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代表的な空調方式
特定建築物(※1)は法で定められた適切な空調設備を設ける必要があります。
空調方式は大きく分類すると「中央熱源方式」と「個別熱源方式」があります。
※1特殊建築物とは百貨店、集会場、店舗、事務所のような用途に供される
部分の延べ床面積が3,000㎡以上の建築物。参照
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(1)中央熱源方式
中央熱源方式とは、熱源機器(ボイラや冷凍機)を機械室や屋上に設置して熱媒(冷水・温水・蒸気)空調を行う方式のことです。
エネルギー源の区別により電気主体型方式と燃料(ガス・油)主体型方式に分類されます。さらに建物の熱特性によりコージェネレーションシステムや蓄熱システムなどの省エネルギーシステムを組み合わせることが可能です。
(個人的に最近よく見かけるのが日本キヤリアや三菱電機が発売している空冷式モジュラーかなと思います。)
(2)個別熱源方式
個別熱源方式とは各階又は各ゾーンに熱源機を分散設置する方式です。
冷媒を使用したヒートポンプパッケージが用いられます。
一般的には熱源機と室内ユニットがセットとなり、空調システムも一体となったシステムです。制御性が良く中小規模だけでなく大規模物件でも使用する例があります。
今回はここまで!誰かのお役に立てればと思います。