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エジプト🇪🇬ルクソール

【旅した日*2024.12/5ー12/10】

 1ポンド≒3円

世界を巡る夫婦旅🌏34カ国目

ここは、王家の谷とルクソール神殿、カルナック神殿と見所が1番多い場所。
5泊6日とって、しっかり準備して挑む。

ご飯が美味しくて、エジプトで1番好きな場所になった。

遺跡巡りはYouTubeを見ながらのセルフツアー。
参考動画:エジプト考古学者 河江先生

アブ・シンベルからルクソールへ

アブ・シンベルからは直接ルクソールに行くバスはないので、一旦アスワンを経由して向かうことに。
アスワン行きのバスは6時と13時に大型バスがあるらしい。
ただ13時は毎日ではないようだ。
ルクソールまで行きたいので、6時のバスを選択。

Public Bus Station

ホテルの目と鼻の先にあるバス停。
最早バス停というか、路上。
ホテルのオーナーに6時のバスに乗りたいことを伝えると、チケット買うところまでやってくれた。
この日の朝ごはんは5時に用意してくれたし、本当に優しい。

チケットはバス停横のmirkato caffeで購入。

このカフェの中に担当者が時間前に来る
アスワンまで1人150ポンド(450円) 現金のみ

バスは指定席だが、アラビア文字は読めない。
算用数字で書き直してくれるからありがたい。

まずまずの車内。

定刻をちょっと過ぎて出発。
2時間後に一旦トイレ休憩。

出発して4時間半の10時半にアスワンへ到着。

Aswan bus station

ここでルクソール行きのバスを探す。
ミニバンが大量に止まっているので、きっとこの中のどれかなんだろう。
ルクソール行きを探していると、ここだ!と皆教えてくれるので助かる。

しかし、肝心の運転手が私たちの乗車を拒否する事態に。
それもそのはず。ルクソール・アスワン間に限っては、外国人はミニバン使用を認められていないらしい。
列車や大型バスの利用を国が推進したい為。
推進されている交通機関は外国人料金が適用されてバカ高い。

どうしようかな〜って思ってたら、別の運転手が乗せてくれるとのこと。
ただし、1人500ポンド(1500円)。普通は200ポンド(600円)のところ2.5倍の値段だけど、列車とかに比べれば格安なのでお願いする。

私たちの他に4名のエジプト人を乗せて、ルクソールへ。

途中、4回検問があり『スリープ』と言われる。
外から見えないように、なるべく体を隠した状態にする。
止まることはないけど、低速になるため心臓はドキドキ。

約3時間の乗車で無事、ルクソールへ到着したけど絶対にお勧めしないし、2度とやらない。

ルクソール

Luxor cars stand Hurghada Aswan Edfu Esna Qena

降ろされた場所はナイル川の東岸。私たちの宿は西岸にあるので、ナイル川を渡る必要あり。
公共の船があり、そこまで30分くらいにて歩いて向かう。

Public Ferry to West Bank

公共の船が出ている場所。ここに来る前にボートの勧誘がすごいけど、全てシカト。
1時間とかの船旅を提案されるけど、私達はただ反対岸に渡りたいだけなのだ。

ナイル川の東岸には、ルクソール神殿とカルナック神殿がある。

公共の船は1回20ポンド(60円)で良心的。
何分おきに出発しているかは不明だけど、24時間営業らしい。
凄すぎやん。

1回20ポンド(60円)キャッシュのみ

船の中はお菓子のゴミとかで、お世辞にも綺麗とは言えないけど、2階席でナイル川を見ながら優雅に渡る。風が気持ちいい。

結構この船を利用したけど、毎回待ち時間ほぼなく出発しているので、頻回にあるんだと思う。

反対岸の場所はここ。
ナイル川の西岸には、王家の谷がある。
受けた印象としては、宿泊するなら西岸の方がオススメ。ご飯屋さんも多いし綺麗。船着き場あたりは、かなりキャッチがうるさいけど。
東岸は全体的にうるさいし、道に座っている人が多い。

Luxor Nile Ferry - West Bank

Day1
カルナック神殿+ルクソール神殿

まずは、ナイル川の東岸にある神殿2つに行くことに。
ルクソール神殿は20時まで、カルナック神殿は17時までの営業。ルクソール神殿のライトアップを見たいので、カルナック→ルクソールの順で。

10時に船に乗り神殿へ向かう。
気温が高くて、すでにあっつい!

公共の船(1回20ポンド/60円)キャッシュのみ

今回も河江先生のYouTubeで事前調べしたけど、情報量が多すぎて無理だと判断。
ダウンロードして、流しながら神殿を回ることに。

宿のオーナー、ハッピーも一緒に学習

カルナック神殿

入場料は600ポンド(1800円)クレジットカードのみ

荷物検査をして、早速中へ入っていく。
トイレは有料で使用可能。
チケット売り場には、全体の模型図と、儀式の際に使われた船(神輿)が展示されている。
模型図からも、この神殿が巨大であることがわかる。
※世界最大級の神殿らしい。2000年間、聖地だった場所。

模型図
模型図
ホルス神の神輿
アメン・ラーの神輿
アメン・ラーの聖獣がヒツジのため

◻️塔門

塔門前にはスフィンクス参道があるが、このスフィンクスの顔が何故かヒツジ。
カイロのスフィンクスしか知らなかったから、ヒツジ顔がいるなんて驚き。
これはエジプトの最高神、アメン・ラーの聖獣がヒツジであるかららしい。

顔はヒツジ

右に立っているオベリスクはセティ2世のもの。
本当は左右にあるけど、左のは無くなってしまった。

塔門を内部から見ると、未完成であることが分かる。
日干しレンガの傾斜路が残っており、これにより、塔門をいかにして作ったのかが分かるんだとか。

◻️第一の中庭

巨大な像はラメセス2世

中庭には、神輿を置く場所があったりする。
神輿は全部で3つで、アメン・ラー、ムト、コンス。
中庭入って右手にある【ラメセス3世による神殿】にも、3つの神輿を安置する祠がある。
1箇所だけではなく、何箇所か祠があるようです。

奥に、祠を確認

心臓部へ通じる門は、昔は青銅の扉があったらしい。今は扉も何にもついていないけど。
そして扉の色は青ではなく、ピカピカの金色。
もう、映画の世界じゃん。

昔はここに金色の扉がついていた

◻️大列柱室

これを見るためだけに来てもいいほど、圧巻の大列柱室。
柱は開いたパピルス(花)と閉じたパピルス(花)の2種類で構成されていて、光が入るところの柱は開いていて、光が当たらないところの柱は閉じているらしい。
現在は屋根がないけど、本来は屋根があった。

格子窓から光が入る設計
右:開いたパピルス(開花式パピルス柱)
左:閉じたパピルス(閉花式パピルス柱)

修復がかなり進んでいて、色が鮮やかである。
修復過程で、色を足すことは一切せず、ただ汚れを落としただけ!!
つまりこの色は3000年以上前のもの!
柱全てに、色鮮やかな絵が描かれているわけだから、当時はどれだけ美しかったのだろうか。
うーん、、、、壮大だ。

◻️世界最古の和平条約

大列柱室を右に抜けると、この和平条約を確認できる。
ラメセス2世がヒッタイトと戦ったカディシュの戦いの後に結んだもの。
これは複製であり、本物は鉄の板に書かれているらしい。

◻️オベリスク

右:ハトシェプスト女王のオベリスク
左:トトメス1世のオベリスク

入り口のオベリスクとは比較できないほど大きいオベリスクが2本。
1番大きいのは右側のオベリスクで、ハトシェプスト女王のもの。
左側はトトメス1世のオベリスク。
どちらも1基ずつしか残っていない(本来は2基)
※オベリスクとは記念碑の一種

300トン越えのオベリスクをどうやって建てたのかも、よく見ると分かるようで。
建てる際の溝を台座に確認しておきました。

凹み(溝)を利用して建てたことが分かる

ハトシェプスト女王は、存在を消された王として有名らしく、オベリスクの名前も削られてしまっている。
※当時のエジプトでは男性が王になるのが当たり前の所、女性がなってしまったから。
その後の王により名前を消されてしまった。

ハトシェプスト女王の消された跡は、壁画でも確認することができる。
至聖所の左側にある場所。
完全に人は削られてしまっているが、神の名前部分(アメン)は削ることができなかった。
言葉に力が宿ると信じられていたため。
※当時のファラオは神の名前を、自分の名前に組み込んでいた。

存在を消されたはずのハトシェプスト女王が、今の時代にも知られているわけだから、結局消すことはできなかったってこと?

削られたハトシェプスト女王

◻️至聖所

2000年に渡り、聖なる場所だった所。
2000年!!!ひょっ
神輿を置く台座があり、壁には儀式の様子が描かれていたよう。
風化しちゃってうすーーくしか見えない。

うすーーくしか見えない儀式の様子

天井には、星が描かれている

◻️カルナック神殿発祥の地

今は台座くらいしか残っていないけど、ここが発祥の地。約4000年前。
ここから円状に広がっていった。

◻️トトメス3世の祝祭殿

大列柱室ほどではないけど、色が綺麗に残っている。
ここには後に、キリスト教の神聖な場所として使われたことがわかる絵が描かれている。

書いちゃったんだね

◻️植物園

さらに奥へ行くと、植物園というか植物図鑑が現れる。
鳥や植物などを記録した跡。石に彫って記録とは。

◻️ヒエログリフ数字

ガイドさんの話を盗み聞き。
蕨のような形が100であることが判明する。
意味はロープらしい、、、、難しい。

最大級の神殿にて、見終わることは不可能。
どこまでも続いているため、河江先生のガイド終了とともに私たちも終了へ。
河江先生が説明してない所は、ちんぷんかんぷん。

なぜ赤いのか、あなたは一体誰なのか。
分かりません。

10時半に入って、13時半に終了。
3時間も掛かってしまった。ツアーとかだと1時間くらいの配分らしいけど、無理じゃない?

スフィンクス参道

カルナック神殿からルクソール神殿まで、約3kmの道をスフィンクス参道が結んでいる。
ここを歩きたかったけど、行き方が分からず。
途中からは入れないみたい。

お昼時にて適当にご飯を食べて、歩いてルクソール神殿へ向かう。
ルクソール神殿への道が案外長くて疲れた。

途中で、どうしても馬に乗って欲しいとせがまれたので10ポンド(30円)で乗車。
たった10ポンドでいいの?!!??
いや、逆にありがとうございます。

ルクソール神殿

入場料は500ポンド(1500円)
キャッシュは使えず、クレジットカードのみ。

荷物検査をして、中へ。
現在の時刻、16時。

ルクソール神殿は、エジプト最大の祭【オペト祭】で主に使用された神殿。
カルナック神殿からスフィンクス参道を通って、神が乗った神輿がルクソール神殿まで往来する祭。

スフィンクス参道に神輿がおいてある
スフィンクス参道からのルクソール神殿

◻️塔門

うわ〜こちらも圧巻ですやん。
第一塔門を作ったのは、建築王ラメセス2世。
つまり、ここの像は全てラメセス2世。
やっぱり自分大好きはここにもでてた!
オベリスクは1基しかなく、右のオベリスクはパリのコンコルド広場にあるらしい。
昔のエジプトは遺物をプレゼントするのがよくあったみたい。

昔の王は、代々の王の力は自分に宿る(ロイヤル・カァ)と信じていて、昔の王の物は俺のもの!という、ジャイアン的思考が働いていたらしい。そのため、過去の王が作った建造物や像などを自分の名前に書き換えていく。

ラメセス2世はそれが嫌だった。
なので、オベリスクの下とか書き換えられない場所にも自分の名前を記していく。
もちろん自分はどんどん名前の書き換えを行ったわけだけど。

◻️中庭

奥に見える3つの部屋(祠)に、3つの神(アメン・ラー、ムト、コンス)の神輿がそれぞれ置かれた。

また、この中庭には一般の人も入ることが出来たことが、柱のヒエログリフから読み取れるらしい。
ヒエログリフ、絵だね。

鳥=一般の人々、籠=全ての、星=崇拝
カルトゥーシュ内=ラメセス2世
➡︎ラメセス2世を崇拝する全ての人々

中庭にもラメセス2世が4体見えるが、横から見るとちっちゃいネフェルタリ(妻)も見ることができる。

正面はラメセス2世しか見えない
横から見ると、ちっちゃなネフェルタリが見える

◻️イスラム教のモスク

モスクの入り口はだいぶ上

中庭内にある現役のモスク。時間になるとアザーンが聞こえてくる、なんとも不思議な体験。
キリスト教の後にイスラム教が入ってきて、建てられたんだとか。
当時は砂があったのか、入り口がだいぶ上の方にあることが分かる。
宗教違えど、聖域は一緒らしい。

◻️王族の入り口

入り口の像はもちろんラメセス2世

中庭から右に出てみると、王族が使っていた入り口が見られる。
ここはナイル川がほんと近くまで来ていた場所らしい。
ラメセス2世の時代は、ナイル川から船を使って、カルナック神殿から神輿を運んでいたようだ。

少し入った所の壁画には、王族や貢物の牛などの入場のシーンも描かれている。
ラメセス2世は90歳まで生きており(この時代の寿命は40歳くらい)、次に王位を継げたのは第13子(メルエンプタハ)だった。すんごい長命。

ラメセス2世の子供達
貢物の牛
ルクソール神殿の塔門を描いたもの

◻️ロイヤル・カァのラメセス2世像

何体いるのよ?ってくらい、ラメセス2世祭。
右側のラメセス2世の像の後ろを見てみると、学問の神トト神が彫られている。
【ラメセス2世の統治よ、永遠なれ】的な意味の測りと、永遠を示すヒエログリフが記載されているらしい。

トト神が測りをもっている。

このラメセス2世像の台座には、右にアフリカ人、左にアジア人が描かれているようだが、アジア人ってこんな顔の形かな?

右の台座アフリカ人
左の台座アジア人

やっと神殿の中へ入っていく。
外側はラメセス2世が作っているためラメセス2世祭だった。
内側はツタンカーメンのお祖父さん、アメンへテプ3世が作ったもの。
この2人の間に100年の歴史がある。

河江先生のYouTubeを見ながらなので、見どころ多すぎて全然進まない。

◻️内部

開花式パピルス柱がドーンと並ぶ。
入り口にはカップル像があり、ツタンカーメンではないかと言われているそう。
もれなく、ラメセス2世のサイン入り。

◻️太陽の広場

さらに奥に進んで行くと、フレスコ画も確認できる。他民族が入ってきた証拠。

◻️至聖所
特に台座とかは置いていない空間。
ただ、左のレリーフはアメンへテプ3世が作ったもの。
右のレリーフはアレキサンダー大王が作ったもので、左右で1000年の差があるらしい。

内部はお祭りの様子を記載したのが多数。
色も若干残っていている。

削られたことでアフロみたく見える
浮き彫り
お金持ちは、おデブちゃんだった

17時くらいに日が落ちて徐々にライトアップが始まった。

約2時間でセルフツアー終了。
今日は勉強祭りで疲れた。気になってた食べ物は、まさかの黒糖だったので齧りながらホテルへ帰る。
頭使ったから、糖分必要だ〜。

黒糖だった

Day2
王家の谷

レンタサイクル
New bike rental . mamnun for the nile

貸切状態の遺跡

王家の谷は、離れているので歩いていくのは不可能。
多くの人がタクシーやプライベートツアーなどで行くらしい。
ツアーは時間制限があって苦手。
自転車レンタル出来るので自転車で行くことにした。

1日レンタル200ポンド(600円)キャッシュのみ

圧倒的に数は少ないけど、レンタサイクルしている人もちょこちょこ見かけた。
王家の谷まで道もほぼ1本なので迷うこともなし。
道中、無料の遺跡巡りもできるのでおすすめ。
防犯対策のみ気をつけるべし。

メムノンの巨像

いきなりドーンと現れた像。巨像というだけあって、確かに巨大。

道中の道は整備されているので、漕ぐのも楽ちん。ただ、【王家の谷入り口】の看板からは緩やかな坂道になっていて、太ももに地味にくる。
暑さも厳しい。

1時間自転車漕いで、やっと到着。
盗まれないように鍵をしっかりかけて中へ。

王家の谷

クレジットカードのみ
開いているお墓が張り出されている

入場料750ポンド(2250円)3つのお墓に入れる。
→3つのお墓を窓口で選択する必要はない。
直接お墓に行ってチェックしてもらうだけ。
→開いていないお墓もあるらしい。窓口に張り出されているので要確認。

保存状態のいいお墓は追加料金が必要。
→窓口で希望のお墓を伝える。

ツタンカーメンのお墓は興味があったけど、700ポンド(2100円)するのでパス。

セティス1世のお墓は衝撃の2000ポンド(6000円)。

オススメのラメセス5.6世のお墓に追加料金を払って入ることにした。

《私たちが選んだお墓》
・ラメセス4世
・ラメセス9世
・メルエンプタハ(ラメセス13世)
・ラメセス5.6世 追加料金

ここで王家の谷の模型図を確認。
合計64個のお墓がここにはあるらしい。

年代でお墓の形状も異なり、古い時代はお墓がここにあるのがバレないような場所(行きにくい場所)につくり、王の墓はここに作られることが周知になった後の時代は、外からでも見えるところに作ってある。
(墓守りを雇うことで可能になった)
お墓の深さなども異なる。

どんだけ深く作ったのか
真横に掘られているお墓もある

外に出るとキャリーが並んでいる。
なるほど、入り口に行くにはキャリーを使うのか。
別途キャリー代を支払い乗車。
あっという間に着きすぎてびっくり。帰りは徒歩にした。

1回20ポンド(60円)キャッシュのみ

入り口で、お墓の位置情報を手に入れる。

1番遠いラメセス5.6世の墓から行くことに。
これが失敗。
【追加料金払っている=保存状態のいいお墓】
1番良いやつを最初に見てしまったわけだ。
後のが薄れちゃうよ。

これが王家の谷

◻️ラメセス5・6世のお墓(追加料金)

入って、ふーん。と思ってしまった。
追加料金220ポンド(660円)だとこんなものなのかと。
お墓の入り口に必ず書かれている、神への挨拶は風化でうっすら色がわかる程度。

神によろしく!と挨拶するシーン

なーんて思いはすぐに破られます。
ちょっと行った先の壁のヒエログリフ。全てに色がついている!!
こんな細かいことってあるの?

右側の壁には【洞窟の書】が描かれており、地獄の様子を表している。
太陽神と敵対する人々の様子を描いたのが洞窟の書なのだ。

真ん中左の半円:体を焼く様子
真ん中右の半円:頭と心臓を焼く様子

左側の壁には【門の書】が描かれており、太陽神が生まれ変わるまでの流れ(冥界での旅)を表している。

天井には太陽を飲み込んだ神が、また太陽を生み出すまでが描かれている。

奥に進むにつれて、風化は抑えられ、色彩がはっきり残っている。
河江先生ツアーをしているけど、古代エジプト人の考えが難しくてなかなか入ってこない。

玄室には、棺が3個置いてある。
3人分ではなく、マトリョーシカみたく段々に入っていた。

ここの天井に描かれている【昼の書・夜の書】が有名らしい。
うーん。確かに3000年以上前とは思えないほど鮮やかに残っている。

ゆっくり見ていたら、誰もいなくなっていた。
素敵なヒエログリフ独占。

圧巻
今の門番は緩い

◻️ラメセス9世のお墓

書いてある内容は、ほとんど一緒らしい。
ここは玄室に行くことはできないが、そこまでのヒエログリフは圧巻。

玄室にはいけない

◻️メルエンプタハ(ラメセス13世)のお墓

入り口のフンコロガシと羊の神が1番しっかり残っていたお墓。
他のお墓も入り口に描かれているが、風化でしっかり見えない。

入り口は、他のお墓よりしっかり色が残っていた印象だけど、内部は風化しちゃってそこまで色は残っていない。
ここではしっかり色の塗り方を観察。圧巻ではある!

綺麗に塗られているのがわかる

玄室にも若干残っている。風化で表面が剥がれちゃっているけど、逆にそれが凄さを伝えてる気がする。

◻️ラメセス4世のお墓(オススメ)

入り口では、風化により色はほとんど分からないが!
奥に進むと凄かった!天井は風化しているものの、壁の絵は鮮やかに残っている。
内容はほぼ同じ。

風化してもなお圧巻なんだから、作った当初の凄さは想像できない。
残念ながら、玄室には行けない。

◻️ツタンカーメンのお墓

追加料金払って見学可能。
黄金のマスクなどはないが、本物のツタンカーメンのミイラが安置されている。

◻️セティ1世の墓

追加料金払って見学可能。
追加料金が6000円もしたので行かなかった。

◻️隠されたお墓
トトメス王の時代、盗賊などから墓を守るために、隠せる場所にお墓を作るのが一般的だった。
どうやって登ったんだろうってとこにあるお墓。
一般公開はされていない。

お墓に行くのに登る
お墓はくだったとこに

◻️でてきたお墓
ある意味入り口は隠されている。トトメス時代よりはアクセスが容易。

◻️オープンのお墓
この頃には、王家の谷に王が眠ることが周知の事実のため入り口を隠すことをやめる。

あまりの暑さにジュースを売店で買おうとしたら、200ポンド(600円)なんて馬鹿げたことを言ってきたから水で我慢。

帰りはキャリーに乗らず、歩いてチケット売り場まで。徒歩5分の距離だった。

さあ、レンタサイクル屋まで帰ろうか。
帰りは緩やかな下り道なので楽ちーーーーん!
風が気持ちいい。

今回、王妃の谷には行かなかった。
王妃の谷には、1番入場料が高いと言われる【ネフェルタリのお墓】があるらしい。
保存状態が非常によく、色鮮やかな色彩が確認できるとか。
ただ1日の入場可能人数が制限されていたり、時間も10分と制約が多いので、よく調べてから行くことをお勧めします。

ルクソールグルメ

色々行ったエジプトの中で、1番料理が美味しかった街。
モロッコの料理【タジン】がたくさんあったけど、ここのは煮込みだから似て非なるもの。
ただめちゃくちゃ美味しいので、毎日食べました。

基本現金のみ。
お釣りがないレストランもあるので、細かく持っておくのが吉。

El Hussein Restaurant

レンタサイクルのお店の横のレストラン。
鉄板で焼いているのが美味しそうで、聞いたら【シャワルマ】だった。知ってるシャワルマではないな。
けど、すごく青椒肉絲に似てて美味!!
美味しかったので、後日また食べました。

真ん中はサービス
完全に青椒肉絲

RUSTIC HOUSE RESTAURANT(3日連続訪問)

船着場から少し離れたところにあるためか、とりあえず安い。そして美味しい。
エジプトの料理は200ポンド(600円)くらいのメニューはメイン以外にも沢山くるのが普通。
けど、そんなに食べたくないしな。って時にもピッタリ!
ここは単品オーダーのみ。

野菜タジン50ポンド(150円)
お米30ポンド(90円)
チキンカレーはイメージと違う
120ポンド(360円)
2日連続来たらフルーツのサービスついた
野菜タジン50ポンド(150円)
鶏肉タジン100ポンド(300円)
ノンアルコールビール35ポンド(105円)
蜂蜜レモンみたいな味

Nile Rose Cafe & Restaurant

ナイル川沿いは、観光客用にレストランが沢山並んでいる。
ここもそのうちの一つ。
ナイル川を見ながらの食事は結構よかった。

Baba Ghanoush Salad 70ポンド(210円)
パンはついてくる
Chicken Curry Tagine230ポンド(690円)

Baladi Garden Restaurant

ホテルオーナーオススメレストラン。
野菜自家栽培しているようで、とにかく野菜が美味しい。
ここも1人前の量が多くてびっくり。
知らずに2人前頼んじゃって、お腹破裂する。

野菜タジン250ポンド(750円)
グリルチキン250ポンド(750円)
セット2人前

The Old Egyptian Village restaurant

アブ・シンベルで一緒になった日本人オススメのレストラン。
パンを作ることができる。生地を延ばして、窯に入れて。手本見せてって言ったら拒否された。
なぜよ。
ここは1人前が驚くほど多い。味も美味しい。

生地を伸ばして
窯で焼く
オクラタジン 335ポンド(1036円)

宿泊
【Peace & Freedom Guesthouse & Restaurant】

祖父がジャマイカ出身にて

船着場から徒歩30分で着くから結構遠い。
道のりは危なくないし、夜も出歩けるからそこまで問題にならず。

コーヒーや紅茶も何回も淹れてくれるし、ホスピタリティ良し。

◻️5泊6日:10000円 朝食付き
     共有バスルーム、トイレ
◻️Good:水回り◯Wi-Fi◯快適さ◯
     共有だがテラスあり   
     オーナーの人柄◎
◻️Weak:船着場まで徒歩30分

朝食
バナナ
馬ツアー
エジプトっぽくない景色

ホテル周りはのどかな雰囲気でよかった。
船着場付近は、クルーズのキャッチが凄すぎて毎回疲れる。


次回、次の国"ボツワナ"へ移動します。

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