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APS-Cかフルサイズか、それが問題だ

比較対象としてよく挙げられるセンサーサイズ。私がカメラを初めて購入したのはcanonのKiss6iだったため、紛れもなくAPS-Cから参入した身分であるが、ではもし初めてカメラを買いたい友人にどのセンサーサイズのカメラを勧めるか考えてみたためまとめてみたい。

※ここでのセンサーサイズはAPS-Cとフルサイズに絞って考えてます。マイクロフォーサーズや中判は使ったことないので分かりません。すみません。

結論、APS-Cを勧める

人によってカメラに対して入れ込む熱量は違うため、これが正解だろと言いたいわけではないので悪しからず。
なので、初めてカメラを買う人のペルソナを以下のように定義して考えてみた。

①iPhoneより綺麗な写真を撮りたい
②主題を際立たせた背景ボケボケの写真を撮りたい
③なるべくハードル低く始めたい(設定や価格面) 
④旅行の時など、大きな荷物にならないように持ち運びたい
⑤レンズ交換できるカメラを買うことで玄人感を出したい

ざっと書いてみたが、大なり小なり初めてカメラを買う時のモチベーションとして多くあがりそうなのはこの辺かなと。
それぞれの項目に対して2つのセンサーサイズを比較してみたい。

①iPhoneより綺麗な写真を撮りたい


正直解像感を求めるならセンサーサイズが大きかったりエンジンが優秀だったりを求めるのがセオリーだけど、1番手軽にiPhoneの一歩先を見ることができるのはAPS-Cかなと思う。
最近のiPhoneが綺麗すぎて一概にそうも言えなくなってきているのが怖いが、一般的にはそう言って差し支えなさそう。

②主題を際立たせた背景ボケボケの写真を撮りたい


背景ボケは一眼の醍醐味でしょう。
手っ取り早く背景ボケを味わいたければ10万円以内で揃えることも出来る。
各社50mmのF1.8レンズは撒き餌レンズと呼ばれ、エントリー機と合わせて買う人が多い。私もそのセットで始めた。

③なるべくハードル低く始めたい(設定や価格面) 


一般的にAPS-Cの方が価格が安く、機能面もシンプルでコンパクトに収まっている場合が多い。いや、例外はありますがエントリー機はAPS-Cの方が多いという意味合いです。
新品でも10万以内で始められる一眼レフというのはそれだけで魅力的だろう。

④旅行の時など、大きな荷物にならないように持ち運びたい


いざカメラを買っても持ち歩いて使わないと意味が無い。
持ち歩く時には負担にならない事が優先されると思うので、センサーサイズが小さめなカメラであり、かつスマホ以上の解像感を得られるカメラに軍杯が上がるだろう。

⑤レンズ交換できるカメラを買うことで玄人感を出したい


カメラを構えて写真を撮る。それだけで「ガチ感」か醸し出されると思うのは自分だけじゃないはず。
機材にこだわりたくないけど、やっぱりカメラってそこにあるだけでかっこいいんだよなぁ。
持ち歩きたいと思えるガジェットはそれだけで価値の高い物と考える。

ここまでつらつらAPS-Cを勧めたものの、あくまで一般論という枕詞は用意しておきたい。
もし「一生続ける覚悟が俺/私にはある!」と切腹の心得を持って購入に踏みきることを考えている猛者には遠慮なく〇十万するフルサイズカメラをオススメしたい。

私はAPS-Cから入ったものの、最初からフルサイズを使っていれば写真にもっと真剣に向き合えていたかもしれないと思うし、ステップアップしていったことで都度ボディを更新した時の感動を楽しむこともできたため、どちらが正解だったかは未だに答えが出ない。。

あまり参考にはならないと思いますが、もしガチに取り組む気概の方が今カメラの購入を迷っていたら、なるべく最良の機材へベットすることをお勧めします。

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