人間関係で大切なことは「人間関係って本当は素晴らしい!」と気づくこと【人間関係基礎講座1】
人間関係で大切なことは、「人間関係って本当は素晴らしい!」と気づくことです。
今回から「人間関係基礎講座」というテーマをシリーズで記事を書いてみたいと思います。
まず、初めに、このページを開いて下った読者さま、本当にありがとうございます!
この記事を開くということは、「人間関係」を大切に思う方だと思います。ですから、本当に素晴らしい!と思います。
私も、人間関係を貴重に考える方に、お話できると思うと、本当に嬉しいです!
ぜひ、最後までお付き合いして下さると嬉しいです。
それでは、始めていきましょう!
「人間関係」というと、あなたはどのようなイメージがあるでしょうか?
苦手、できれば避けたい、うっとうしい、というイメージはありませんか?
確かに人間関係で傷つくことが多いので避けたいという想いになりますが、人間関係にはある種の法則、原則があるのです。
それさえ分かってしまえば、人間関係は楽しいしモチベーションも上がるし、活き活きとした自分に成れるものなのです。
実は私は、高校時代、引きこもりで学校にも行かず1日中部屋に閉じこもっていて誰とも会話しなかった経験があるのです。危うく留年すれすれで進学も難しい状況だったのです。
そんな私がカウンセラーをするまでになった背景には人間関係のちょっとしたコツを体得したからなのです。
今回は人間関係の基礎、「コミュニケーション能力」についてお話したいと思います。一緒に考えてみましょう。
1.人間関係は心のキャッチボール
人間関係は必ず相手を必要としますよね?
これって当たり前のことですが、私たちは忘れてしまうことがあるのです。
皆さんもキャッチボールはやったことがあるのではないでしょうか?うまくキャッチボールするためには、相手の手の届く所に正確に投げる必要があるし、スピードも相手が取れるスピードで投げなくてはいけません。
また投げるタイミングもあります。相手が何か気を取られて、横を向いている時に投げればボールが頭を直撃するかも知れません。相手がどんな状態にあるのかをよく見て投げてあげなければなりません。
ボールを受け取る時はよく見て、いち早くボールが落下する地点に移動してキャッチしなければなりません。これはよそ見していてはできません。相手がいつ投げるかをよく見て瞬時に動ける体制でいることが大切です。
このように人間関係は相手と円滑にうまく調和してこそ発展させていくことができるのです。
しかし、世の中は個人主義により、人と関わる能力が低下しています。ゲームやインターネットなど自分だけの世界に閉じこもって人と関わる機会が少なくなってきています。人間関係が希薄のままで、自分しか考えられないと学校や社会でトラブルを引き起こしてしまいます。
例えば、重い荷物を片方の手で持って移動するのは大変です。体に負担がかかるので遠くまで運べませんし、限界はすぐに来てしまいます。しかし、両手で持てば数倍重い物を長く持つことができるし、体も負担が軽くなります。
また長い距離を片足だけで移動するのは、とても苦労しますよね?でも両足でタイミングを合わせて走れば早く長い距離を移動することをできるのです。
個人主義は、片足で意地を張って移動しているようなもので、周りから見れば、早く両足を使えばいいのにと見えるというのです。
2.コミュケーション能力とは?
(1)受ける能力
(2)授ける能力
となります。
(1)受ける能力
では受ける能力をみてみましょう。
となります。
聞いて理解する
見て理解する
触れて理解する
相手を真正面からしっかりと理解する、受け入れることが大切です。相手が伝えようとする内容の中には、「良いものも悪いもの」も入っているのです。自分にとっては都合のいいこともあるし、都合が悪いこともあるのです。
自分に都合のいいことは、受け入れやすいですが、都合の悪いことは受け入れたくないという心が働きやすいのです。少し例を挙げて説明しましょう
例えば、学校に自分が尊敬する素晴らしい先生がいたとしましょう。いつも自分のことを心配してくれて、辛いときには優しい言葉をかけてくれるし、困ったことがあれば時間を割いて親身に相談にのってくれる先生だとしましょう。
その先生が進学の時期になって、こう言いました。「よくここまで頑張ってきた。偉いな。ただ心配なことが一つある。それは言葉使いがちょっと汚いから、直した方がいいぞ。社会に出たら責任が伴うから頑張れよ!」
この言葉を聞いて、あ〜何てこの先生は自分のことを心配くれて励ましてくれる。本当にいい先生だ!面接もあるから先生の言う通りに、言葉使いを直そうと心に誓ったのです。
さて、家に帰ってみると、またお父さんとお母さんが口ゲンカをしていました。お互いをこれでもかというくらい汚い言葉で罵りあっているのです。
もうその場には居たくないので、自分の部屋で音楽を聞きながら、気分転換していたのです。夕食の時間になって、下の階から、お母さんが、「さっきから何回も晩ごはんだと呼んているのに何で食べにこないの!」と言うので、「うるさいな、そんなの分かってるわ!」とお母さんに言ってしまいました。
すると、お母さんが「お前はいつも口答えばかりして!その汚い言葉直しなさいよ。面接も近いのに!」と言われました。
皆さんならば、どうでしょうか。
両親は、いつも汚い言葉でお互いで罵りあっているのに、自分に対して汚い言葉を直せとは、「お前が言うな!」となるのではないでしょうか?
自分に言う前に、お母さん直せよな!と思って、自分の汚い言葉は直す努力はしません。
ここで、ちょっとおかしいことに気づかないでしょうか?
何がおかしいかというと・・・
自分の欠点「汚い言葉」ですが、
・確か、先生に指摘された時は、
先生は「自分のことを心配してくれている。何て素晴らしい先生なのか!」
と感激したのではないでしょうか?
それが、
・お母さんから指摘された時は
「お前が言うな!」です。
自分の欠点「汚い言葉」は、どちらも同じです。前者は感激するのに、後者は反発し恨みに思います。
私たちは、相手によって自分の欠点を認めるか、認めないかを判断しているのです。
しかし、人間関係の基礎が分かれば相手に左右されない自分を造ることができます。
3.真のコミュケーション能力とは?
先ほどの例のように、自分の欠点、自分に都合の悪いことは、尊敬する先生に指摘されたとしても、反発するお母さんから指摘されたとしても、同じ自分の欠点です。変わりませんよね?
ここで一つ教訓です。
ですから、私たちは事実に対して謙虚になるということです。
そうすれば、尊敬する先生に言われても、お母さんから言われても同じ欠点なので、受け入れて直せば自分は成長するのです。尊敬する先生に言われた時は直して、お母さんから言われてたら直さない。
コレって、損だと思いませんか?
尊敬する先生から指摘された時は成長して、お母さんから指摘された時は成長しない。コレって、勿体ないです。
むしろ、お母さんに言われた時こそ、成長したいと思いませんか?
(2)授ける能力
では授ける能力をみてみましょう。
伝える能力には
表現力
行動力
感化力
があります。
よく親は愛しているから、愛は子供に伝わっているはずだと思い過ごしますが、実際は伝わっていないことが多いのです。
以上をまとめますとコミュニケーション能力とは?
受ける能力
授ける能力
1番2番、これが身につくと、実は、もう一つの力が出てくるのです。
それが、3番目に、相手を伸ばす能力が芽生えくるのです。
ですから、コミュケーション能力とは?
受ける能力
授ける能力
相手を伸ばす能力
となるのです。
「名選手、名監督にあらず」
といいますが、できる人は案外できない人の気持ちが分からないのです。
なぜ、これくらいのことが出来ないのか?
おれは、この程度ことは、やってきた。
できる人は、できない人の心情が理解できません。なぜできないのか、できない人の状況をよく理解してあげる受け入れる能力が低下していると、コミュニケーションはうまくいきません。
「できる人ばかりでなく、できない人もできるようにしてあげる人」
これが真のリーダーといえるでしょう。でも、自分はリーダーとは関係ないと思う人も中にはいるかも知れません。
しかし、よく考えてみましょう。人は子供から、大人に成長して結婚して、親となります。つまり、家庭の中のリーダーがお父さんであり、お母さんなのです。
全ての人が、「主人」となるのです。では最後にまとめていきましょう。
4.まとめ
§コミュニケーション能力のポイント§
今回は人間関係のコミュケーション能力について整理してみました。
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