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パラグアイ🇵🇾イグアス居住区

【旅した日*2024.12/29ー2025.1/6】

 100グアラニ≒2円

世界を巡る夫婦旅🌏37カ国目

年末年始は日本食で!という希望。
このためだけに、南米をパラグアイからスタートさせました。

多くの旅人を虜にするペンション園田。
結果、ここで沈没する人が多いのに納得。

アスンシオン からペンション園田へバスで行く

Terminal de Omnibus - Asuncion

アスンシオン のバスターミナルからペンション園田のあるイグアス居住区まで行けるので、まずはバスターミナルへ。
バスターミナルへはBoltを利用して移動。

《交通アプリ》

イグアス居住区は【CIUDAD DEL ESTE】行きに乗って、途中で降りる必要があります。
多くのバス会社から【CIUDAD DEL ESTE】行きを取り扱ってる会社を見つけてチケットを購入。
私たちはCRUCERO DEL ESTEという会社で購入。
本数は結構ありそうです。

1人110000グアラニ(2191円)
クレジットカード使用可能
【CIUDAD DEL ESTE】行き取り扱いあり
時刻表もくれた

ここで、ずっと食べたかったソパ・パラグアージャを発見。
スープを意味するソパですが、完全にパンの見た目。
昔、スープを作ろうとした料理人がとうもろこしの粉を入れすぎて、固まってしまったことが原因で生まれた料理。
コーンスープの味で私的に美味しい。

ソパ・パラグアージャ 10000グアラニ(200円)
クレジットカード使用可能

定刻より遅れて、バスが到着したので乗り込みます。

乗る際にチケットを確認する人(乗務員)がいるので、この人に下記を伝えておく必要があります。
(スクリーンショットして、画面を見せただけ)

【41kmのイグアス地区で降りたいのですが、可能ですか?】
【Quiero bajar en el distrito de Yguazu, Km41, Puede?】

伝えておくと、降りる直前に声を掛けてくれます。
先人のブログを確認すると、Googleマップ等で残り30分くらいまで近づいたら、再度乗務員に、
【私はイグアス地区の41キロ地点で降ります。そこに着いたら教えてください。】
【Yo bajare en el distrito Yguazu,
Km41, Avíseme cuando llegue ahí, Por favor.】
というと良いと書いてありました。
※一応、声かけましたが把握してくれてました。

ペンション園田の場所

私たちは2階建てのバスで、1階の運転席のドアをノックして、乗務員とコンタクトを取りました。

バス内では、乗務員が水のサービスをしてくれたり(コップに注ぐタイプ)、売り子が乗ってきてパンの販売をしたりしていました。 

席は指定席

5時間半ほど走って、ペンション園田前に到着です。
先人のブログでよく見た、ガソリンスタンドPUMAが目の前に。

ペンション園田は道路を渡って5分くらいの所。
遂に到着です。

ペンション園田

お母さんがお出迎えしてくれました。
今回は、年末年始にご馳走が出るので、有名な【ウェルカムおにぎり】はなしとの事。
期待してただけにちょっとだけ残念。

案内された部屋(離れ)はとても良く、1週間ダラダラ過ごせそうです。
しかも、日本の番組はNHKなら視聴可能とのこと。
え、これ紅白歌合戦見れるやつ。
日本の反対側にいて、紅白みれるとか凄すぎる。

1泊14ドル(約2173円)
キッチン付き
NHKが視聴可能

流石にこの宿は、宿泊客が日本人ばかり。
2年以上なんやかんやいらっしゃる上級者まで。色々話を聞くのが楽しそう。
年始は土日も考慮して、日本人が経営する食堂は1/6からスタート、また農協が年末は閉まってしまうとのことで、急いで買い込みに行くことに。

予約はメールで依頼も可能ですが、問い合わせにある電話番号(whatapp)で連絡を取った方が迅速でした。

《海外行くなら必須のアプリ》

イグアス農協

はぁ、納豆ある〜。私の活力の元の梅干しまで。

梅の形は全然違うけど、味は梅干し

とりあえず、納豆と梅干しと梅ふりかけをどんどんカゴに入れていく。
醤油も安いので問答無用でカゴへ。
うどんやそばは高くて手が出せず。年越し蕎麦(うどん)食べたかったなあ。
お米のお供を購入したので、もちろんお米は購入。(日本米はペンション園田で購入可能)

アスンシオン で食べたキャッサバが美味しかったので、キャッサバも購入。
長期滞在者オススメの牛肉も購入して、これで何とか乗り切れそう。

海外では、生卵を食べなかったけど、ここにきてTKG(卵かけご飯)が食べられるとのことでいただく。
納豆もかけて、ゆかりもかけて、いや〜日本。

ちなみに、卵は無料で宿からもらえます。

夜は【居酒屋AMIGOS】へ。
提灯がいい感じ。メニューも日本だし、味もしっかり日本の味。
美味しすぎて泣きたくなっちゃう。

支払いはキャッシュのみ

この店長ご家族は、ずっと海外に住みたくて1年ほど前にパラグアイへ移住のために引っ越してきたんだとか。
パラグアイは日本組合があるし、移住しやすい国の上位らしい。
知らなかった〜。
確かに、イグアス居住区は日本人ばかりだし移住しやすいかもしれない。
話も進み、味も美味しいから注文が止まらない。

パラグアイビール
唐揚げ
餃子
だし巻き玉子
春巻き
サービスのアイスとフルーツ
ラーメン

最後には、フルーツも持たせてくれて宿まで送ってくれた。
やっぱり日本食は美味しいなあ。

手土産フルーツ

イグアス居住区には、何軒かラーメン屋さんがあるらしい。
園田さんオススメのお店は夜からだったので、違うお店へ。
【El Buen Gusto Panaderia & Cafeteria】

昨日食べて、すでに恋しい餃子とラーメン(中)を注文。スープ、美味です!

ラーメン中35000グアラニ(689円)
クレジットカード使用可能

夜は自炊して、遂に明日は大晦日。

大晦日

カレンダーみたら31日がなかったけど、単純に業者のミス?ちゃんとパラグアイにも31日はあったあった。

31日ないけども、、、

今日は朝から餅つき。
久しぶりに見た臼と杵。
宿泊者みんなで、交代交代についていく。
私もへっぴり越しで参加。 

つき終わったら、餡子を詰めて丸めていく。
ツルツル綺麗だけど、裏側は残念なことになっているお団子がどんどん完成。

褒めてもらったお団子

2回目はきな粉と、砂糖醤油、さらにお雑煮用へ。
出来上がったのをそのまま口へポイっ
こんなに美味しいのか!って感動。
2個続けて食べたけど、もっと食べておけばよかった。
餡子はお母さんの手作りらしい。だからより美味しかったのね。

夜は40人くらいの日本人+外国人で忘年会。
手料理が所狭しと並びます。
参加費は、1泊のみで10万グアラニ(2000円)、2泊は5万グアラニ(1000円)、3泊以上は無料という心意気。
私達は1週間いるので無料。

アサード(BBQ)
移住者MASAファミリーによるザンギ

園田さんの乾杯の掛け声で、忘年会スタートです。

旅人が多いので、久しぶりの豪華な日本食に皆箸が止まりません。
世界一周している人、パラグアイ移住のためここにいる人、JICAで南米で働いている人など色々な人がいて話題も尽きず。
自分の知らない世界がまだまだ無限に広がっていることを実感しました。

23時から除夜の鐘を鳴らしに、【拓恩寺】へ移動します。
ここの住職はブラジル人ですが、日本に修行にも来ていたので日本語話せます。

108回の除夜の鐘。
数を携帯に入力して把握するのは今風でしょうか。コーラを置いているのは流石に日本ではなさそう。

コーラと携帯置いて鐘を鳴らす住職

煩悩まみれにて、2回も除夜の鐘を鳴らしておきました。
年越しそばも販売していたので、食べます。
天ぷらがいい感じです。

そして遂にハッピーニューイヤー!
2025年がスタートしました!
そういえば、夫と2人で新年を迎えるのは出会ってから初めてのこと。
まさか日本の反対側で初めて迎えるとは。
とってもいい思い出になりました。

日本から持ってきたという、おみくじもあったので勿論引いておく。
毎年大吉だったのに、ここにきて小吉。。。
夫が大吉。2人合わせればちょうどいいって言われたけど、そういうもん?

花火も上がって、新年の幕開けを楽しみました。

2025年スタート

『あけましておめでとうございます』
日本の反対側にいても、この言葉から今年もスタートしました。
残念ながら、初日の出は寝てて見逃しました。

朝食は、昨日ついたお餅入りのお雑煮から。

旅仲間とお話ししてたら、すぐにお昼。
お昼は大好きな冷やし中華。
タレはゴマだれ。
1人1杯かと思ってたら、上級者がおかわりしてた。
私もすればよかった。

このまま、だらだら過ごしていたら夜はカレーを作ってくれるという。
お言葉に甘えていただきます。

旅仲間は、日本のカレー久々で感動してたけど、私らは実はちょいちょい食べてる。
それでもやっぱり美味しい。

元旦は、食べて、喋って、食べてで終了。
日本にいるのと大差なし。

イグアス居住区は、周りになんもないので、ダラダラするのにもってこい。

元旦以降も、食べて、喋って、ダラダラして、夕方になったら散歩しての繰り返し。

赤土のイグアス居住区
パターゴルフ

街中には、マンゴーの木が沢山あって実がボトボト落ちています。
落ちた実が腐って、ハエとかが来ちゃうからなるべく拾ったほうがいいらしく、物色。

マンゴー、毎日3個くらい食べることになりました。幸せなんだが。

マンゴーは拾うもの
虫除けに焼かれたマンゴー

移住史料館

園田さんがオーナーを務める移住史料館。
2時間越えの説明が有名。
やっぱり、私たちの時も2時間越えの説明をしていただきました。

園田さんが11歳くらいの時に家族で移住。
時代は第二次世界大戦後。
人は多いが、働く場所はなかった日本。
ブラジルとアルゼンチンと戦争して負け、多くの働き手を失ったパラグアイ。

両国の必要としているものが合致して、日本からパラグアイへ農業をするための移住が推し進められた。

日本からパラグアイまで、船と電車を乗り継いで行く。
飛行機でさえ遠いのに、どれだけの日数がかかったのか。
聞くだけで気が遠くなる〜。

その後、日本は高度経済成長が起きたため人手が必要になり、移住はストップ。
当初の目標人数の半分もいかなかったらしい。

移住した日本の方々、やはり日本人には大豆!とのことで大豆を育てていく。
立派な大豆畑にも案内してくれました。
今やこの大豆がパラグアイの農業を支えているらしいから凄いです。
農協に売っていた味噌や納豆、醤油も勿論ここから。

見渡す限りの大豆畑

ありがたいお話も聞けて、美味しいご飯も食べれて、ここから抜け出せなくなる気持ちがわかりすぎる。
オーナーも泊まってる旅人も、街の人たちも良すぎる。

飛行機とってなかったら、きっと1週間は軽く延泊しちゃってたでしょう。

さぁ。重い重ーい腰を上げて、移動するとしますか。

次回、次の国"アルゼンチン"へ移動します。

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