ってしまい、妻が家族の一員となった
◯産後、子供に(妻の)愛情が偏ってしまい、自分を男性として意識してくれなくなった
◯産後、営みを再会しようと思ったら母乳が飛ぶし、
「会陰が痛い」と言われて怖くなった
◯産後、妻が機能重視のダブっとした服しか着ないので魅力が半減した
◯産後、一度トライしたが、ゆるくなったようで、気持ちよくなかった
などなどなど
「なんという自己中な言い訳!!お産の大変さをわかってない!」
と叱りたくなりますが
まあ、太古の昔から、夫婦とはそういうものです。
ここはひとつ、妻側がオトナになって上記理由を吹き飛ばす
マインドに切り替えたほうがスムーズです。
女性の方が、コミュ力も適応能力も高いので、甘やかせてあげましょう。
“自己中な言い訳に屈するわけにはいかん”と、
平等論ありきの女王態度でいると
セックスレスは改善しないし、セロトニンも少なくなるので、ますます
「オバちゃん顔」に進行します。リラックスもできないので、唾液も体液も
減少して"乾いたワタシ"になってしまいます。
既婚女性が、自分の女子力肯定感を上げ、女性としての承認欲求を満たしてくれるのは夫しかいません(あ、お金を払えばその限りではない・・)
仕事やスポーツや趣味で、肯定感を高めることはできるのですが、
裸の身体と
裸の心(あいみょんさんのお唄にもあります)
を愛でて、撫でて、抱きしめてくれるのは夫なのであります。
(くどいようですがお金を払えば・・)
医学論文や医師の意見を読んで
「やはりセックスは美と健康にプラスの作用がある」と把握したら、あとは、上記言い訳に対抗する技術とマインドで、身体と脳とフェムゾーンを鍛えまくりましょう。
by三松真由美
参考コラムも少しリンク付けます
関口由紀先生
https://www.asahi.com/articles/ASPD654Y7PCQUCFI00D.html
池下育子先生
https://oggi.jp/6511310
Tarzan 引用
https://tarzanweb.jp/post-199422
newspics 引用
https://newspicks.com/news/3105160/
◎真由美所長 インスタ
https://www.instagram.com/mayumi_mimatsu/?hl=ja
◎LINEアット
https://fufunaka.com/archives/lp/line/