オンライン秘書ゆみっちができあがるまで【道のり中編】～インターネットの住人となる
こんにちは、ゆみっちです！
前回は、私の自己紹介前編を書かせていただきました。読んでくださった皆さん、ありがとうございます♪
親の家業を継ぐために、自分の考えもなく進み続けた20代。そして30代に入った所で、このままでいいのかと立ち止まり、新たな道を模索し始めます。
ゆみっちセカンドシーズンです(笑)
どんな道のりだったのか、もう少しお付き合い下さいませ。
▼お金を稼ぐ方法はネットの中にあった
そうだ、副業を始めよう！で探し始めた私。
昼間は仕事があるので、家でできることじゃないとダメだから…とインターネットでポツポツ検索して出てきたのが、「ポイントサイト」でした。
掲載されている商品の購入や、資料請求、無料体験登録などを行うと、私にいくらかのポイントが入るというシステムです。
今でこそゲーム内でも見かけたり、知ってる人も多いかな。当時はまだそれほどメジャーなサービスではなかったように記憶しています。
でもこれ最初は大きくポイントをゲットできるのですが、徐々に先細りしていくんですよね。とても続けられるものではなく断念。お小遣い稼ぎにはいいかもしれません(良かったら笑)
その次に見つけたものが…当然の流れですね。分かる人にはわかると思う。
＼アフィリエイト／
▼ゆみっちアフィリエイターに！
アフィリエイトというのはどういうものかとざっくり書くと、「サイトに記事を書き、そこに広告を置くことで広告収益を得ることができるシステム」になります。
詳しく説明するなら、もっと違ったやり方や活動するプラットフォームも複数あるのですが、簡単にはこんな感じと思っていただければ。
昔から文章を書くのは好きだし、パソコン1台でできるなんて良いかも！そんな軽い気持ちで始めたアフィリエイト活動。
どうせやるならしっかり結果を出したいので、有料コンサルを受けながら取り組み始めました。
独自ドメインでサイトを立ちあげ、読者にとって有益な情報を自分の言葉で発信していく。
でもね、、記事を書き続けるのはやれば良いだけでも、いかんせん『アクセスが集まらない』…
大抵の方がここで諦めてフェードアウトしていくんですよね。
当時のアフィリエイター白書的なものでよく言われたのが、5000円以上稼げる人が全体の5％しかいないってお話。※アフィリは誰でも始められる手軽さがあるため、検証の分母が相当大きかったというのもあると思います。
今はもうちょっと上がったみたい。
調べ直したら月5000円以上稼ぐ人は45％にまでアップしてました。これもちょっとビックリ！7年で随分変わりましたね〜。
でも私の知っているアフィリエイターさんで月7桁プレイヤーなんてザラだったし、見渡してみてもしっかり結果出している人ばかりなので、きちんとやればそうなる、という事なんでしょうね。みなさんとっても優秀な方ばかりでした。
▼諦めないで続けたら、一気にジャンルトップクラスのサイトに！
パソコンでそんな事を始めた当初は母にも内緒だったので、仕事が終わり家事育児を終えた後しか作業出来ませんでした。
まだ幼なかった子どもたちが寝静まった枕元の横で、毎晩遅くまでパソコンを打つ日々。
座椅子で寝落ちなんてしょっちゅう。
それでも一緒に始めたコンサル生仲間と励まし合いながら、頑張って記事を書き続けていきます。
そうしていくと、ふとしたことで記事がバズるように。
リアルタイムアクセスが5000人とかになっては、エラーが出てサイトが開けなくなり、サーバー会社にしかられる(笑)
度々バズを繰り返すごとにサイトはどんどん強くなり、最終的には公式サイトのすぐ下(つまり検索1ページ目)にまで成長させることができました。
その頃にはサイトのファンです！という読者さんも増えてきて、毎日コメント欄には多くの書き込みが。その返信に連日真夜中まで費やし、相談にのったりと、読者さんとのコミュニケーションがサイト運営の大事な部分になっていきます。
そんな風にアフィリエイトで結果が出始めた頃。取り組み始めて1年位は経過していたでしょうか。
私はついに「会社を引き継ぐことはできない。」そう母へ告げたのです。
告げ方も自分らしく(笑)母へ向けての記事を書いて、プレゼンしました。
「アフィリエイトとは？」
「これまでの成果」
「今後の展望」
「今の思い」。。
何もないのに店を継ぎたくない、違うことがしたい、と言っても心配かけるばかりなので、多少なりともそこでやれている結果を示しながら伝えたいと思ったのです。
最初は驚いていた母も、私の真剣な思いが伝わったのか、納得して認めてくれました。
「ここまであなたの人生を巻き込んだ分なんとかしてやりたかったけど、いつまでも付き合わせることがあなたのためになるかもわからないし」
会社の経営がゆるやかに下降している状態で、母も私に事業を引き継ぐことが正解かどうか迷っていたみたい。
これは、
今の時代、小さな会社経営の事業継承において、どこにでもある話かもしれません。
親やその先代からの想いを引き継ぎ、何とかやっていこうと決意する人もいれば、ここで終わりと、現実や自身の人生を鑑みて決断する人もいる。
どちらも、これまで続いた家業への深い想いは変わらないと思います。
私は、今の店を母が閉めようと思うそのときまで、そばで支えサポートしながら、もう一つの道を突き進む決断をしました。
▼Web運営は私のライフワーク
全面的に母の理解を得て、日中もPCを使えるようになると、より精力的にサイト運営へと乗り出します。
とは言っても、今までどおり、読んでくれる人を思って、その人達が大切にしているものを私も大切にしながら、言葉を紡いだだけ。
何度も「同じ思いです。言葉にしてくれてありがとう」「救われました」「泣けた」って読者さんに言ってもらえました。
(書きそびれましたが、私が取り組んだジャンルはエンタメでファンの方への情報発信がメインです)
気づけばサイトに届いたコメントは2万件を超え、Twitterのフォロワー数も6万人に到達。
もっと楽しみを共有しようという想いのもと無料のコミュニティを運営したり、様々なイベントを立ち上げ、期間限定のグループを作って数百人規模のイベントを行ったり。
そんな面白い展開を迎えるようになっていました。
振り返れば、常に「楽しんでもらいたい」「幸せの共有をしよう」という、サービス精神でやってきただけ。
もはや収益は後回しで、自分も楽しんで周りの人も巻き込んで、「幸せなことを色々見つけてワクワクしよう！」そんなスタンスに到達しちゃった感もあります。
結果はその後についてきたもの、だったりします。
あの頃のなんにも考えてない、そして自分からは行動しなかった私が、必死で学び努力した中で、たくさんの知識と経験を得てきました。
今ならお店の事業もうまく出来るかもしれません(笑)でも、もう今の私は、PCの世界でのビジネスに心が向いているから…
あの時動いてよかったと、心から思います。
そして、私の自由にさせてくれた二代目母の想いも。
こっちの世界で頑張ろう。母のように、人を喜ばせられるビジネスを私なりに作っていこう。そう考えています。
▼興味を持ったものは何でも挑戦！失敗もすべて肥やしとなれ。
でもね。。アフィリエイトは色々あるんです。Googleさんのさじ加減ひとつで命運が別れるというかなんと言うか…
これまで運良くサイトが「飛ばされることなく」生き延びてきましたが、この先もそうとは限りません。
と、
Webサイト運営は楽しいしやりがいもあるけど、ちょっとここだけだと問題があるぞ？そう感じてきたため、もっと別の場所での安定的な収益を作る道も探り始めます。
【楽しいサイト運営】＋【別の何か】のダブルワークで収益を得たい。
そのために、何か自分に出来ることはないかと、またもやリサーチを開始するのです。
いろんなことに挑戦しました。
FXをやってみる→心的ストレスが耐えられずアウト！
仮想通貨を買ってみる→みごと養分となる(笑)
プログラミングに挑戦！→あとは息子に託して断念。(息子の夢、プログラマーです。)
どれも思い立ったら即行動で、のめり込み集中してやってみました。結果、新たな働き方に繋がることはありませんでしたが、そのどれもが良い体験と知識を残してくれたので、無駄ではなかったと思っています。
プログラミングなんて、ある程度かじったおかげで、あの訳のわからない記号の羅列に恐怖を感じなくなりました(笑)
Wordpressを使う際などどうしても触らないわけにいかないし、色々基礎知識が身について助かっています。
そんな試行錯誤の日々の中、第三の転換期が訪れます。そう、、私にも皆さんにも同様に訪れたアレ…
『コロナ時代』が到来したのです。
ここからいよいよゆみっちサードステージへ！
▼番外編：「広告を貼ること」について
アフィリエイトとは無関係の方に少しお伝えしたいことがあります。
WebサイトでもYoutubeでも、プラットフォームはどこでも同じですが、「広告を貼る」行為について、頭ごなしに批判しないでほしいです。。
悲しいかなアフィカスという言葉があるように、一般的にアフィリエイトはよく思われないという歴史をたどってきました。
そうなった原因のひとつは、誰でも簡単に始められる分、自分勝手に人に不利益を与えるような活動をする人が目についたからかもしれません。自分の作り上げたコンテンツをもたずに、何かに頼ってぶらさがって広告利益を得ようとする人を見たからかもしれません。
でも、私が知っているアフィリエイターの多くは、常に努力を重ね、より良い情報と内容を世の中に広めようと頑張る、立派なお仕事をされていました。私にはそう見えました。
同じくアフィリエイターである私もそうであろうと、常に意識し、努めています。生み出してきたコンテンツに、後ろめたいものはありません。
誰かのためになる、喜んでもらえた先に、自分の利益がある。どんなビジネスもそうあるのが一番だと思います。
これからもっとアフィリエイターの地位が上がっていくといいなと願っています。
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ここまで読んでくださりありがとうございました。
ゆみっちの物語はもう少し続きます。この先も、よかったらお付き合い下さいませ。
次で最後(たぶん笑)、後編へ続きます。