夏の君たちへ
夏になると必ず聴くアルバムがある。NCT DREAMの「We Young」というアルバムだ。私が彼らを知って、最初に迎えたカムバだったと思う。
私は正直、本当にこのアルバムはよくできていると思う。アルバムの曲全てにハズレがない、というかアルバム全体が一つの物語のように感じる。このアルバムの中に夏の暑さや眩しさ、海や空の青、そして夏の終わりのぬるい温度まで、全てが詰まっている。
1.We Young
まずはタイトル曲であるWe Youngだ。ピーターパンをモチーフとしたMVで、セーラー服がよく似合う。そして全員のビジュが本当に最高だと思う。
サビで一番好きなパートだ。その通り。心配しなくてもいいんだ。僕たちは若いんだから、なんでもできるんだよ。フレッシュでポップな曲調と、少年たちの少しいじらしい感じと、爽やかな自信もまた愛らしい。
大人になっても覚えているだろうか 今のこのときめきを
この歌詞もとても好きだ。いつまでも覚えていたいけど、本当に覚えていられるのだろうか?大丈夫。心配いらないよ。忘れないに決まってるさ。
2.La La Love
少年が恋をする曲である。誰にも言わずに抜け出そうよ。こんな台詞があるが、2人が抜け出すのは青い空と心地よい風の下だ。ただただ君に会いたくて待ちきれない。早く会いたいよ。僕がほしいのはただ君だけなんだ。純粋な恋がかわいくて大好きだ。スローな曲調が聴いていて気持ちいい。この曲を聴くとすぐに夏の空が目に浮かび上がる。
3.Walk You Home(같은 시간 같은 자리)
これはなんといっても私は最後のヘチャンパートが大好きだ。
大丈夫、もう少ししたら週末だから。また会えるよ。迎えに行くね。2時にあそこでまた会おう。も〜〜〜〜このパートが本当に好きでたまらない。
最後の話を先にしてしまったが、これは愛しい人を家に送るまで、別れを惜しむ曲だ。君の家がもう少しあのバス停から遠ければいいのに。ここから見えるベンチ一つ一つに座っていきたい気分だ。君を家に送るまでの、その一歩一歩が惜しい。お分かりかと思うが、歌詞がすごくかわいい。それでも家まで送り届けたら、もう着いたね、それじゃあまた。早く家に入りなよ。僕は君を見届けてから帰るからって、少しかっこつけちゃう感じがまた可愛くて。心の中ではあんなに離れたくないと思ってるのに。で、君が扉を閉めたら、その瞬間に会いくなるよって。本当にかわいい。これは夕方のオレンジの中で聴きたい曲。
4.My Page
これは少し自分について考える曲。だと思う。愛とは何か。幸せってなんだろう。自分ってなんだろう。イントロから爽やかな雰囲気であるが、雲が目立つ。少年は迷っているのだろうか?答えは見つけられるのか?だがいつかは空が晴れるように、雲は晴れ、答えもいつかは見つかるのだ。たとえ見つからなくても、道が見えれば進めるだろう。歩いている途中に何か見つかるかもしれない。
この曲は歌詞が大好きで選べないのだが、サビはやはり重要だろう。
自分の物語は自分にしか書けない。他の人がどう言おうと、自分にしか自分は見つけられないのだ。
この歌詞も大切にしたい。終わりが来ても悲しんだりしないで。次につながるから。少し肯定的になれる気がする。
これはマークのパートの一部だが、内なる自信と力強さが感じられてとても好きだ。自分の名前は自分で決める。叫んで伝えるよ。声に想いを込める。すごくかっこいい歌詞だと思う。
6.Trigger The Fever
この曲はパフォーマンスを生で見てもらいたい。彼らの生力が詰まった曲だ。この曲を聴くたびにステージを思い出し、目頭が熱くなる。私はこの曲にとても思い入れが深い。なのでまた別途書こうかな、と思う。
とにかく、このアルバムは全てが最高なので、ぜひ聴いてもらいたい。夏にぴったりのアルバムである。とりあえずこんな感じで끝!
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