「アールの人生 - 女性起業家アールの学び」
今日は「お金持ちになるために知っておいてほしいお話」をしましょう。
アールは20代で起業した女性です
。彼女は若くしてビジネスの世界に飛び込み、30代には成功を収め、地元では有名な企業家となりました。しかし、その成功までの道のりは決して簡単なものではありませんでした。
アールが会社を経営し始めて数年経った頃、税理士を何度も変更することになりました。最初に依頼した
税理士T
は、実はアールの父親の会社の顧問税理士でした。信頼できると思って任せていたものの、彼のアドバイスによって、アールの会社は本来ならば利益が出ていたはずが、逆にマイナスになってしまったのです。アールはT税理士に対して激しく怒り、「今回のミスを父に言いつけてやる」と税理士に話すと、2日後にT税理士は血を吐き、突然死してしまいました。T税理士が突然死してしまったため、アールは仕方なく、別の税理士を探しますが、良い人が見つからないため、父親の会社の次の顧問税理士Yにお願いすることにしました。
ところが、その
税理士Y
は業務怠慢で、アールが確認すると、多数の記載漏れがありました。催促して指摘するまでミスを直すこともなく、書類作成も遅く、ストレスの多い税理士だったため、数ヶ月で別の税理士Sに変更しました。ところが、その次の税理士Sもアドバイスが適当すぎて、話になりませんでした。先ほどの税理士Yはアールの父親に対してはちゃんとしているように見えましたが、税理士Yからもらった名刺には、税理士事務所であるのに7つの会社を経営していると書かれていました。そして、教えてもらった住所も父親に渡した名刺とは違う場所でした。それで、アールは税理士Yにたいしても不信感を覚え、アールに対しては態度が真面目ではない税理士Yとはおさらばしました。どうして、家族経営している税理士Yが会社を7つも経営しているのでしょうか? 税金対策ですかね?
次の
税理士S
は知り合いの人から紹介してもらった方でしたが、経費で1000万円以上する高級車に乗っていることを従業員に内緒にしているようでした。アールはそれも税理士Sが信用できない人間であると考えました。経費で高級車に乗りたいのであれば、堂々と乗るべきだとアールは考えています。内緒にしている車が経費で購入されていること自体、税理士として失格だと考え、また数ヶ月で違う税理士と契約しました。
次の税理士は
A税理士事務所
です。この会社は大安売りで、派手に広告を出していたためか、契約後も一度も会うことはなく、外回りの事務員が毎月報告に来る程度でした。そんなものかと思いながらも、書類は作成されていたため、そのまま継続していました。
数年が経った頃、アールは自分の給料を下げて設備投資に資金を回したいと考えるようになりました。しかし、税理士Aからやってくる事務員Yは「社長の給料を下げても社会保険料は大して変わらないので、給料を変更しても意味はありません」とアドバイスをしました。しかし、それは全くの出鱈目で、社会保険料は給料に連動しているため、その事務員Yの言うことを信じなければ良かったと数年後に気づくのでした。
その
事務員Y
は投資で数年間損をしていたため、投資でも会社経営でも成功しているアールが羨ましかったようです。茶髪で軽い感じの事務員で、テニスが趣味だとよく話していた人でした。アールに事務員が嘘をついていたことは、アールがA税理士事務所と契約解除する時に所長の税理士に知られ、その事務員Yは会社をクビになったようでしたが、最近はまたA税理士事務所で働くようになったようです。Yは苦労したのか、髪染めが原因かはわかりませんが、薄毛が進行したようで、それなりに罰は受けているようです。A税理士事務所の所長には、契約解除の際に初めて「大変申し訳なかった」とのメールをもらい、それが最初で最後のやり取りでした。
アールの会社は、これまでの税理士事務所が的確なアドバイスをしていれば、もっと利益を出し、さらに成功していたはずでした。アールは結局税理士事務所を合計で7回変更し、最終的に素晴らしい税理士事務所を見つけ、現在もその税理士事務所と契約を続けています。
アールが現在契約している税理士事務所は、複数の税理士が所属している税理士法人で、所長は大学時代に税理士試験に合格した優秀な先生です。やはり、優れた専門家は一般とは違うのです。アールは、多少高い顧問料だとしても、経営者としてビジネスの重要な部分を他人に任せる際には、必ず信頼できる専門家と直接コミュニケーションを取ることの重要性を強く実感しました。
彼女は7回も税理士事務所を変更しましたが、ついに
信頼できる税理士
に出会い、現在では3つの会社を経営し、安心して会計業務を任せています。この長い道のりで、アールは「苦労しなければ学びは得られない」という貴重な教訓を得ました。
アールの人生は、数々の成功と失敗から学びを得た物語です。特に、女性が経営者として成功するためには、外部のサポートを慎重に選び、常に自分自身で確認し、しっかりと判断力を持つことが重要です。彼女の経験は、同じようにビジネスの世界で頑張る多くの人にとって、大切な教訓となるでしょう。皆さんも、ぜひ頑張ってください。これからもたくさんの体験談を掲載していきますね。
「税理士だからといって真面目とは限らない」
という考えは、どの職業にも通じる重要な現実を反映しています。税理士は、企業や個人の税務に関する専門家であり、法律に基づいて正確に仕事を遂行する責任がありますが、その人の職業倫理や真面目さは、必ずしも資格や職業そのものによって保証されるわけではありません。
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