「どっちも好きなの。」という瞬間の、ざわめく胸のうちについて(7)~まちは人。
このとき「普段使い」ということばが ふっ、と浮かんできて
たしか画家でマンガ家のツキムラさんが言っていたはず。
なんだっけ。
と、すこしおぼろげな記憶のなかで
”「函館は美しい風景を普段使いしている街」と言った方がいましたね。”
そう書きました。
とびきりきれいな景色が、毎日の生活にあること。
後日、やはり気になってツキムラさんに
「こんにちは!たしか以前函館のことを きれいな景色を”普段使い”している、と表現されていましたよね??わたし、ツキムラさんのこと思いながらツイートしたんです」とお伝えしました。
そうですよ、とお答えくださって。
気になったので、キーワード検索しました。
ツキムラさんも実は横浜からの移住者なのですけど、ご自身の絵画・マンガ作品制作のみならず
道南(最初は七飯町、現在は函館市内)で
美大受験対応の絵画教室を開いていらっしゃいます。
もちろん、年齢を問わず「絵がすき」という方々が教室に通われているようですが
地方にいても「美大に進学したい」子どもたちの夢を実現できる選択肢
大きな意義のあることだと思うのです。
そういうカタチで、まちに貢献されながら
惜しみなく それこそ函館のまちへの賞賛を「普段使い」される方。
ずっと作品と紹介されている記事などで拝見していましたが
今年、ようやくお目にかかる機会がありました。
こちらのツイートは今回のハッシュタグとは関係ありませんが、
函館蔦屋書店が発行しているフリーマガジンpeeps hakodate
函館の函館による函館のための冊子、というかんじで
まちへの愛にあふれたかっこいい雑誌です。
まちをこよなく愛するひとたちのことばや存在そのものが
無意識のうちにも、
わたしの心の深いところで光っていたのだなぁと思いました。
写真撮影地:函館市
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