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ボスニアヘルツェゴビナ🇧🇦サラエボ

【旅した日*2024.8/15-8/18】

 1兌換(だかん)マルク≒0.5€≒83円
 €使えました。おつりは兌換マルクでしたが。

世界を巡る夫婦旅🌏15カ国目

昨日の夜は観光地が激混みだったので、早朝に再度アタックします。

ラテン橋

第一次世界大戦勃発の引き金となったラテン橋。

ここで、オーストリア皇太子夫婦が暗殺され、第一次世界大戦へと広がっていきました。

トルコ地区とヨーロッパ地区

トルコ地区

サラエボのメイン観光場所【バシュチャルシヤ】

オスマン帝国時代を反映したトルコ調の街並みが広がります。

カフェやレストラン、お土産屋さんなどが立ち並び、夕方にはすごい人で混み合ってきます。

ヨーロッパ地区

サラエボのメイン観光場所【Ferhadija】

ヨーロッパ調の建物が並ぶ通り。

実はここ、バシュチャルシヤ通りと同じ通りです。

下記の場所から通りの名前が変わり、雰囲気がガラッと変わります。

夕方は人混みがすごいので、朝活がオススメ。
涼しい中、綺麗な街並みを歩くのはすごく楽しい。

ただお店は流石に早すぎると空いていないので、
空いてる時間帯にも行くと比較ができて楽しい。

この通りのカフェは朝早くから開いているので、名物のコーヒーを飲みながらゆっくりするものいいと思います。

こんな容器で現地の人は飲んでいないそう。
観光客はこれで飲める

私たちはパンを買って宿に戻りました。
コーヒーを淹れて、朝ごはん食べながらボスニアの歴史について学びます。

ボスニア内戦

旧ユーゴスラビアからボスニアヘルツェゴビナが独立するときに起こった戦争。

まずは、YouTubeで勉強です。

朝ごはんを食べながら歴史を学ぶ

池上彰先生に学ぶ、ボスニア内戦。

ポテトブレクは凄いお腹にたまる

旧ユーゴスラビアから独立する際の、ボスニア内のボスニア人(+クロアチア人)とセルビア人の戦い。

特にサラエボは、1992年から1995年の4年間に渡り、街全体を包囲され外部と完全遮断をされた街。

物資の困窮や、常にスナイパーに狙われる危険があったそうです。

そんなことがあったとは全然知らなかった私たち。

宿にもサラエボ包囲の絵がかけてありました。

これは逃げられない

今日は実際に歴史博物館で当時の様子を学んできます。

街中に残る戦争跡

勉強してから街中を見てみると、壁にぽこぽこ穴が空いた建物が結構あることに気づく。

これは古いわけではなく、銃弾によって空いたもの。

色々な通りで見つけたので、どこにいても危険がつきまとっていたことがよく分かります。

道端には【サラエボローズ】と呼ばれるものが。

これはミサイル着弾跡に、アートを施したもの。

ボスニアヘルツェコビナ歴史博物館

観光地からは少し離れたところにあります。

トラムでも行けそうですが、歩いて50分程度なので歩いていきました。

入場料1人10兌換マルク(826円)
Wi-Fiあり

展示はボスニア語と英語で説明記載あり。
Wi-Fi使えるので、翻訳機能フル活用。

B1は劇の小道具や映像が流れていましたが、何の展示かよくわかりませんでした。

F1にはボスニア内戦時の生活が再現されて展示されていました。

ユーゴスラビア時とボスニアヘルツェゴビナ時のパスポート

F2にはボスニア内戦時の様子が展示されています。
写真があったり、実際に被弾した絵が飾られていたり、物資がない中で作ったストーブなどが展示されています。

本当にこれが1992年に起きていたとは信じられない光景が広がります。

常に狙われるので、撃たれないように
旧ユーゴスラビアの国旗
手作りのストーブ

最終的にボスニア内戦はアメリカの介入を経て、
ボスニアヘルツェゴビナという1つの国を、ボスニア人が住むボスニアヘルツェゴビナ連邦とセルビア人が住むスルプスカ共和国に分けることで終戦したようです。

ちなみに、この2つの人種を分けるのは宗教だけだそうで。
ボスニア人はイスラム教。

モスク

セルビア人はセルビア正教。

ちなみにクロアチア人はカトリック。

サラエボには3種類の宗教が混在しています。

宗教の違いだけで、ここまでの争いに発達してしまうから怖すぎる。

永遠の炎

死者を弔う24時間消えない炎。

噂によると、雨風で消えることがあるとかないとか。

【Ferhadija】通り入り口にあります。

Pijaca Markale food market

ここは内戦時に水の供給を行っていた場所。安全地帯に設定されていたようです。

そこにミサイルが着弾。

水の配給を待っていた沢山の人が犠牲になったそう。

現在はマーケットになっていますが、壁にはその時犠牲になった方の名前が残されています。

サラエボグルメ

広いキッチンがあったので基本は自炊。

お昼はパンを購入して、人間観察しながらベンチで食べたり、スーパーの惣菜を買ったり。

なので3泊4日もいて外食は1回のみ。

【Sedef】煮込み料理

唯一外食したレストラン!

路地裏のようなところにひっそりとあってお洒落な雰囲気。

一つのお皿に煮込み料理が色々詰め込まれたの欲張りプレートを注文。

色々な煮込みを一度に味わえて幸せ〜

《注文》
・煮込みが全て一つのプレートに乗ったもの
・ビール500ml

 合計2090円

【Crvena jabuka gastro market Marindvor】惣菜

ここはスーパーで、2階にお惣菜コーナーがあります。

自分で好きなのを詰め込んでお弁当スタイルで買うタイプ。

メイン、サラダ、フルーツ、デザートなどで値段が異なる

買ったら3階の飲食コーナーで食べられます。

コンセント、Wi-Fi、トイレ(無料)もあるので、ゆっくり過ごせます。

ジュースだけでも滞在可能。

中と外に広々空間あり、ゆっくり過ごせます

ただ、場所が市街地から遠いので、バスターミナルや、歴史博物館を訪れた際はお勧めです。

【Pekara Markale】パン屋

24時間やっているのがお勧めポイントです。

値段は安いとのことですが、よく分かりませんでした。

パイ生地の中に、チーズやお肉(チキンorビーフ)やポテトなどが入った【ブレク】というパンがこの国の名物のようなので、2日に分けて4種類食べました。

私的にはポテトは重すぎてアウト。

チキンが美味しかったですね。

ブタは宗教上取り扱っていません。


次回、次の街【ヤイツェ】へ移動します。

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