人生はひまつぶしの時間。
【自己紹介です】
シングルイヤー 9つまでは周囲の感情とか思考に敏感すぎて絶えずお腹を壊し、正露丸が手放せないという全くもって女の子らしくない不憫な子供だった
10代はとにかく家を出たくて勉強をし
20代前半は医学部に行って、遊んで恋愛して、勉強して、進路考えて、
20代前半~後半は医者になって競争が始まって(っていうか他人との比較が自分の内側で強くなった)なんかもう色々すごいがんばった。恋愛は途中からどうでもよくなった(でも付き合ってくれる人がいたのは良かったかも)
30代に入って、人生って何だろうって真剣に考えることが多くなって
10代の頃からの夢だった独立開業はやっぱりやろうと決心して、開業した。
35歳の時、開業前から約3年間は最高に働いた。24時間アドレナリンが出ているみたいに。脳も体もハイパーアクティビティ(ワーカホリック)
38歳のときに体を壊して、ハイパーアクティビティの時代はあっけなく終焉を迎えた。
独立してからは誰からも指図されることもなく、自分の判断と責任のもとで動けば、自由なんだって体感して(それでも医師会の役員とかしてたので、その時はいろいろ指図をされて面倒だなって思いながらも、体裁整えていろんな会議に出たり発表したりしていた)
独立するときに、私にとってはたくさんの借金をしたんだけど
なぜか「大丈夫」っていう気持ち(自信ではなくて、大丈夫っていう「気持ち」)があった。
うまくいかなかったら、また病院に勤務すればいいやって出口も考えてたから。でもその一方で「もうあそこ(勤務医時代)には戻らない」って決めていたことも事実。
人間は両極のことを同時に持ち合わせることができる複雑で非合理的な生き物だなーなんて、自分のことを思っていた。
開業して、そこそこに生活できるようになって
やりたいこととか、実は全部やってしまった、ということに気づいた
親孝行もして(継続中だけど、私がしたかったことは済んじゃった)
私自身が「持ってみたいなー」と思っていたものも偶然向こうからやってきて、持てるようになった。持ってみたら意外にもつまらなかった(笑)←「別荘」や「高級車」とかじゃないです
いろいろ終わったので、興味あることを手当たり次第にやってきた
糖質制限をはじめとした食事や栄養学(医者なのでとっつきやすい領域)とかraw food,spritual practice,subtle world などなど。瞑想も。
で、今 何を思っているかって言うと
私は暇でいたんだなってこと
好きなことだけをしていたいみたい
誰かの指図はもう受けたりできない。だからチームで働くとかムリな感じがしてる。(家族はまた別の話ですが)そういう性格なんだってやっと気づいて。
気づいて良かったと思う。
人生はひまつぶしって思えるくらいのところまで私もやっと来たのね とちょっと感慨深い 誕生日1ヶ月前の今日でした。
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