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小学生読み聞かせ2024、12

少し曇り空の今日は今年最後の読み聞かせで、低学年の下の子のクラスで
読み聞かせをしてきました。


クリスマス前でサンタの帽子を被って、教室に入ると
うわ〜と盛り上がってくれました。


1冊目はうさぎとかめのお話し。
「いそがなくても いいんじゃない?」
作:イーティン・リー 訳:橋本あゆみ

うさぎとかめが競争をするのではなく、一緒に山を登るお話しです

のんびりやのかめは「いつか」と言いますが、うさぎは「明日」とせっかちな性格は変わりないですが出かける当日、かめは何度も「ちょっとまって」といいうさぎを待たせます。

しばらく待ったうさぎもついに我慢できなくなり叫びます。

やっと出かけることができたのですが、そこには困難が待っていました。
その困難をかめが準備してきたもので乗り越え、無事に山頂に到着することができました。

かめ派とうさぎ派のどちらかを聞くと「かめ!」「私はうさぎ」
「先生はうさぎ」「かめの時とうさぎの時がある!」と返ってきました。
私はうさぎ派です。子どもたちには朝はうさぎになってほしいと思う母は私だけでしょうか。

2冊目はクリスマスをテーマに選んだ
「きょうりゅうたちのクリスマス」
文:ジェイン・ヨーレン 絵:マーク・ティーグ 訳:なかがわ ちひろ

本を出すと「病院で見たことがある」「幼稚園にあったけど読めなかった」など声が聞こえてきました。
読み進めていると恐竜が怖いと女の子の声が聞こえました。
確かにページいっぱいに描かれた恐竜は迫力があります。

恐竜だから悪ことするんでしょと思いがちですが、実はいい子にお手伝いやごあいさつをしてサンタさんを待ちます。

感想でも「初めは悪いことをしてると思ったけど、恐竜がいい事をしていてよかったです」と答えてくれました。
1年間読み聞かせしてきましたが、下の子は感想を言ったことがなかったので先生が下の子にふってくださり、答えるかと思いきや何も答えず2冊のうちどっちが面白かったか聞き、絵本を見せてやっと選んでくれました。

下の子はうさぎとかめの絵本が面白かったそうです。
なぜそう思ったのかは帰宅してから聞いてみようと思います。

最後に年末の挨拶をして終わりました。

みなさまも良い年末をお過ごしください。


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